Il film del sogno

現実逃避の夢日記

鍋物は大人数で囲むに限る

2020-12-30 19:01:05 | グルメ
12/30(水)雨後曇り時々晴れ
8:30起床。久し振りのお湿り。自宅を出た9:30には雨は止んでいた。地下鉄で池袋まで。デパ地下でお遣い物の洋菓子を調達。地下鉄を乗り継いで浅草まで。姪っ子の自宅パーティーに招待される。と云うのは表向きでその実、料理人兼下男である。義兄、姪夫婦、甥夫婦、それぞれ子供が息子3人と娘一人。総勢10名で賑々しく昼からすき焼きパーティ。年季の入った鉄鍋持参。大いに役立つ。例年実家で行う正月のイベントが中止になったのでその代替えでもあった。小さな子供のいる家庭(食卓)は華やぐ。デザートのフルーツとケーキを頂いて15:30辞去。16:30自宅着。愛犬と長い散歩に出る。

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新解釈・三國志

2020-12-29 20:55:11 | 映画
12/29(火)晴れ時々曇り
8:00起床、散歩、フードコートで朝食、シネコンで映画。と昨日と全く同じパターン。本日の演目はコロナ禍の影響とはいえ年末年始の大作扱いされている福田雄一の新作。場内コロナシフトとはいえ8割以上と結構な混雑。この手のおふざけ映画があっても良いし、この独特のコメディーセンスのある監督の過去作には佳作もある。但し、本作については悪ふざけが滑って少々背筋が寒くなった。正月のTVで特番ドラマとして放映するのなら役者のファンは喜ぶだろうが、やはり映画にしてお金をとってはいけないレベルの出来映えと思ふ。この手の作品を乱造されると観客の質も落ちる。終盤、何分か気を失っていた。帰宅して愛犬と2度目の散歩。うららかな陽気で体も弛緩する。夜は独り長めの散歩に出て夕餉は隣町のチェーン店でヒレカツを食す。
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ジョゼと虎と魚たち

2020-12-28 18:22:44 | 映画
12/28(月)晴れ時々曇り
8:30起床。すっかり連休モードである。年の瀬の忙しなさはない。10:00ショッピングモールのフードコートでモーニングコーヒーと軽めのブランチ。同じ施設内のシネコンで11:00開始の邦画アニメを鑑賞。場内20名前後と閑散。原作小説既読。犬童一心監督の実写映画も公開時に鑑賞。漫画は未読。そして17年経過してアニメ版。これは設定だけは踏襲したが、結末を大きく変えた別物だろう。障害のある屈折したヒロインとそれに向き合う大学生。田辺聖子の原作は30ページに満たない短編であるが、辛辣な表現と暗い結末を予感させていた。実写版も無力な主人公ふたりの葛藤と性描写がリアルであったが、アニメはメルヘンチックな大甘のハッピーエンド。それは出来過ぎだろうと、脳内で突っ込むも童話のくだりでは落涙する自分に驚いた。制作サイドはターゲットを10代婦女子中心に絞り込んだと思しい。それはそれで成功していると思ふ。帰宅して陽射しのある公園を我が仔と長い散歩。大掃除もほぼ完了。居間のソファーにワックスをかけて、夜はのんびり読書をする。 
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Mank マンク

2020-12-27 20:55:32 | 映画
12/27(日)晴れ
 8:00起床。散歩とファミレスでの朝食。昼に戻って大掃除(ガラス磨き)。愛犬と2度目の散歩。池袋に出張ってシネ・リーブルで15:35上映開始の洋画を鑑賞。場内20名弱。ネットフィリックスで配信されているデビット・フィンチャーの新作。『ミッドナイト・スカイ』や本作などオリジナルの大作を意欲的に製作しておりますな。1930年代、『市民ケーン』のシナリオを執筆するアルコール依存症の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツの葛藤が描かれる。肝心の『市民ケーン』は10代の生意気盛りの大昔に名画座で観たが、ベストテンもので必ず上位になるほどの傑作かいなと鼻白んだ記憶あり。モデル(新聞王)のスキャンダルは現代と比較できないだろうし、当時の社会・政治背景やハリウッドの状況なども判っていないと楽しめない造りになっている。更には少々語り口が突っつきにくく、これは退屈に感じる観客もいただろう。但しG・オールドマンの芝居は相変わらず上手い。贔屓のセイフライド嬢もモノクロ画面とベストマッチ。それにしても文学的修辞(引用)やアイロニカルな比喩表現など監督の父上(ライフ誌の記者だったそうな)が書き残したシナリオは実に小難しい。帰宅して愛犬と3度目の散歩。夜はTVドラマを漫然と眺める。
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映画 えんとつ町のプペル

