MONDAYS／このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない

10/31(月)晴れ
神無月晦日。7：30起床。9：00まで真面目に月末仕事。散歩、朝食、ネット会議で午前終了。昼に簡便なサンドウィッチ。午後も真面目に仕事。提出物を添付してメールをビュンビュン飛ばす。または成果物をフォルダーに収納。夕刻、カフェで一服。夜は池袋へ出張りシネマ・ロサでインディー系邦画を鑑賞。場内２０名内外とあいも変わらず閑散。但し作品はまことに面白かった。監督は2021年度マイベストの一作『14歳の栞』を撮った竹林亮。低予算、ノースター、テーマは使い古されたタイムリープもの。シナリオ（アイデア）の肝は、小さな制作会社内での理不尽な超常現象をどうやって上司に説明するかにある。原因や展開に多少の無理はあるが、テンポと勢いで８２分とコンパクトにまとめてアッパレの出来栄え。仲間とは、仕事とは、と云うストレートに表現するとクサいテーマを程好い熱量で描いて好感持てる。ヒロイン・円井わんと上司役のマキタスポーツの熱演は特筆しておきたい。イイものを見せて頂きました。

秘密の花園

10/30(日)晴れ
秋晴れの好天続く。8：00起床。我が仔と散歩、ファミレスで朝食。更に公園を単独散策して銀杏並木で銀杏を拾う。午後は雑用や掃除。夕刻、池袋まで出張り帯同者とカフェで合流。鬼子母神境内で興行されている贔屓劇団（唐組）の定期公演を観劇。１００年以上も前に書かれたバーネットの小説とは関連なし。１９８２年、下北沢に誕生した本多劇場のこけら落とし公演に書かれた唐十郎の芝居である。緑魔子、柄本明が主演した初演は観ている。２０１８年には寺島しのぶと柄本佑で再演されているが、そちらは未見。４０年振りの再観劇に感慨ひとしお。混沌として豊饒たる科白の応酬。いびつで濃厚な人間関係。ビニ本、ちゃぶ台、歌謡曲など昭和な小道具と背景。ケレンたっぷりの劇的な仕掛けに驚かされる。嗚呼、アングラ。一過性の流行りと云う者もいたが、テーマは詩的で普遍性を備えている。大満足でカーテンコールに拍手を送った。帯同者と南池袋の居酒屋で懇親して23：00帰宅。我が仔と深夜の散歩に出て入浴。25：00就寝。

天間荘の三姉妹

10/29(土)晴れ
6：30起床。我が仔と散歩。ファミレスで朝食、シネコンで映画鑑賞と云う土日のルーティン踏襲。8：25開始の邦画には観客１０名と超閑散。原作コミックスあるようだが未読。そもそもは≪スカイハイ≫のスピンオフ作品らしい。映画もあったようだがそちらも未読・未見。予告編以上の予備知識はなかったが、豪華俳優陣に不満はない。ロケーション良く、スタッフワークも丁寧。ひっかかったのは饒舌すぎるシナリオと間延びした演出。音楽も耳障りな部分あり。上映時間１５０分は長い。監督・北村龍平とは相性が悪く、諸作を良いと思ったことが一度もない。少々ゲンナリして小屋をあとにする。帰宅して我が仔と２度目の散歩。15：30歯科で虫歯の治療。次いでジムで遠泳とサウナ。目標体重まであと650ｇ。血圧上100下80。夜は自室でひたすら読書。名古屋の叔父が逝去。親族のラインにスマホが頻繁にふるえる。

仮面ライダーＢＬＡＣＫ ＳＵＮ

10/28(金)晴れ
7：30起床。以降、昨日と全く同じタイムスケジュールで散歩、食事、仕事をこなす。昼食に古米を使い切るためのチャーハン。冷凍庫の隅に銀杏あり。緑黄色ンの野菜と共に炒めて大変結構な出来栄えでありました。夕方、ネットで勉強会。国際会計基準が変わるそうだが、遠い異国の出来事のようで実感がわかない。まぁ邦家の法人が歩調を合わせるころには我は泉下にあるだろう。夕方、カフェで一服。先日から値上げあり。どこも大変である。夜はアマゾンプライムにて本日から配信開始のアクションヒーローものを視聴。オリジナルの第一弾は１９７１年。嗚呼、旧友が付録ほしさにスナック菓子を買い、必殺技を真似て骨折したことを昨日のように覚えている。単純明快・牧歌的なヒーローものでありました。本作は１９８７年製作のシリーズ８作目のリブートらしい。一線級の俳優陣に加えて監督が白石和彌、その他SFXやキャラ造形に樋口真嗣なども加わり豪華布陣である。とりあえず初回（４４分）を見たが、思いのほか引き込まれた。全１０話らしいので当分楽しめそうである。

