Il film del sogno

現実逃避の夢日記

眠り姫

2007-11-29 01:21:00 | 日記
11/29(水)曇り
まぁ穏やかなのでありましょう、いまだコート要らず。早朝から恵比寿へ営業の朝討ち。トロイ担当もキーマンの役職者も在席。滞在30分。商談やや進む。キーワードは中国。駅中のベッカーズでモーニングコーヒー。相方と待ち合わせ。今度は駅反対側の取引先へ契約の御礼。還暦過ぎた代表は喜色満面、自身の半生(武勇伝)を得々と語る。敬老の精神から小一時間じっくり拝聴仕る。昼は行きつけの蕎麦屋でモリをたぐる。心肺機能が高まる心地。午後、雑用やら来客やら事故処理やら個人面談やら・・。気がつけば20:00過ぎ。思いたって渋谷へ。怪しげなセンター街を抜けて、ユーロスペースで邦画のレイトショウを鑑賞。内田百の小説を基にしたコミックが原作。まぁ実験的な幻想映像詩とでもいいましょうか。監督は七里圭。つぐみや西島秀俊は姿を見せず声だけの出演。彼らの日常が心象風景で綴られてゆく。透明な空気、沸き立つ雲、冬の淡い車中の光・・・。現実とも夢ともつかぬ映像のコラージュ。筋らしきものはある。しかしこれはその筋立てを追っても無意味だろう。途中何度か睡魔に襲われる。心地良し。感性の映画であった。
小屋を出ても渋谷は弱年の男女で雑踏が出来ている。味噌ラーメンを食し終電で帰宅。
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胃痛、腹芸、腹の虫

2007-11-28 01:20:00 | 日記
11/28(火)曇り
早朝より銀座へ行く。ビルの地下街でモーニングコーヒー。相方とプレゼンの打ち合わせ。9:50やや遅れて御前会議開始。予想に反して殿のご機嫌麗しゅう、つつがなく議事は進行する。1時間強で開放される。昼前に来客あり、昼食を共にする。とんかつなどどれ位振りに食べただろう。よからぬ密談で互いの腹を探り合う。相手の腹は読めないが、自分は満腹で大いに満足。午後一杯、会議で潰れる。絵に描いた餅にきな粉をまぶしたり餡で包んだり・・・。つまりは仕事を作る仕事をする。ああ滑稽なり笑止なり。
夕刻から碌な報告なし。遅くまで残業して帰路に就く。
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『目標はあるがそこへ到達する手段がない』 

2007-11-28 01:05:00 | 日記
11/26(月)晴れ
早朝より青山へ行く。取引先へのご機嫌伺いである。滞在3分、地下鉄に揺られて帰る。午後は何と言うことも過ぎ去って、夕刻、懸案事項解決のためのプロジェクト会議あり。終わって事務を片付ける。
帰路途中でスポーツクラブへ寄る。時刻は21:30。30分ほどゆったりと泳ぐ。体の毒素が染み出してゆく心地ぞ致す。サウナとバスで30分。帰宅してパソコンの前で前後不覚となる。
タイトルの後半
『道だと思っていたものは戸惑いである』
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失踪者

2007-11-26 00:31:00 | 日記
11/25(日)晴れ
日中は暖かい。昨夜は明け方まで仕事をして連日の10時過ぎの起床。罪悪感あり。ブランチを摂って午後、先週に引き続き世田谷・三軒茶屋へ。フランツ・カフカ第2弾。今日の演目は7年前の初演『アメリカ』を改め再々演したもの。出来は期待したほどでもなかったが、先週の『審判』よりは起伏がある分面白い。終演後、出演女優と懇親。これも先週同様。ただし今日はその旦那と昔の劇団仲間2名も同席。業界人の消長・消息・噂話が伺え興味は尽きない。
日付が変わる頃に帰宅。
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汝ら愛の深さと儚さを知るべし

2007-11-25 02:37:00 | 日記
11/24(土)晴れ
10:00起床。遅い朝食を軽く済ます。昼過ぎまでダラダラする。少し掃除をする。
午後、身支度をして地下鉄に乗り横浜まで。新興の駅前は大層な開けよう。徒歩一分、目指す教会で知人が挙式を行う。カトリック系小さな聖堂では1時間に一組の割合でカップルが誕生。式次第は厳かに行われた。新郎はバツイチ。しかし、申し分のない美男美女のカップルである。式が終わり併設する会場で披露宴。70人ほどのカジュアルなパーティであった。主賓席は仕事がらみの知人ばかり。場はそこそこ乱れる。フレンチのフルコースが大変美味であった。デザートがバイキング形式であるのも嬉しい。お決まりのスピーチと余興、父母への感謝の手紙・・・。久しぶりに古典的披露宴に出席し感慨深し。まぁこれからも色々あるでしょうが幸多からんことを。
帰路は友人の自家用車に便乗。帰宅20時過ぎ。

