Il film del sogno

現実逃避の夢日記

東南角部屋二階の女

2022-03-31 21:07:29 | 映画
3/31(木)晴れ時々曇り一時小雨
弥生晦日。さしたる用事ないが休暇取得。散歩と朝食を済ませて庭の草むしりと落ち葉拾い。風に乗って桜の花びらも舞う。午後の散歩を終えてサンドウィッチの昼食。ウクライナ侵攻とコロナの感染者数の増加がニュースのメイン。夕方、終礼にネットで参加。同僚の異動の挨拶をディスプレイ越しに聴く。PCを切って小雨のなかを夜桜見物に散策。夜はアマゾンプライムで2008年製作の邦画を視聴。監督:池田千尋の長編デビュー作。主演は西島秀俊、共演に加瀬亮など10年以上前だから実現したキャスティング。インディー系の良く出来た人情譚だが、真の主役は高橋昌也と香川京子だろう。赤堀雅秋や伊藤沙莉がちょい役で出ていてファンは必見の小品。更には撮影:たむらまさき、美術:三ツ松けいこ、とクレジットを見て『おっ!』と思う自分も相当な邦画オタクである。まだまだ未見の映画は山ほどある。
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もう終わりにしよう。

2022-03-30 20:38:05 | 映画
3/30(水)晴れ時々曇り
気温の上がり下がりで着るモノに気を使う。8:00起床。我が仔と散歩の後、午前中はファミレスで朝食がてらお仕事。周囲を見廻せば単身の男女が我と同様にパソコンとスマホで仕事をしている。午後も散歩でスタート。桜の咲く広場には飲食禁止と張り紙あるが、多くの家族連れがシートを敷き弁当拡げて花見の真っ最中。夕刻、駅前の定食屋で早めの夕食。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。2020年製作、監督・脚本は異才チャーリー・カウフマン。『マルコヴィッチの穴』や『エターナル・サンシャイン』の作者ゆえ一筋縄ではいかない。原作小説あるようだが未読。前半はヒロインが語り部(主体)となるが、彼氏の実家での異体験から、後半(母校訪問)からは怒涛のイリュージョン。つまり、これは冴えない老用務員の希望と妄想の脳内映像である。散りばめられた細かな破片のような伏線が不気味である。悲しく儚い男の一生と云ってしまえば身も蓋もないが、ミュージカル『オクラホマ!』の引用が美しい。主要4人(ジェシー・プレモンス、ジェシー・バックリー 、トニ・コレット、デヴィッド・シューリス)のアンサンブルが素晴らしい。玄人受けする渋い一本。

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ロスト・ドーター

2022-03-29 20:21:37 | 映画
3/29(火)曇り
終日曇天、寒が戻って肌寒い。8:00起床。散歩、朝食、1時間ほどお仕事。午前中は庭の枯葉の掃き出しと猫除けの清掃。我が仔と2度目の散歩を終えて遅い昼食に九州ラーメン。夕刻、カフェで一服して単身で黄昏の公園を桜見物。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。今年度アカデミー3部門(脚色・主演女優・助演女優)ノミネート作品。女優マギー・ギレンホールの監督・脚本長編デビュー作。ヴェネツィアでも脚本賞に輝き≪ドライブ・マイ・カー≫と競ってオスカー受賞も頷ける。原作はイタリアの女流作家エレナ・フェッランテの小説。これは以前友人に薦められ読了。映画は原作に忠実であるが、効果的な回想シーンや印象的な小道具、意味深長な仕草や目配せなどに映画的なギミックが満載されて感心。基本的には母性の乏しい中年教師の懺悔録なのだが、徐々に暴かれてゆく過去・経緯がサスペンスフル。オリヴィア・コールマンが巧いのは承知していたが、ジェシー・バックリーにも痺れた。同一人物を演じて全く違和感がなかった。余談だが原作のタイトルは≪La figlia oscura≫(暗い娘)だが、映画の原題は何故か≪The Hand of God≫。邦題の≪ロスト・ドーター≫は内容の謎かけも含めてドンピシャ。主人公が見ていた映画はエリザベス・テーラー主演の『雨の朝巴里に死す』(1954年)でありました。このインディー系の地味な心理映画を多部門ノミネートさせる米国アカデミー賞選者の眼力は流石である。

