嬉しくも楽しくもなし誕生日

9/30（木）曇り時々晴れ
8：00起床。休暇取得。散歩、朝食、掃除、洗濯。TVは新総裁のニュースばかり。午後も散歩でスタート。13：30リフォーム会社の営業が約束の時間通りに現る。妙齢の女性である。陋屋の四周を検分して、当方の希望がヒアリングされる。見積り提出は１週間から10日ほどだとか。急ぐこともなく、まずは資金の算段もせねばならない。夕方、遅い昼食と早めの夕食を兼ねてスーパーの特売品（寿司）を調達してモソモソと孤食。夜、パソコンを開いてネットで祝いのコメントを多数頂く。過半が何年も会っていない旧友・知人である。スマホのラインには眷属一党からのコメント。漸く本日が我がバースデーであることに気が付いた。殊勝な心境で無病息災な1年に感謝する。居間の傍らには我が仔（♂10歳）が欠伸をしている。

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版

9/29（水）晴れ時々曇り
7：30起床。我が仔と散歩を済ませて、午前中は近所のファミレスにパソコンを持ち込んで朝食＆お仕事。同様の輩多く、奥では１０人ほどで会議を行っている集団もあり。昼過ぎに帰宅。散歩と遅い昼食後は床掃除。夕方、我が仔と３度目の散歩。半袖Tシャツでちょうどよい気候。ニュースでは自民党の総裁選の結果が報じられていた。まぁ想定の通り。いまより悪くなることもなかろう。それにしても何故リベラルは負け続けるのだろう。やはり政権交代は必要ではないか。夜は隣町のシネコンで四半世紀前に制作されたアニメ作品をIMAXにて鑑賞。場内観客３０名弱。公開時の興奮はいまでも鮮明に覚えている。今更感想はない。多くのクリエーターに与えた影響は計り知れず、アニメ史上画期的な傑作だと思ふ。デジタル技術の進歩を大画面・高音質で感じた９０分であった。

トランス・ワールド

9/28（火）晴れ時々曇り
7：30起床。9：00まで真面目にお仕事。散歩・朝食後に庭木の剪定。切り落とした大量の枝葉を掃き集め、ついでに雑草も刈って堆積させる。次いで玄関廻りのポーチをデッキブラシで磨いて外構も清掃。2時間弱の作業で汗びっしょり。シャワーを浴びて洗濯。昼食に特製塩ラーメン。労働の後には濃い目の塩気がガツンとくる。夕刻、駅前のカフェで一服。我が仔と散歩を済ませて夜はアマゾンプライムにて洋画を視聴。2011年製作の米国インディーズもの。本邦は未公開か。主要キャストはブレイク前のキャサリン・ウォーターストーン、C・イーストウッドの息子スコット・イーストウッド、そしてサラ・パクストンの3名。低予算、舞台は森の中の小屋と地下防空壕のみ。90分の尺だが、時空を超えたミステリー仕立てのシナリオ（アイデア）が良く、これは拾い物の1本。原題は≪ENTER NOWHERE≫。こちらの方がストーリーを簡潔に表していると思ふ。

アボカド バナナ チョコ ムース

9/27（月）曇り時々晴れ
4連休明けのとは云え、ずっと在宅なので実感なく、休日よりも寝坊して8：00起床。10：00までに我が仔と散歩して軽い朝食。冷蔵庫の整理をしていると、完熟バナナと同じく熟れて変色したアボカド、中途半端に残った絹ごし豆腐が出てきた。他にレモンとオレンジの切れ端。それらをミキサーに放り込んで、ココアパウダー、ハチミツ、豆乳を加えて攪拌。濃厚なムースが出来上がった。プリンの空き容器に移して冷蔵庫で１時間。素晴らしく低カロリーなデザートの完成。南青山のこじゃれたビストロで、ミントとナッツと搾りヨーグルトかバニラアイスを添えて食後に出せば1,200円は取れるだろう。今週いっぱい貴婦人気分でランチが楽しめそうだ。たとえメインがインスタントラーメンであっても・・・。夕刻、散歩がてら川沿いのカフェで一服。夜はアマゾンプライムにて来年放送予定の連続ドラマを先行視聴。これは良く出来たお話で感想は後日。