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ナンバー23/ミッドナイトイーグル

2007-11-25 02:23:00 | 日記
11/23(金)晴れ
三連休初日、昨夜の夜遊び、遅い就寝のも拘わらず6:30には目覚める。朝食後2時間のエクセサイズ。戻って運転手を仰せつかる。久しぶりに昼寝をする。夕食も作る。その前後に小さな諍いあり。
食後、プチ家出をする。
22:00近所のシネコンでジム・キャリーの新作を観る。喜劇役者としての名声を確立し、演技派としてのキャリアも積んでいるが最近は出演作に恵まれない。
『23』という数字にとり憑かれた平凡な男の悲劇。ジャンルはサスペンス・ミステリー。監督は「オペラ座の怪人」のジョエル・シューマカー。ケレン満載の映像。(これはこれで嫌いではない)思わせぶりな展開と凝った語り口。ラストは急転回のサプライズ。しかし、これには『シークレット・ウインドウ』や『エンゼルハート』という前例がある。もう少し整理すれば傑作になったであろうが、ややキワモノっぽくなったのは惜しい。
24:00開始の邦画は観客10名弱で上映開始。
米国大手の資本も入ったすサスペンス・アクション。高嶋哲夫の同名小説の映画化。監督は「フライ,ダディ,フライ」の成島出。主演は大沢たかおと竹内結子。
いかにも聖林好みの題材であるが、展開は強引で御都合主義。それは致し方ないといえ細部の組み立てが弱いためにリアリティが感じられない。主役ふたりが熱演していただけにこれも惜しい。
帰れば深夜2時を過ぎて入浴・読書をしていたら明け方になっていた。
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マグロのカマ焼き

2007-11-23 21:01:00 | 日記
11/22(木)晴れ
昨夜は夕食抜きで早くに就寝、爽やかな目覚め。早朝より市ヶ谷へ健康診断に行く。整理番号23番。ここ数日とった便と痰を提出し、尿・血液採取をする。身長・体重・視力・聴力測定、心電図・エコー・胸部レントゲン・そしてバリウム痛飲。検査後、12時間ぶりの飲食と煙草がうまい。午後は雑務。夕刻より中野に出張る。メイン通りから一本隔てた怪しき歓楽街にある魚貝炭火焼の店で会合。2次会は近所のカラオケ。25時過ぎにタクシーで帰宅。
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特別償却とはなんぞや

2007-11-22 01:00:00 | 日記
11/21(水)晴れ
朝夕寒くなりました。
午前、返済の滞る客から苦しい言い訳を聞く。株主がコロコロ変わる怪しきコンテンツ業者である。昼食後は予定していた展示会へも行けず、一人シコシコ仕事をこなす。溜まっていた交通費の清算をする。接待費とあわせると月の遊興費を軽く越える金額を立て替えていたことになる。
頻繁に宴席からお誘いの携帯が鳴る。メールも来る。鬱陶しい。
ストレス解消にジムへ向かうも今日は定休日であることに気がつく。
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脱糞・密談・下座頓首

2007-11-21 00:02:00 | 日記
11/20(火)晴れ
どうも体調がすぐれぬ。風邪が抜け切っていないようである。宵っ張りの自分には珍しく12時チョイ過ぎに就寝。7時間近い連続睡眠は久しぶりである。
早朝より東川口へ行く。取引先へのご機嫌伺いである。ボジョレーヌーボーを持参する。『あっ俺ワイン飲まないんだよな』の一言に軽い殺意を覚える。頭にきたので御不浄を拝借し大いなるイチモツを呻吟のうえ捻り出し流さず帰ってきた。ざまぁみろ。
午前は来客あり。同業他社である。怪しき賎業を営むプロダクションへの融資を画策する。会談終わり、近所の料亭でパワーランチ。【健康膳】とはいかにものネーミング。身の丈六尺を超えるパートナーは讃岐の人なり。元高校球児とのこと。現在は前頭13枚目といった風袋。不摂生はしたくありませんな。
更に夕刻、大門に出没し、これも同業を訪問し協業を慫慂、果ては恫喝する。
無能を晒す残業をする。悪友が寄ってくる。帰路、中華屋で晩酌セットで愚痴合戦。
ああ健康的な日常は遠のく。
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心地良い疲労

2007-11-20 00:42:00 | 日記
11/19(月)晴れ夜一時雨
昨夜は早く寝たのに週明けは体が重い。いつものミーティング。SWAT分析なんぞをする。昼前に二子玉へ行く。昼食に中華なぞ。地元の不動産屋へ金を貸す。本人確認やら、契約概要説明やら、全く面倒な手続きを粛々とこなす。新橋でシャツを買う。夕刻、大門の旅行会社へ見積もり提出。担当役員の趣味のバンド活動を拝聴する。残業をする。22:00から一時間。フィットネスクラブにてスイミングとサウナ。でればいつしか強い雨が降っていた。
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審判