グッド・ナース

10/27(木)晴れ
7：30起床。我が仔と散歩、朝食、仕事。合間に掃除、雑用など。昼食に特製五目中華そば。白菜・キャベツ・人参・玉ねぎ・ピーマン・タケノコ・しめじ・豚コマを炒め、味付けは大蒜・生姜・オイスターソースと豆板醤。午後も散歩と仕事。16：00予約した歯科で治療。漸く入れ歯の土台が完成。治療費2,730円也。公園を遠回りして帰宅。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。先週末から劇場公開、昨日から配信開始。実話がベースの医療モノ。ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインの二枚看板が過酷な医療現場で心身を消耗する看護師を熱演。変種のシリアルキラーを描いたサスペンスだが、動機がはっきりしないのは怖い。人心の闇は深い。監督はデンマーク出身のトビアス・リンホルム。抑えた色調と堅実な演出がよろしかった。

彷徨う魂

10/26(水)晴れ
連日冷え込む朝。出勤日。6：00起床。以降、毎週水曜と同じタイムスケジュール。自宅でも事務所でもすることは同じ。パソコンに向かってシコシコとデータを入力。15：50定刻退社。地下鉄を乗り継いで実家のある区役所へ。連れ合いの戸籍謄本を取得。30分待たされて料金４５０円なり。この春に若い女性区長が誕生したが、受付で迷っていると事務員が飛んできて案内してくれた。18：00バスで帰宅して我が仔と長い散歩。夜は昨夜のドキュメンタリー関連から、同じ監督の劇場用映画をアマゾンプライムにて視聴。可愛がっていた猫を虐待された夫婦の苦悩と復讐譚。スター不在の低予算作品。残念ながら役者・スタッフの熱意が作品の完成度には比例していないと思われる。特に後半の展開は説得力を欠く。ラストも後味悪し。

動物愛護法

10/25(火)曇り
グッと冷え込んで師走の気候だそうな。7：30起床して我が仔と散歩。しばらくは真面目に仕事をせねばならぬ事情あり。特命の単純作業が大量発生。まぁ暇を持て余すよりは良いか。昼に特製のおむすびを握る。１年ほどまえに頂いた米を炊く。頂いた時は新米だったが、少し匂う。胡麻・甘酢生姜・鰹節・七味唐辛子・天かす・梅干し・辛子明太子・わかめの八種の具材を混ぜて海苔で包む。実に味わい深く奥行きのある一品となった。これにナメコと豆腐の味噌汁を付けて完璧な昼食となった。夕方、川沿いのカフェで一服。夜はアマゾンプライムにて２０２１年製作のドキュメンタリーを視聴。雑草映画製作者を自称する、監督：北田 直俊の作品は初体験。2017年に埼玉県で起きた、税理士による残虐な連続猫虐殺事件。犯人に下った判決は、動物愛護法違反で執行猶予4年と云う軽微なもの。監督自身が、名ばかりの動物愛護の社会矛盾を追う異色作。この世には小さな哺乳動物や鳥類を虐待して快楽を得ている人間が存在する。衝撃的な写真や映像に鉛を飲んだような気分になった。法整備を進め司法も解釈を改めなばなるまい。我が家には愛犬がおり、車庫には毎日決まった黒猫が日向ぼっこに来ている。我が町内が野良猫（今は地域猫と呼ぶ）が安心して暮らせる街であってほしい。

