Il film del sogno

現実逃避の夢日記

桐島、部活やめるってよ

2024-05-13 20:59:57 | 映画
5/13(月)雨
終日降雨の週明け。但し早朝、小休止の間に散歩が出来た。これは大きい。午前中は兄貴分にシャワーを浴びせる。掃除して昼食の準備をして午前中終了。特製ナポリタンのランチを済ませてあとは読書と昼寝。夜はアマゾンプライムで2012年公開の邦画を再視聴。もう12年も経っているのですな。当時、公開間もなく劇場鑑賞した記憶あり。朝井リョウのデビュー作である原作は既読。口語による高校生のモノローグ小説は、作者が10代ということもあり話題になった。タイトルとなった肝心の人物が最後まで登場しないと云う設定は小説でも映画でも先例がないわけではないが、鮮烈だったのはその語り口だろう。過去作に凡作がない吉田八大監督の手によって活字の良きテイストを残したまま映画的な効果もあげて感心した。青春群像劇であるから14~5名ほどの若手俳優が共演しているが、神木隆之介・橋本愛・大後寿々花・東出昌大までが売出中で、松岡茉優や仲野太賀は大化けし、前野朋哉のようにしぶとく生き残っている者もいる。個人的には清水くるみ嬢などブレイクしても良いと思うのだが、パッとしませんな。役者稼業も栄枯盛衰や消長あり。過去作探訪にはそんな楽しみ方もある。

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