2007-11-19 00:39:00 | 日記
11/18(日)晴れ
早朝起床、1時間のエクセサイズ。戻って朝食。畳屋が見本を持ってやってくる。10年ぶりの畳替え。日本製イグサは1枚5,000円から1万、2万、上限は切りなしとのこと。中の上で手を打つ。
昼過ぎ三軒茶屋へ出向く。シアタートラムでカフカ原作のお芝居観劇。いにしえの大昔カフカの諸作(ある日突然、虫になった男。どうしてもお城にたどり着けない男。突然逮捕されて犬のように撲殺される男)は総て読んだが、本作は長く重く暗いお話でありました。寓意と迷宮。芝居もしかり。3時間、時折意識が遠のき心地良し。音楽・装置良し。終演後、出演したベテラン女優と居酒屋で懇親。製作秘話が聞けて興味深し。
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バイオハザードⅢ

2007-11-19 00:31:00 | 日記
11/17(土)晴れ
早朝起床、7時よりエクセサイズ開始。2時間体を捻る伸ばす。
9:45豊島園でコンピュータゲームから想を得たハリウッド大作の続篇を鑑賞。1も2も観たはずなのに筋立てをすっかり忘れてる。B級アクション(ゾンビ)映画としてはお金もかかってそれなりに楽しめる。砂漠でのロケ、エキストラの皆様ご苦労様です。御都合主義と強引な展開に突っ込みどころ満載。『マッドマックス』や『鳥』からのイタダキシーンを混ぜ込むに到っては苦笑するしかない。いやはやなんとも。主演女優は措くとして、女優陣はなかなか美形ぞろいでありました。
帰宅して掃除をする。深夜映画の録画を観て夕食を作る。特製トン汁と野菜炒め。これはヘルシー。

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松・竹・梅

2007-11-17 17:17:00 | 日記
11/16(金)曇り時々晴れ
穏やかな秋空続く。
朝一番で西武線に乗って埼玉県近くの郊外を散策。写真撮影。実は隠密ミッション。新旧の個人居宅をそれとなく観察する。
ヒマなような忙しないような不思議な午後。夕刻、来週出席する結婚式の祝電を頼まれる。真面目なものでもつまらないし、かといって洒落が強すぎても顰蹙であろう。その按配が難しい。3題つくる。
帰路、ジムにより1時間のエクセサイズ。
心身の疲労心地良し。
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4分間のピアニスト

2007-11-16 01:17:00 | 日記
11/15(木)晴れ
終日屋内業務。外出をしそびれる。
夜、銀座で独逸映画を見る。欧州でヒットした音楽ドラマ。映像やらテーマはなかなか芸術的でお堅い国民性が良く出ている。かつての天才ピアノ少女がいまでは殺人犯として刑務所の中。ここでも問題児である彼女に老教師が指導を試みる。暗い過去を持つ二人は、紆余曲折を経てコンクール優勝を目指す。主演の新人ハンナー・ヘルツシュプルングとベテラン女優モニカ・ブライブトロイの絡みが凄い。互いに傷つき踏み込み合って摩擦と親密を繰り返す。
少し説明不足であったり饒舌に過ぎる部分もあるが、芸術と憎悪、才能と排他、孤独とエロスが、ねじれ絡まりラストの舞台演奏へ向かう。老境の狷介孤高な女教師。自身の才能と感情の振幅をもてあますヒロイン。双方美人でないところがリアリティあり。サウンドトラックと精巧なフレームワークが良かった。
 
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我帰る甘き故郷すでになし

2007-11-14 23:45:00 | 日記
11/14(水)晴れ
暖かき。冬物の厚手の上着が皮肉である。終日雑務をやっつける。夕刻、西武青梅線の小川へ実地検分に出向く。商店街とも呼べないような駅前を抜けると、辺りは夕闇迫り、迷い歩くこと30分以上、住宅地に囲まれた300坪の空き地を発見する。6軒の住宅が建つそうな。都心より1時間強、新旧・高低級の居宅が居並ぶ不思議な一角である。西東京と埼玉を境にしたあのあたりは交通至便とは言い難い半端なロケーションでもある。私鉄・JRを行きつ戻りつして自宅最寄の駅に降り立ったのは20時。マックで休憩して帰宅。親族より冠婚葬祭火事見舞の醵出金応募の一報あり。長文の返信をする。金の切れ目が縁の切れ目、遠き親戚より近くの他人、親族の結束は家父長の威厳にあり。思えば遠くへきたもんだ。あぁ血族。
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