鯵料理

10/24(月)雨のち曇り
天気予報が外れて朝から降雨。肌寒い。7：30からお仕事。10：30から正午までネットミーティング。我が仔と散歩を済ませて調理開始。土曜日から、タタキ、なめろう、寿司と生鮮料理が続いているが、本日は加熱料理を二品。３枚におろして塩コショウをして小麦粉をまぶしてバターとオリーブオイルで大蒜を加えてソテー。付け合わせは人参とジャガイモ。グルーンサラダと頭と中骨で出汁をとりコンソメを加えたスープ。アボカドとトマトを乗せたチーズトースト。これがランチ。夜は南蛮漬け。通常は小鯵を使うが、これも３枚おろしをぶつ切りにして素揚げして、だし汁に酢・砂糖・みりん・鷹の爪・長葱・しし唐・茄子を加え併せる。舞茸と鶏肉のかやくご飯に頭と中骨で出汁をとり、根野菜５種を加えた具沢山みそ汁。素材が良いと料理のし甲斐がある。作って楽しく食べて美味しい。幸福で充実した一日。

モダンラブ・東京

10/23(日)晴れ
日中の寒暖差が激しい。7：00起床。我が仔と散歩をしていると道行く人は薄手のコートを着ている。8：00自宅を出て自転車で西荻窪までノンビリ１時間。先月に引き続き某センターで兄夫妻と月次行事に参加。ありがたい御教えと体験談を拝聴する。昼には台湾料理店でオリジナル丼を馳走になる。14：00帰宅。我が仔と２度の散歩以外は部屋にこもってアマゾンプライムのドラマを視聴。１話４０分で７話完結。監督は平栁敦子/ 廣木隆一 / 山下敦弘 / 荻上直子 / 黒沢 清 / 山田尚子と云う渋いラインアップ。キャスも水川あさみ / 前田敦子 / 榮倉奈々 / 柄本 佑 / 伊藤 蘭 / 石橋 凌 / 成田 凌 / 夏帆 / 永作博美 / ユースケ・サンタマリア / ナオミ・スコット / 池松壮亮 / 黒木 華 / 窪田正孝など、こちらも豪華。良質なワンシチュエーション・ドラマであるが、膨らませて１本の映画にも出来るだろう。最も感心したのは丁寧な美術・撮影・音響などのスタッフワーク。時間と手間は民放ドラマの比ではないと思われる。好みは解れるだろうがエピソード5の黒沢清作品が一番面白かった。謎の中年男との２週間、不思議な体験や生死の境界線など、やはりこの監督の不穏な雰囲気づくりは素晴らしい。

線は、僕を描く

10/22(土)晴れ時々曇り
7：00起床。魚の下処理と用具洗浄。我が仔と散歩してファミレスで朝食。10：45シネコンで昨日から公開の邦画を鑑賞。場内２割程度の入りと出足は鈍いか。原作小説は読了。コミックスは未読。主演ふたり（横浜流星・清原果耶）は現在最も勢いと実力もある若手の筆頭格だろう。わたくしは通好みの河合優実に着目しているのだが・・。監督の小泉徳宏は≪ちはやふる≫３部作で大いに感心したが、本作は二番煎じ感は否めず。設定や展開に少々無理もある。水墨画の世界とは少々マイナー過ぎる気もする。但し絵造りは巧く、役者も熱演。贔屓役者のキャリアパスとして観る分には十分楽しめた。帰宅して我が仔と２度の散歩。夜はひたすら読書。

相模湾から眺める富士山

10/21(金)晴れ
予定通り休暇取得。昨夜就寝前にサンドイッチ（卵・ツナ・BLT）の弁当を準備。7：00起床。我が仔と散歩して軽い朝食。愛車に乗って9:00ジャストに中野に住む友人をピックアップ。次いで世田谷に住む旧友と合流して、第三京浜経由横浜横須賀道路で走水へ。平日だが一般道が混んでいたが11：00に無事釣り宿到着。12：30出船。乗合船は中高年中心に１８人の乗客。若い女性や夫婦も居た。序盤は渋い喰いだったが、場所を移動してアタリが出始め３時間近く間断なくヒットが続く。３０センチクラスの良型も混じる。気温２３℃、微風にして波は穏やかなり。カモメが優雅に飛び、青空が広がる。16：30納竿。中型26、大型5、計31尾と大漁。17：00帰路に就いて、途中横須賀SAにてカレーうどんを啜る。20：00恩人宅と実家へ寄りおすそ分け。21：00自宅着。飛び出してきた我が仔と夜の長い散歩。釣果の下処理（内臓と鰓とり）は明朝にしよう。

