Il film del sogno

現実逃避の夢日記

プレイヤー

2012-06-30 00:48:18 | 映画
6/29(金)晴れ
天気予報が外れて快晴。朝一番、30分で済む予定の打ち合わせが、昼過ぎまで議論紛糾。午後はそそくさと北関東まで定例の会議に出席するために常磐線に乗りこむ。こちらは敗戦処理の業務であるが夕方まで拘束され合間に携帯でメールやら緊急連絡やらで忙しい。特急に乗って帰京して池袋で途中下車。シネ・リーブルでおフランス映画鑑賞。『アーティスト』でオスカーを獲ったジャン・デュジャルダン監督(共同)・主演作ではあるが場内ガラガラ。モノクロ画面でサイレント映画の二枚目を演じたこの色男はタダモノではなかった。好色中年野郎のバディー・ムービー。(相方は『この愛のために撃て』のジル・ルルーシュ)ダメダメ男たちの不倫をモチーフにしたオムニバス艶話であるが、これは上半期上位に入る傑作なり。毒とエロとエスプリ満載の思わぬ伏兵にニンマリ。特にダメだしのラストには呵々大笑。クロサワの≪用心棒≫のスコアーが使われたりサウンドトラックも洒落ている。得した気分に浸って早目の帰宅。明日に備えて弁当の下準備をする。
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それでも、愛してる

2012-06-29 06:18:14 | 映画
6/28(木)晴れ時々曇り
早朝から直行。港区にある巨大ビルの22階特別会議室、子会社の株主総会に出席。株主2社。議題は3件、儀式的に議事進行して10分で終了。そのまま近くの系列メーカーへ土下座営業。午後は経費の清算やら。定刻退社して新宿で途中下車。武蔵野館でJ・フォスター主演・監督作を鑑賞。共演は元妻へのDVでしばらく干されていたメル・ギブソン。両オスカー俳優力演のヒューマンドラマ、都内2館のみの上映にも拘らず観客30名程度と閑散。更には製作年は2009年であるからお蔵作品だったのか。劇場が場末の名画座のような雰囲気なので旧作を観ている不思議な感じ。状況はどうあれ内容は才媛の知的で手堅い演出で最後まで退屈はしなかった。軽度の鬱になったことがあるのでテーマも身につまされる。おぉ贔屓のジェニファー・ローレンスが出ている。しかし、邦題にセンスなし。原題の<ビーバー>のままにしたほうがまだマシである。ジムへ寄って1キロの遠泳。帰宅後は愛犬と遊び居間でうたた寝と云うのは毎度のこと。
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男の価値は還暦から

2012-06-28 05:18:41 | 日記
6/27(水)晴れ時々曇り
梅雨の合間の晴天。朝夕涼しく凌ぎやすし。早朝一番で某電機メーカーの枯れた技術者と面談。グリーンエネルギーはバブル期を迎えると御宣託あり。午後は常磐線に揺られて現場立会。戦艦のような巨大装置が搬出されるのを見守る。夕刻、土浦駅近くの割烹で現場責任者と懇親。人に歴史あり。技術系の資格のある者はつぶしが効く。趣味のマラソンの話で盛り上がる。帰路は特急を奮発。愛犬と居間でうたた寝して明け方覚醒。朝風呂に浸かってこれで明日が休みなら言うことないのであるが。
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ブラック・ブレッド

2012-06-27 01:19:04 | 映画
6/26(火)晴れ時々曇り
早朝から港区の某電機メーカーで打ち合わせ。昼食に冷したぬき。午後は保険屋の来客ひと組み。仕事の段取りを考えると頭が痛い。定刻退社して渋谷で途中下車。ヒューマントラストで先週末から公開されているスペイン映画を鑑賞。観客は若年層中心に30名強。監督はスペインのデヴィット・リンチと呼ばれるアグスティ・ビジャロンガ。しかしなんですな、かの国の監督はアルモドバルといいイニャリトゥといい、少し気持ち悪い作風が身上なのかしらん。絵画的な画面構成や色彩(陰影)感覚などが優れているのも共通点。筋書きは込み入っているし登場人物の造形も複雑で見る者に緊張を強いる作品でありました。1940年代のスペイン内戦が時代背景にあり、政治や土着風俗の予備知識はあったほうが良いが、解せないシーンやキーワードも多い。陰鬱な不可解さや難解な暗喩も映画の魅力の一つだと考えれば紛れもない傑作である。毒気にあてられた心身をジムのプールでリフレッシュして帰路に就く。
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ワン・デイ 23年のラブストーリー