総理の夫

9/26（日）曇り
曇天続き朝夕は肌寒き。6：30起床。我が仔と散歩、ファミレスで朝食。シネコンで8：20上映開始の邦画を鑑賞。公開４日目であるが早朝と云うこともあり２割程度の入り。東映・日活製作、全国３００を超える上映館で、まぁメジャー作品である。原田マハの同名小説が原作だが未読。これはあまりにリアリティなく、ここまで理想と絵空事を見せつけられると、へそ曲がりの我は欠伸しか出ない。キャストやロケーションには相応の金がかかっているのは明らかで、大手制作会社は、もう少し野心的な企画に資金をつけてあげるべきではないか。久しぶりに途中空白（寝落ち）あり。帰宅して我が仔と２度の散歩。合間はひたすら読書。飽きるとリフォームのお勉強。

マイ・ダディ

9/25（土）曇り
6：45起床。我が仔と散歩、ファミレスで朝食。シネコンで8：45上映開始の邦画を鑑賞。公開３日目。時間帯からか観客３割と出足は鈍い。ムロツヨシ初主演作。予告編でアウトラインは解る。父娘愛・難病・宗教の三題噺で泣かせる作品。テーマは普遍にして新味はないが、語り口に工夫あり、脇役陣も好演。ムロは器用な役者なのでシリアスな芝居をさせてもソツがない。感心したのはブレイク中の奈緒と東宝の秘蔵っ子らしい新人・中田乃愛。幾つか説得力のないシークエンスはあれど全体としての仕上がりは悪くない。監督（シナリオも）は、まだ３０代の金井純一。１３年公開の長編デビュー作≪ゆるせない、逢いたい≫は、新宿・武蔵野館でレイト上映を観て大いに感心した記憶あり。長い雌伏期間はあったようだが、誠実な作風には敬意を表したい。昼前に帰宅して我が仔と２度目の散歩。午後はジムでエクセサイズとサウナ。体重0.5㌔減。夜はYouTubeで７０年代ポップスを聴いたり読書をしたり。

MINAMATAーミナマター

9/24（金）晴れ時々曇り
祝日と土日に挟まれた平日は≪オセロ休暇≫と称して可能な限り有休消化をしようと思っている。寝坊して8：00起床。朝食、散歩後に我が仔とシャワーを浴びる。午前中は洗濯、午後は床掃除。夕刻、隣町のシネコンで米国インディー作品を鑑賞。場内中高年層中心に３割未満と不入りの部類だろう。ジョニー・デップ製作・主演で話題になっているが、今年はユージン・スミスが来日して水俣入りしてから半世紀の節目である。スターを主役に据えての実録モノであるから制約や脚色は致し方ないが、意外だったのはスミスを沖縄戦でのトラウマを背負い、酒に溺れて懊悩・葛藤する描写に長い尺を割いていたこと。事実、戦地や水俣での暴行の後遺症で死期が早まり還暦前に亡くなっている。企業利益が優先され放置された公害（汚染・汚濁・風評／人心被害）には枚挙にいとまなく、いまだに世界各地で後遺症に悩む人々とその親族がいる。我々の関心や意識を啓蒙する意味でもこの手の社会派ドラマは作られ続けるべきであろう。19：00帰宅。我が仔と夜の散歩。昼間の夏日が嘘のように涼しくなった。

空白

9/23（木）晴れ時々曇り
6：30起床。我が仔と散歩、ファミレスで朝食＆新聞精読。8：25本日初日の邦画を鑑賞。コロナシフトで座席半分だがほぼ満席。結論から先に記すが、これは大傑作。年度ベストの1本。吉田恵輔監督作としては春先の≪BLUE/ブルー≫に続いての連続ホームラン。万引きして逃げる途中に交通事故で亡くなった娘の父親（漁師・古田新太）が、事故のきっかけを作ったスーパーの店長（松坂桃李）を追い詰める。テーマは【罪と罰】であり【謝罪と許し】または【正義と偽善】。立場が違えばひとは悪人にも善人にもなる。本来我々は本当に理解し合えることなど何一つないのかもしれない。精緻なシナリオと見事なスタッフワーク。そして絶妙にして最適なキャスティングと、芸達者な演者たちによる密度の高い熱演。主演男優ふたりは無論のこと、女優陣（寺島しのぶ、田畑智子、片岡礼子）の好演を特筆しておきたい。理不尽とも狂気とも云える設定と展開。されどそれは実にリアルで我と我が隣人を描いているかのようだ。安易なラスト（解決）などせずとも希望の端緒に触れたような心地よさが鑑賞後には得られた。帰宅して晴天の公園を我が仔と散歩。夜はリフォーム（と施工業者）のお勉強。