たかがラーメンされどラーメン

10/20（木）晴れ
6：00起床。三日連続の出勤など何年振りだろう。朝から業務監査部のおっさん相手に擦り合わせの会議。無作為抽出され、不幸にも不備が発覚した案件の理由と改善策を申し述べる。休憩時間も取れず、14：00漸く一息ついてビルの外に出る。前々から気になっていた新橋のラーメン屋で遅い昼食。いわゆる二郎系の背脂・太麺・モヤシテンコ盛りの食べ盛りの若人向けの一杯。食後はさすがに胃が重くなった。自身のなかでの評価は記すまい。それにしてもラーメンほどバリエーション多く、一家言 をもった輩が多いの料理もあるまい。加齢とともに嗜好も変わってくる。15：30早めに退社。14：30駅前歯科で入れ歯の歯型取り。治療費1,180円なり。スーパーに寄って明日の食材調達。

映像の世紀

10/19（水）曇り
6：00起床。タイムスケジュールは昨日と全く同じ。我が仔も寒くなって朝の散歩をねだらなくなった。わたくしも寝ていたい。老体に鞭を打って奉公先へ。監査二日目。１０数件の質問状に対応すべく関係部署へ確認やら要請やら。合間に日常業務も。10：00監査部長との個人面談。かつて仕事を引き継ぎ合った同僚である。世間話と回顧譚を９０分。昼に讃岐うどん。サイドメニューの玉葱の天婦羅が生のままでムッとする。15：50定刻退社。途中池袋から徒歩帰宅。合間にカフェで甘味摂取と新聞精読。帰宅してトリマーから帰って小ざっぱりした我が仔と長い散歩。夜は録画しておいたドキュメンタリーを視聴。人間とはこれほど愚かで罪深きことを戦争（紛争）の名のもとに行えるという教訓の映像。ユダヤ人を迫害したナチス、広島に原爆を落とした米国、カンボジアやイラク。そしてウクライナ・・。万国の学校教材にすべし。

社内監査週間

10/18（火）曇り
明け方霧雨。6：00起床。通勤快速で7：15奉公先到着。社内監査の対策要員として致し方なく３日間出勤予定。9：00人相の悪そうな定年前後の男３人がやって来て根掘り葉掘りヒアリング、更には重箱の隅をつつく質疑応答。良く見れば嘗ての同僚やら後輩である。性格はもっと悪いのだろう。あれを出せこれを出せと上目線から云われて愉快なわけがない。当方も伊達にサラリーマンを４０年やっておりませんわな。逃げる役職者と事務方のご婦人方の矢面になって獅子奮迅の立ち回り。退社時刻16：00には精も根も尽き果てました。寄り道もせずに真っ直ぐ帰宅。我が仔と長い散歩に出て夜はクラッシック音楽など聴いて気を静める。

義父告別式

10/17（月）曇り時々雨
明け方に小雨。終日降ったり止んだりの愚図ついた天候。7：00起床。忌引休暇取得。我が仔と散歩、軽い朝食を摂って礼服に着替え身支度を整える。9：15愛車で自宅発。５分で斎場到着。控室には親類縁者総勢８人が参集。10：00菩提寺の住職の読経で告別式が始まった。白と薄紫の菊と百合、カーネーションに囲まれた祭壇、棺の中には死化粧を施された義父。いまさらながら鼻筋の通った色男であったと思ふ。昨今の風潮通り、通夜なし、告別式と初七日の義を併せて11：00には葬儀終了。そのまま火葬場まで霊柩車の後をマイクロバスに乗って２０分。控室で故人の思い出話をして４０分、骨を拾って骨壺に収める。年齢の割には骨はしっかりして残っていた。13：00斎場に戻り精進落としの会食。小一時間で散会。小雨のなかを14：00帰宅。追って斎場の係員が居間に遺骨・遺影・位牌の３点セットを設置。花をあしらって焼香。納骨は１１月上旬の予定。