2012-06-26 03:50:41 | 映画
6/25(月)曇り
曇天といえど涼しき週明け。午前中は作戦会議。午後は埼玉の外れでドサ廻りの営業。夕刻、池袋で途中下車してヒューマックスで欧州映画鑑賞。『17歳の肖像』が良かった女流のロネ・シェルフィグ監督最新作。舞台は英仏。23年間、男女の毎年7月15日のみを順次描いた異色のラブストーリー。甘い純愛というより友情に近い腐れ縁か。惹かれあいつつもすれ違うふたりがじれったい。衝撃のラスト(ヒロインの急死)は賛否あるだろうが自分としては大正解。語り口(構成)は実に巧い。細部に神経の行き届いた佳作也。アン・ハサウェイは良い女優になりました。その後、更に2時間の特殊ミッションを敢行して帰宅。深夜まで居間でうたた寝。
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ハングリー・ラビット

2012-06-25 03:03:10 | 映画
6/24(日)曇り
明け方就寝9時起床。午後、近所のシネコンに出張ってニコラス・ケイジの新作を鑑賞。米国版喪黒福造。ヒッチコックの交換殺人の変種であるが、舞台設定や捻った展開にやや新味あり。ニコちゃんはこうした巻き込まれ型の主人公やらせると上手い。終映後、向かいのショッピングモールでケーキを買いジムでエクセサイズを済ませて帰宅。夕食は豪華ステーキを奢る。今日は愛犬の誕生日である。満一歳、人間で云うと18~19歳に相当するそうな。
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ネイビーシールズ /アメイジング・スパイダーマン

2012-06-25 02:28:18 | 映画
6/23(土)晴れ時々曇り
朝から独り留守番である。部屋の掃除をして愛犬と散歩。午後、エアコン業者がやって来た。1階2階合計3台の機器を3時間かけて取り付ける。最近の機械は清浄機が付いていたり自分でフィルターを掃除したり喋ったり電気代を表示したりと多機能ですな。気の良いあんちゃんに色々教わり勉強になった。夕食後、近所のシネコンで洋画の梯子をする。1本目は米国海軍特殊部隊を描いたインディー作品。スター不在ではあるが火器銃器とエキストラは本物を使って凄まじい迫力とリアリティ。うがった見方をすると一級の軍事プロパガンダ映画である。精鋭部隊の隊員も人の子であり親でもある。ミリタリーオタクが泣いて喜ぶマニア映画でありましょう。続いてアメコミ原作、新たなキャストと監督を迎えた人気シリーズのヒーロー物。ユナイテッド自慢のIMAXで3D鑑賞。零時過ぎの開始であるが場内8割の入り。前シリーズに全く引けをとらない完成度。この手の娯楽大作はハリウッドの独壇場でありましょう。大満足で深夜のドライブをして帰宅。
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映画はやっぱり映画館

2012-06-23 20:39:49 | 映画
6/22(金)豪雨後曇り
朝の通勤時に最も激しき雨が降った。午後から営業廻りで珍しく収穫ある商談となった。珍しく1時間近い残業そして池袋で徘徊。逡巡した結果、素直に帰宅することにする。TVで昨年大ヒットした邦画をやっていた。愛犬と遊びながら斜めに見たが間断なく入るCMと容赦のないカットに興味も感動も半減。テレビの功罪は色々あるが何より悩ましいのはタダ(無料)だということであろう。人間身銭を払わなければ血肉にはならないのではないか。零時近くのニュースを見ているうちに意識混濁。昨日同様気がつけば明け方である。
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ジェーン・エア