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アースクエイクバード

2022-03-28 21:24:11 | 映画
3/28(月)晴れ後曇り
8:00起床。散歩、朝食、1時間ほど仕事。正午までは2階ベランダの清掃をして布団を干す。午後は満開の桜の樹々が点在する公園を散策。家族連れがシートを拡げて春爛漫である。TVニュースで≪ドライブ・マイ・カー≫のアカデミー国際映画賞受賞を知る。慶賀の至りではあるが、作品・監督・脚色の3部門にノミネートされた時点ですでに快挙である。作品・監督賞候補の10作品中未見はポール・トーマス・アンダーソン監督の≪リコリス・ピザ≫(邦家では7/1公開)だけだが、濱口作品はどの部門で受賞しても納得の完成度であった。村上春樹は世界的にも著名な人気作家であり、その相乗効果もあったと思ふ。邦家のアカデミー賞も早く大手の持ち回りなどと云う古い業界体質から脱皮しないと良質な作品は生まれないだろう。またそれを評価する観客の審美眼も育たない。今年は米国本家のノミネーションを踏まえて作品賞などを与えたが、過去濱口監督の諸作は一切黙殺しており、その偏向振りに権威の欠片もない。夕刻、カフェで一服。夜はネットフリックスで贔屓女優アリシア・ヴィキャンデルの主演作を視聴。日本を舞台にしたサイコ・スリラー。これは青髭公の城でありますな。オスカー女優の無駄使いとも思えるB級テイストなカルトな異色作。セットが少し変わっているなと思ったら、クレジットに美術:種田陽平とあり。映画を楽しむのは監督の演出や役者の演技だけではない。

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ベルファスト

2022-03-27 20:07:26 | 映画
3/27(日)曇り時々晴れ
未明に暴風を伴う降雨あり。春の嵐だな。8:00起床。我が仔と散歩。10:00ファミレスで朝食&新聞精読。12:00~14:00ジムでエクセサイズとサウナ。体重増減なし、血圧上108下88。一旦帰宅して我が仔と2度目の長い散歩。曇天ではあるが、無風で18℃まで上がった気温に公園の桜は5分咲きで、家族連れが芝生の広場に集う。長閑で平和な風景。その後、近所のシネコンで15:40上映開始の洋画を鑑賞。今年度オスカー7部門ノミネート作品。制作・監督・脚本を兼務する北アイルランド・ベルファスト出身ケネス・ブラナーの自伝的ファミリーストーリー。数百年に渡る民族・宗教紛争の歴史的な背景を踏まえないと一家の置かれた状況は理解できない。頻繁に映画の題材になるIRAなどコワいテロ組織だと思われがちであるが、物事の善悪は複雑な経緯を理解しないといけません。約半世紀前のモノクロ画面で描かれる人口30万程度の平凡な工業都市は、暴動によって一変する。祖父母と両親、兄弟、友人、隣人たちの対応がメインテーマ。領土・人種問題が、爭い事の源になることは何時の時代でも同じ。子供は国の宝であり明日への希望であることもまた。キアラン・ハインズの渋い演技は特筆しておきたい。
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ナイトメア・アリー

2022-03-26 20:53:03 | 映画
3/26(土)曇り後雨
8:00起床。我が仔と散歩。10:00リフォーム会社の美人営業ウーマンが颯爽とやって来て、近所へ来月初旬工事開始の挨拶廻り。午後の散歩を済ませて近所のシネコンで14:20上映開始の洋画を鑑賞。若年層中心に4割程度の入り。ダーク・ファンタジーの鬼才ギレルモ・デル・トロの新作でオリジナルストーリーだとばかり思っていたが、異色作家ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの1946年発表の原作小説あり。更には翌年タイロン・パワーで映画化もされている。いづれも未読未見。それにしても見世物小屋の興行内容が、獣人・読心術師・マジシャン・刺青男・電気椅子ショーなどなど、この監督の世界観とベストマッチ。後半はサスペンスやホラー色が強くなり色調が若干変わる。主人公ブラッドリー・クーパーとケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ルーニー・マーラを巡るエロティックな受難譚でもある。これはデル・トロ節としか云い様のない作品だが、1940年代に流行ったニューロティック映画(異常心理映画)に対するオマージュも感じた。
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オクジャ

2022-03-25 21:39:22 | 映画
3/25(金)晴れ
7:30起床。8:00我が仔と散歩。9:00~10:00ズーム会議。11:00愛車のフロアマットを洗浄。シートをクリーニング。昼食に軽めのサンド。午後はダラダラ2時間ほど仕事。14:00我が仔と2度目の散歩。夕刻、近所のショッピングモールで菓子折り調達。19:00我が仔と3度目の散歩。夜はネットフリックスで独占配信の米韓合作を視聴。2017年製作、監督は後にオスカーを獲る ポン・ジュノ。カンヌ映画祭に劇場公開せぬ本作がコンペに出されたことが話題になりましたな。本作見たさにネットフリックスに加入した映画ファンは多いと思ふ。韓国人少女と遺伝子操作された巨大な豚さんのニューヨークを舞台にした冒険活劇。純朴なヒロインと無垢な動物の情愛がメインストーリーだが、利益追求する大企業家や動物愛護団体などを絡めて理不尽で無慈悲な現代社会を痛烈に批判していた。メルヘンとも毒気満載の悲劇とも見て取れる。可憐な中にも野趣ある少女と空想上の珍獣としか思えない≪オクジャ≫が疾走する様は実に絵になる。云って詮無いが、これは大画面で観たかった。
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心のカルテ