2020-12-26 20:56:04 | 映画
12/26(土)晴れ
 8:00起床。キーンと冷気の漂う朝。愛犬と散歩のあとファミレスで新聞精読と朝食。11:00近所のシネコンで昨日から公開の邦画アニメを鑑賞。母親と小さな子供というカップルが一番多く半数以上の入り。原作の絵本、先行して舞台もあった模様だがいずれも未読未見。吉本所属のお笑い芸人が製作・原作・脚本・エンディングテーマの作詞・作曲を手掛けたそうな。キング・コングの片割れって多才なのですな。芸人の余技のレベルではない。開巻10分で作品世界に引き込まれた。類似の設定作品多く、キャラもベタだが、正直それほど期待していなかっただけにその完成度の高さにびっくり。声優・スタッフが良い仕事をしている。帰宅して無償公開されている原作絵本をネットで鑑賞。なるほど映像化にあたって膨らませたエピソードやサブキャラの配置などに改めて感心。これは正月のダークホースの目玉作品と云って良いと思ふ。帰宅して愛犬と暖かい日差しのなか2度目の散歩。夕方までに賀状に一言添えて投函。やれやれ。夜はジムでエクセサイズとサウナ。
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メン・タン・ピン・ツモ・イーペーコー・ドラ4

2020-12-26 15:57:29 | 日記
12/25(金)晴れ
年末年始と休暇取得するため実質の仕事納め。7:00起床。2時間仕事。9:00愛犬と散歩、朝食。11:00~12:00リモート会議と業務説明会。パソコンをキッチンに持ち込んで画像を遮断して昼食の準備。午後も我が仔と散歩。前首相が吊るし上げられている国会中継を観る。レベルが低すぎる。これが我が国の政治の現状だろう。共産党の女性議員の云っていることが一番まともであった。しかし名宰相気取りだったのが晩節を汚しましたな。夕刻、地下鉄で新宿まで出張る。カフェで一服、蕎麦屋で腹を作って馴染みの雀荘(感染対策万全)で毎度のメンバーと忘年決戦(遊戯)。4時間かけて半チャン3回と云う囲碁将棋のような長考進行。配牌に恵まれトップを2回獲って一人勝ち。自慢ではないが連日ネットで全国の見知らぬ強敵相手に鍛錬していることは伊達ではない。リアルタイムで卓を囲んで楽しき一夜。レートは元検事長と同じレベルであるからお縄になることもなかろう。23:00過ぎに意気揚々と帰宅。


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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!

2020-12-24 21:49:27 | 映画
12/24(木)曇り
終日曇天なれど気温は下がらず穏やかな一日。クリスマス・イブであるが、特段のイベントなし。床のワックス掛けで半日を消費する。昼に焼き鮭、コロッケ、つくねとキンピラに豚汁とつまりは残飯整理。食後にスーパーで買ったパンプキンサラダ(198円)をデザート代わりに食す。夕刻、自転車で隣町のショッピングモールで一服。次いで併設されているシネコンでB級洋画を鑑賞。場内アベック一組、あとは中年の単身者ばかり7名で上映開始。約30年振りの続編(第3弾)らしいが、過去作は残念ながら未鑑賞。キアヌ、こんな作品に出ていたのですねぇ。まぁ昔っから作品選ばない人でしたが・・(笑) 但し、米国エンターテイメントのおバカ映画を文字通り馬鹿にしてはいけない。意外やCG/SFXに金もかけ、シナリオも荒唐無稽のハチャメチャなようでツボを押さえたラストの大団円(ライブ)では、不覚にも落涙しそうになった。死神とモーツアルトとジミヘンのセッションなんかちょっと発想できませんがな。コメディーほど外すと悲惨なものはなし。幸い呵々大笑出来て幸福な90分でありました。帰宅して深々とした夜道を我が仔と3度目の散歩。遠く高台にある豪邸の樹木に電飾が美しく瞬く。嗚呼、聖夜なり。
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欲のない後厄娘

2020-12-23 21:22:11 | 日記
12/23(水)晴れ時々曇り
8:30起床。 9:00我が仔と散歩。朝食後に軽く仕事。午後も散歩。幾つかの私信を認める。夕方、散歩がてら池袋まで徒歩移動。西口のカフェで新聞精読。前首相の不起訴って検察は何やっとんねん。18:30約束の店舗前で親族の娘と合流。彼女のアニバーサリー・プレゼントを購入。所望したのはイタリア製のレザー商品。諭吉一枚におつりが来た。次いでビル最上階で自然食バイキングのお食事。和食系の総菜をチマチマとプレートに乗せて1時間。永い付き合いの割に共通の話題が多いわけではないが沈黙が許される関係ではある。帰宅して愛犬と3度目の散歩。
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御不浄清掃