2012-06-23 20:05:06 | 映画
6/21(木)曇り
映画は基本的に独りで観に行くものだと思っている。帯同者があるのは年に何本もない。であるから鑑賞後に誰かとか感想を言い合うこともなし。定時退社して何時もの通り新宿で途中下車。武蔵野館で欧州映画を鑑賞。終映後隔離された喫煙ブースで紫煙とため息を同時に吐いていると・・・。『何度目の映画化ですかね?』と独りごとのように話しかけてきた上品な初老の婦人あり。『戦前から何回も映画化されたようですね。小説が書かれたのは19世紀中期ですから映画の誕生より古い。大昔に深夜のTVでオーソン・ウェルズとジョーン・フォンテーヌ、子役でエリザベステーラーが出ていたのを観た記憶があります。母親と一緒に観ました。彼女の解説付きです(笑)』『お母様はお幾つ?』『とっくに亡くなりました。生きていれば80をとうに超えています』『主演ふたりが上手だったわね』『SHAMEはご覧になりました?男優のほうが良い仕事をしてます』『最近の映画には疎くって』『映画ほど長い人生経験が鑑賞眼を磨く娯楽はありませんよ。もっとご覧になれば良い・・』きっと原作を愛読し続けている元文学少女であろう。『深い内容でしたわね』『おっしゃる通り深い。お若い方々が観て面白いとは思わないだろうけど・・・』イングランドの景観よし。まだ若い日系監督の前作も大いに感心したが、誰もが知る古典を達意の演出で料理して巨匠の風格である。
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追憶のライブハウス(高円寺編)

2012-06-21 01:09:36 | 映画
6/20(水)晴れ時々曇り
台風一過で気温も上昇。早朝から蒸し暑い。殺人的な混雑の山手線に乗り、某電機メーカーの幹部社員を訪ねて面談。昼食に冷しキツネ蕎麦。午後は懸案の申請書を仕上げる。定刻より30分遅れて退社して高円寺へ向う。駅そばの老舗ライブスポットに入店。ワンドリンク付きで木戸銭3,200円也。店内は30名ほどの入りであるが、妙齢の女性多し。35年前に一度だけこのステージに立ったことがある。いま思い返しても赤面する。今夜の演者は壮年のフュージョンバンド。ギタリストは中学校の同級生である。達者なプロ・プレイヤー達の熱い演奏に楽しい2時間を過ごす。オリジナルありスタンダードのカバーあり。やはりブラスが入ると音が厚くなる。終電のバスに揺られて帰宅。
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図書館戦争 革命のつばさ

2012-06-20 01:50:16 | 映画
6/19(火)曇り後暴風雨
台風4号が本州を北上横断。午前中は打ち合わせ、午後に埼玉・狭山でドサ廻り営業。不穏な曇天から断続的な雨。夕刻、池袋で途中下車。シネマサンシャインで先週末から公開のアニメを鑑賞。場内、ミドルティーンの少年少女で3割程度の入り。原作は累計200万を超えるベストセラー小説。漫画雑誌、TVアニメが先行してリリースされたそうな。当方は全て未読未見。まぁ通りすがりの暇つぶし。シリーズモノらしく前段を知らぬと少し解りにくい部分もある。序盤は近未来の焚書坑儒かと思いきや後半は純愛に軸足が移って少し戸惑う。なるほどメディア良化法ねぇ。先日逝去したレイ・ブラッドベリの【華氏451】を思い出しますね、オールドファンとしては。小説は無論のことトリュフォーの映画も良かった。本作はいかにも今風でソフトな味付け。しかしプロダクションIGのお仕事は流石に丁寧でありました。雨脚は強くなってきたが更に隠密ミッションを1時間、ジムでのエクセサイズを1時間。帰宅までに大波乱はあったがそれは記すまい。深夜には風も収まり台風一過。明日は快晴とのこと。
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道~白磁の人~

2012-06-19 05:37:52 | 映画
6/18(月)晴れ時々曇り
天気回復すれば蒸し暑い週明け。午前中は定例の打ち合わせ。午後は幕張の取引先を訪問。夕刻、帯同者と早くも一献。帰京して有楽町・スバル座にて高橋伴明の新作を鑑賞。1910年代に朝鮮半島へ渡り、植林事業や民芸研究に尽力して、40歳という若さで早世した浅川巧の生誕120周年を記念して製作されたヒューマンドラマ。地味ではあるが隠れたる偉人にスポットをあてた労作である。先日若い友人と話していて≪日韓併合≫などという歴史的事実も忘れ去られていることに驚いた。実に真面目に造られた日韓の合作である。演出は正攻法。キャストも渋い。帰路は池袋の量販店で昨日購入したエアコンの機種変更手続きを行う。
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レゲエラーメン