アナザーラウンド

9/22（水）晴れ時々曇り
5：45起床。出勤日。我が仔と散歩をして慌ただしく地下鉄駅まで。7：30奉公先到着。午前中に封緘・郵送作業を全て終えて、午後は在庫調査など雑用を行う。昼に西新橋の立ち食いソバ屋でモリとカツ丼セット。15：50定刻退社。有楽町まで徒歩移動してヒューマントラストにてデンマーク映画を鑑賞。場内サービスデーにも拘わらず３割程度の入り。丁抹 映画の公開本数は少ないが、最近では≪THE GUILTY ギルティ≫が面白かった記憶あり。本作は21年度のアカデミー国際長編映画賞受賞作。監督賞にもノミネート。高校の中年教師４人が一杯ひっかけて授業をすれば、あら不思議、滑舌良く、リラックスして肝の入った指導ができるようになって・・・と、いうストーリーは表向きコメディタッチなのだが、その実、複雑な人間関係とその葛藤を深く掘り下げてシリアスな一面も見え隠れする。最大のクライマックスはやはり、ラストのマッツ・ミケルセンの祝祭の舞踏だろう。齢５５、敵役が多い性格俳優だが、元体操選手でダンサー出身なのですな。ちなみにかの国では飲酒は１６歳からだそうな。高校生など立派なオトナとして遇されている模様。成熟した北欧の福祉国家でも生きていれば悩みは尽きない。19：00終映。帰宅して我が仔と雲に見え隠れする一日遅れの中秋の名月を眺めながら公園を散歩。

EXIT

9/21（火）晴れ
連休明けも快晴の一日。7：３0起床。9：00までに業務終了。散歩、朝食、掃除、雑用。自宅の通信回線について調べているうちにソフトバンクのおうち割の対象になっていることが判明。代理店に連絡するとS/Bに直接架電しろとのたまう。コールセンターに連絡すると事務的な女子オペレーターがサクッと処理して来月からスマホ代1,100円引きだそうな。良く調べなかった当方も悪いが早く云わんかい、と誰にでもなく毒つく。事業者と代理店との摩訶不思議な関係を垣間見る。昼食にスペシャルサンド。我が仔と散歩して掃除の続きをする。夜はアマゾンプライムにてコリアン映画を視聴。ハリウッドも顔負けのパニック・アクション。メインストーリー（毒ガスから逃れるカップル）が、実にシンプル。そこに色恋とコメディをまぶして、更には主人公のダメ男が成長してゆく様を織り込んで手練・周到なシナリオでありました。手に汗握ることもなく（？）安心して観ていられた。こうした王道娯楽作をサラリと作って大ヒットするくらい、かの国の映画業界は成熟しているということなのだろう。少女時代のメンバーであったユナ嬢は三十路とは思えない清冽さ。コリアン・アイドル恐るべし。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン

9/20（月）晴れ
敬老の日。３連休最終日。7：00起床。我が仔と散歩してファミレスで朝食。10：00ソフトバンク・ショップで残務処理。帰宅後は留守番。アマゾンプライムにて昨年劇場で見逃していた洋画を鑑賞。実際のダウン症の少年を主人公にした映画といえば、まず≪チョコレートドーナツ≫が思い浮かぶ。ゲイカップルとの疑似家族のお話だったが、本作も社会から疎外された漁師が絡む。ハートウォーミングものを絵にかいたような造りで出来過ぎ感はある。シャイア・ラブーフやブルース・ダーンの熱演がそのあたりの臭みを中和させていた。注目したのは久々に見たダコタ・ジョンソン。ナチュラルな良い女優になりました。祖母がティッピ・ヘドレンで両親がドン・ジョンソン＝メラニー・グリフィスという血統は伊達ではない。散りばめられた刺さる科白と出会う人々との温かい交流。ロードムービーではお約束の夕日などの絶景。心の洗われるような佳作だと思ふ。

iPhone SE（第2世代）

9/19（日）晴れ
7：00起床。台風一過の爽やかな秋晴れ。我が仔と散歩してファミレスで朝食。10：00ジムで2週間ぶりのエクセサイズ。体重1キロ増。12：15昨日予約した駅前のソフトバンク・ショップにてスマホの更新。振り返ると16年9月遅いスマホデビュー（iPhone６）、18年12月ソフトバンクからヤフーモバイルへと格安スマホに乗り換え（ハード更新、但し機種は変わらず）と、３年以内に契約を更新しているが、それは本体のバッテリーがヘタってきているからで、機能上は何ら不自由はない。ラインとメール、簡単な検索と映画評と映画館のアプリが使えれば日常問題なし。毎月の支払は4千円弱。動画も観ずゲームのやらない。使っている容量は毎月1ギガ前後。今回も凛とした若い女店員に提案されたのはSEの第2世代。外見は変わらぬがバージョンは１１へとジャンプアップ、したらしいがその違いは全く解らず。自宅へ帰ってYouTubeを見ながらクイックスタートでデータの移管は無事終了。ヤレヤレである。