2020-12-22 21:16:18 | 日記
12/22(火)晴れ時々曇り
寝坊して8:30起床。PCの電源を入れると階下で愛犬が吼える。さすがにカンが良い。散歩して朝食。午前は2階の、午後は1階のトイレ掃除。まず天井の照明磨き。電球はLEDにしたおかげでもう10年以上交換していない。壁を乾拭き。窓(サッシ)はもちろん桟の溜まった埃も除く。給水タンクの上蓋を取ると仕掛けの器具に埃と黒い水垢。遮蔽されている状態で何故付着するのか摩訶不思議。便器も床も四隅や凹みの部分の汚れ取りが肝心。スポンジ、3種のクロス、2種の洗剤を使いわける。汚物を流す陶器を清めると云うより自身の魂を磨く境地になり終わった後の充実感は大きい。昼に高級即席袋麺(味噌)金154円。8種の野菜を炒め載せて豪華な一杯。夕刻、川沿いを夕陽を眺めて逍遥して駅前のカフェで一服。贔屓作家のエッセイと夕刊精読。夜はネットで今年の映画ベストテン関連の動画を漫然と見る。

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呪術廻戦

2020-12-21 20:20:07 | 日記
12/21(月)晴れ時々曇り
明け方の気温が零度だったそうで寒さで目が覚めた。7:00起床。週明けのルーティン通り9:00までに一日の仕事をやっつけて、愛犬と散歩のあと朝食。午前中に換気扇周辺の掃除。午後も散歩でスタート。遅めの昼食を摂ってダラダラしているうちに早や夕方。隣町のカフェを新規開拓。一般家屋の離れに定員9人のサロン的な店舗。上品なマダムが淹れた濃いめのブレンドは結構なお手前でした。440円也。帰宅してアマゾンプライムでアニメを鑑賞。全12話のうち3回を視聴。なるほど≪鬼滅の刃≫の次にブレイクしそうなダークファンタジー。バックグラウンドを完全に把握していないが、まぁつまりは悪霊退治のお話である。色々約束事があるようだが流し見をするのに不都合はなし。これは年末までにチビチビ楽しめそうである。
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ワンダーウーマン 1984

2020-12-20 19:01:35 | 映画
12/20(日)晴れ時々曇り
7:00起床。愛犬と散歩のあとファミレスで朝食&新聞精読。8:45ユナイテッドシネマとしまえんのIMAXで先週末から公開の洋画大作を鑑賞。場内2割と不入り。公開が半年も遅れて、年内は洋邦画とも話題作がないので本作がクリスマス・お正月興行の目玉でありましょう。前作は公開初日(17/8/25)に新宿ピカデリーで観ている。以下、日記から転載。≪若年層中心女性多数で6割程度の入り。全国300を超える上映館を考えればまずまずか。DCコミック原作であるから荒唐無稽なのは致し方ないが、ヒロインの出自がギリシャ神話から語られバックボーンも気宇壮大。世界平和に目覚めて先の大戦時の英国へ、というのも凄い展開である。誕生(雑誌発表)が1941年と古参であるが、これまであまり映像化されなかったのは意味があるのか。圧倒的なパワーで美女がバッタバッタと敵を倒して爽快感あり。週末に俗事を忘れてリフレッシュするには絶好の演目でありました。≫開巻10分のヒロイン幼少時のスペクタクルで元は取った。前作のストーリーなどキレイに忘れていたが、恋人が蘇って色々思い出した。荒っぽいところもあるが、まぁ良く出来た娯楽大作だと思ふ。大統領選挙前に予定通り公開されていたら、バイデンはもっと楽に勝てたのではないか。(笑)それにしても米国エンターテイメント業界の能天気さと紙一重の強靭なこと。中東問題や核戦争をもネタにして最後に≪愛は勝つ≫って、ある意味怖い。帰宅して我が仔と2度目の散歩。陽射しはあれど強風。夕方はジムで汗を流す。
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私をくいとめて