2012-06-18 01:15:13 | グルメ
6/17(日)晴れ時々曇り
朝まで読書をして明け方就寝9時起床。怪しき宗教団体の戸別訪問を受ける。生命はどこからやって来て何処へ行くと思われますか?と、唐突に聞かれても答えようがない。主人の留守宅を頼まれた居候です、とインターフォン越しに答えてお引き取り願う。詰らぬ嘘が災いしてか、その直後からインターフォンの不調が始まった。中身を見て配線の具合を調べても所詮素人の悲しさ原因解らず。昨日に続いて近所の量販店へ行く。結構な出費で頭が痛い。神の祟りかもしれない。愛犬の散歩、インドアで白球を打ち、ジムでエクセサイズ、ブックオフで古本を売って、携帯電話の名義変更などなどの雑用をやっつける。夕食は近所で評判のラーメン屋へ同居人とふたり出向く。店主・店員ともにボブ・マーリーの扮装で店内はレゲエ・サウンドが流れている。肝心のラーメンは魚貝系濃厚スープ・ストレートな中太麺で結構なお味でした。トリマーに預けた愛犬を引き取り帰宅。高校球児のような短髪になってひと廻り小さくなった。居間で遊んでいるうちに日が変わる。平凡で幸福な一日。
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愛と誠/スノーホワイト

2012-06-17 03:49:10 | 映画
6/16(土)雨
居間でうたた寝して覚醒すれば午前5時。そのまま身支度を整えていると携帯の着信メールでイベント(ゴルフコンペ)中止の連絡あり。二度寝を決め込む。降り出した雨の中近所のシネコンヘ。70年代一世を風靡した劇画の再映画化を鑑賞。9時台開始の小屋には2割程度の観客。意外や高年齢層多し。梶原一騎原作の連載漫画、西城秀樹主演の映画もTV東京製作のドラマもリアルタイムで観ている。あの頃でも【純愛大河】はクサかったですがね。リメイクしたのが三池崇史というのは主演のキャスト同様少しそそる。予告編を観た段階で雰囲気は解った。つまりハチャメチャ・ミュージカル。学生時代にワイワイガヤガヤ作った自主映画を思い出した。但し本作はスタッフが一流であるし、真剣に悪ふざけを楽しんでいる、と思ふ。多作で器用な監督らしい快作である。フルコーラスの懐かしい歌謡曲には笑わせてもらいました。午後は池袋に出張り家電量販店でエアコンを購入。人混みの中、店員と価格交渉をして工事の段取りを決める。帰路ジムへ寄ってエクセサイズ。夕食はスペシャルパスタ。食後に少し仮眠をして深夜零時過ぎに再びシネコンヘ出向き聖林大作を鑑賞。グリム生誕200年作品だそうな。しかし凄いモノを観てしまった。重要なシーンでジブリのパクリあり。宮崎チルドレンは世界に分布しておるのだな。物量を活かした圧倒的なビジュアルで全く退屈せず。偉大な童話作家兄弟も天国で腰を抜かすような改変である。大満足で霧雨のなか帰路に就く。
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幸せへのキセキ

2012-06-16 05:46:49 | 映画
6/15(金)晴れ時々曇り
一時金支給。減額幅大きい。慣れっこであるからさしたる落胆なし。出るだけマシか。同僚との昼食を八重洲の地下街で摂る。ぱさついた鰤の照り焼きに閉口。フリードリンクがついて800円也。高い。午後は近くのホールで某補助金の説明会。食後の休憩の如し。定時退社して新宿で途中下車。ピカデリーでキャメロン・クロウの新作を鑑賞。実話を基にしたハート・ウォーミングな家族の話。キャラクター造形が実に巧みで役者も良い。子役に金星献上。さすがにビリー・ワイルダーを師と仰ぐクロウはライター出身だけあってシナリオが上手い。しかし邦題で損をしていると思ふ。我が家は動物園、なんてどうだろう。ジムでひと汗流して定時帰宅。
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