レミニセンス

9/18（土）雨時々曇り
7：00起床。接近している台風の影響だろう、未明から強弱のハッキリした降雨続いていた模様。愛車に乗って近所のファミレスで朝食。隣接しているシネコンで8：40上映開始の洋画を鑑賞。観客５人と超閑散。予備知識は予告編以外全くなし。主演ヒュー・ジャックマン、共演に贔屓のレベッカ・ファーガソン、脇にタンディ・ニュートンなどキャスティングは渋くて豪華。監督のリサ・ジョイは初耳。調べてみると凄いキャリアと血縁に恵まれた才媛でありますな。筋立ては類似の多い近未来・ディストピアの変種。表層的には≪水没都市≫の世界観と≪記憶潜入捜査≫というキャラ設定が展開する複雑なSFサスペンスなのだが、主人公を惑わすファム・ファタールものと観る方が居心地が良かろう。インテリの監督が妊娠中に執筆したというシナリオは少々哲学的で難解である。B級的なテイストも感じたものの、キャラクター造形は良く出来ており、哀愁あふるるジャックマンとファーガソンの純愛ものと思えば料金分は充分楽しめた。午後には雨も小休止の時間帯あり、我が仔と２回の散歩。夜はネットで海外ドラマを観たり読書をしたり。朝夕涼しくなったのには助かる。

マスカレード・ナイト

9/17（金）曇り
7：30起床。8：00我が仔と散歩。9：00部内ミーティングにネットで参加。昼までに業務終了。午後は散歩と炊事と雑用など。夕方、近所のシネコンで本日公開の邦画を鑑賞。17：20上映回は場内婦女子ばかり20名内外と閑散。東野圭吾の原作小説は未読。19年1月公開の前作も初日の新宿TOHOで鑑賞。あのときは満席でありました。これは前作の方が良く出来ていたように思ふ。原作の忠実度合は解らぬが、ミスリードがやや強引で、犯人の動機も弱く、クライマックへの詰めも甘い。意外性のある犯人がこの手の大作ミステリーの常道ではあるが、キャスティング（役者の格）でおおよそ推察できてしまう。制作陣もそのあたりは懸念していたのだろう、オープニングでのタンゴ・シーンでキムタク・ファンへのサービスもぬかりない。まぁ好きな役者を大画面で観に行く、メジャーが作った普通の娯楽作。20：00帰宅。我が仔と3度目の散歩。明日は台風接近で荒れる天候となるそうな。

獣医・歯科医

9/16（木）晴れ時々曇り
夜中に冷えて押し入れから羽毛布団を引っ張り出す。7：30起床。空の広さを感じる快晴。9：00我が仔と散歩がてらかかりつけの動物病院へ。またぞろ体の発疹が出始めたので相談受診。ハリセンボンの春菜そっくりの中年女医の見立てはアレルギー性皮膚炎。内服薬として≪アポキル≫錠、薬用シャンプー≪マラセブ≫を処方してもらう。耳掃除・肛門搾り・爪切り併せてお会計7,920円也。高けぇ薬と洗髪剤だなぁ～と思いはしたが口にはせず。ワンコ・ニャンコの保険もあると聞く。飼い主の懐具合などあずかり知らぬ尾を振る我が仔と逍遥して帰宅。先週外れた奥歯の詰め物を直してもらうべく歯科医へ予約、しようと思ったところが固定電話の不具合発生。受話器を上げても発信音がない。試しにスマホから架電すると着信はする。しかし通話は出来ない状態。つまり電話機個体の故障だろう。表示液晶も薄くなっており、まぁ替え時か。ネットで検索すると同じメーカー（パナソニック）の後継機種が6千円しない価格。ワンクリックで即買い。明日には届くだろう。歯科医の予約は正午。ものの10分で治療終了。ついでに欠けた部分も補強してもらいお会計1,610円なり。3割負担とはいえやはり人間様の健康保険はありがたい。帰宅して残飯をアレンジして遅い昼食。夕方、カフェで一服。夜はひたすら読書。