2020-12-19 20:02:40 | 映画
12/19(土)晴れ時々曇り
7:00起床。気温零度。寒い。まず我が仔と散歩。愛車に乗って隣町のシネコンで昨日から公開の邦画を鑑賞。9:00上映開始の8番スクリーンには観客疎らに10名強と閑散。綿矢りさの原作小説は既読。綿矢(小説)・大九(監督)のタッグと云えば≪勝手にふるえてろ≫だが、本作もこじらせ婦女子の屈折した恋愛譚。語り口は前作同様にポップでカラフル。但し個々に描かれる登場人物たちのドラマ性は奥深い。実は昨年9月、下北沢の小劇場(渡辺えり率いる劇団300)で、のんの舞台を観劇している。生の芝居を目の当たりにして、やはり彼女が逸材であることを再認識した。映画でも複雑な性格のヒロインを演じきって、その魅力は全開。脇役の配置や役回りも良し。プロダクションデザインも丁寧で小道具や細かな描写が心憎い。橋本愛・片桐はいり・臼田あさ美の助演と中村倫也の≪声≫が傑出していた、と云うよりそれはシナリオの勝利だろう。一旦帰宅して愛犬と2度目の散歩。夕方からジムでエクセサイズ。駅前のイタリアンで夕食。帰宅して相棒と3度目の散歩。
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約束のネバーランド

2020-12-18 20:55:00 | 映画
12/18(金)晴れ時々曇り
5:30起床。年度最後の出勤日。7:00前には奉公先へ到着して午前中は年賀状出力と通知書の封緘・郵送業務。作業の単純さと段取り次第なのは内職の如きものなり。午後にはリアル会議。アクリルの衝立で区切られた大会議室で毎度の連絡事項やら訓示やら。食事も摂れぬまま営業からの頼まれ仕事をチャッチャとやっつける。定刻30分前の15:20退社。新宿で途中下車してピカデリーにて公開初日の邦画を鑑賞。場内4割程度の入りながら中・高校生の婦女子多く大いにたじろぐ。コミックスの原作、先行してTVアニメの放映あったようだが未読・未見。見所はメルヘン調のダークファンタジーを造り込んだ世界観だが、幾度も試みられる脱出劇のスペクタクルも山場のひとつ。日本人の西洋劇には常に違和感を感じるが、子役にハーフを多数使って中和しておりました。主要キャストの力演には素直に感心。ラストは人情もの(親離れ・子離れ)のようなテイストになって着地点の座りも悪くない。まぁ美波ちゃんや桧吏くんのファンは必見でありましょう。北川景子の目力と渡辺直美の怪演ぶりは特筆しておきたい。帰宅して愛犬と長い散歩。夜道はなお寒い。


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減量の決意(仮)

2020-12-17 20:09:30 | 日記
12/17(木)晴れ時々曇り
寒い朝。7:30起床。3分間のエクセサイズ。9:00まで仕事。愛犬と散歩と軽い朝食。昼までお仕事。午後も散歩でスタート。遅めの昼食は特製焼きそば。クライアントのメール返信に少々ムッとする。身過ぎ世過ぎに我慢はつきもの、オトナの対応でやり過ごす。夕刻、散歩がてら出張って川沿いのカフェで一服。 編み物をする妙齢の婦女子、営業の電話をする中年男、ひたすらスマホでゲームをするヤンキー風のあんちゃん。人物観察と新聞の三面記事を交互に眺める。ジワジワと増える体重にある決意をする。有言実行、年初1月末までに過去のベスト体重まで絞り込むこと。ペーパーナプキンに為すべき善行と禁止事項を列記する。
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燃ゆる女の肖像

2020-12-16 21:40:46 | 映画
12/16(水)晴れ時々曇り
目覚めた布団の中で朝の冷え込みが解る。7:30起床。9時まで真面目にお仕事。愛犬とお散歩&朝食。昼まで恩師あてのプライベートな長い手紙を書く。午後一番でお散歩。昨日の残飯で遅い昼食。夕方近くに特命仕事あり、いやいや着手。17:00自宅発。地下鉄1本で新宿まで。馴染みの蕎麦屋が潰れていたので吉牛ですき焼膳を食す。TOHOシネマズで18:30上映のフランス映画を鑑賞。場内8割が女性でほぼ満席。更には若年層過半。久し振りに五感を研ぎ澄まして芸術作品を観た。時代は18世紀、舞台はブルターニュ地方の孤島。美貌の肖像画家と修道院帰りの貴族のお嬢。このふたりの同性愛がテーマだが、更に召使の少女と時々お嬢のオカンが絡む。その設定だけで浮世離れしている。画面清澄、されど陰影あり、ろうそくや暖炉の火が美しい。サウンドトラックは中盤のケルト風の民謡とラストで高鳴るビバルディのみ。その効果に琴線を掻き鳴らされた。この女流監督の繊細な映像センスと精緻なシナリオは天賦のものだろう。ここ数年LGBTを扱った作品が堂々と公開されるようになったが、本作は完成度が頭抜けている。文句なし。年度ベストの一本。痺れた頭を振って歌舞伎町の喧噪を縫って帰路に就く。

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