2022-03-24 21:01:06 | 映画
3/24(木)晴れ
8:00起床。好天で気温も上昇。仕事を小一時間で済ませて散歩、朝食、掃除。読書、散歩、昼食、洗車。夕方、駅前カフェで一服。夜はネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。2017年、米国製作。拒食症のヒロインの闘病記。レズビアンの母親、そのパートナー、継母、腹違いの妹。主治医と施設で同居する個性的なメンバーとのあれこれ。≪17歳のカルテ≫同様の精神病棟モノの変種。これは主演のリリー・コリンズの好演に尽きる。最初は誰だか分らなかったほど痩身ガリガリ。役作りとはいえご苦労様です。各キャラの配置も良く、キアヌ・リーブスの精神科医役も説得力あり。但し、ラストの治癒のきっかけとなる母親との行動には少々違和感あり。拒食症の正式な病名は神経性無食欲症。精神疾患の一種で罹るのは若年層の女性が大半。人間痩せこけてくると産毛が伸びてくるのですな。いろいろとお勉強になりました。

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親族会議(序章)

2022-03-23 21:53:49 | 日記
3/23(水)曇りのち小雨
珍しく寝つきが悪く明け方まで寝返りを繰り返す。6:00起床。出勤日。7:15奉公先到着。午前中は小僧相手の研修講師。プレゼン演習の予定がいつのまにやら小言幸兵衛。午後は昼食も摂らずに雑用をせっせとこなす。社内報で春の人事異動を知る。去る者・来る者、昇進に左遷。まぁ人生は長い、照る日もあれば干される日もある。15:50定刻退社して池袋で途中下車。カフェで一服、近隣散策して時間をつぶす。18:30大手回転寿司店で親族の男女と集結。三十路過ぎ立派なオトナになってもアニバーサリーは大切である。誕生記念の食事会は会話も弾み皿を重ねて盛況。小一時間でお会計7千円弱。次いで高級喫茶店でケーキセットをオーダーして更なる祝賀。後半は作成してきた資料を基にシリアスな協議を行う。いっそ弁護士雇ってハッキリ白黒つけたら、などと過激な発言もあったが、費用対効果の問題もあり逡巡すること悩める乙女の如し。詳細略。21:00散会。小雨のなかを帰路に就く。

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ザ・テキサス・レンジャーズ​

2022-03-22 20:31:23 | 映画
3/22(火)雨のち霙混じりの雪のち曇り
日中の気温が3℃程度と真冬に逆戻り。8:00起床。お仕事は1時間で終了。政府から「電力需給ひっ迫警報」なるものが発表されて、寒いからとエアコンをガンガン動かしていると停電の恐れがありますよ、という脅しともとれる発令あり。地震の影響で発電サイドに問題が出たのでありましょう。エアコンを消してリビング・ダイニングを仕切り、灯油ファンヒーターに切り替える。昼に特製味噌ラーメン。豆板醤の辛みを加えて体内も温める。夕方、雪も止んだので我が仔と短い散歩。夜はネットフリックス製作(独占配信)の洋画を視聴。監督は≪リトル・シングス≫で感心したジョン・リー・ハンコック、主演は ケビン・コスナーとウディ・ハレルソンの二枚看板。『俺たちに明日はない』で著名な実在の犯罪者カップル(ボニーとクライド)を、彼らを追いつめたテキサス・レンジャーの視点で描いている。企画は20年位前からあり、主演はポール・ニューマンとロバート・レッドフォードを想定していたそうな。禁酒法と世界恐慌下の1930年代を再現したセット・美術・衣装・ロケーションが素晴らしい。過去にワケアリの老レンジャー(邦家にはない法執行官)ふたりのアナログ捜査に妙味あり、その友情に泣ける。渋い拾い物の一本でありました。

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体操しようよ

2022-03-21 21:02:18 | 映画
3/21(月)晴れ
連休最終日。春分の日。8:30起床、我が仔と散歩、ファミレスで朝食。午後、思い立って、自転車で実家まで。手土産は昨日作った桜餅である。生憎実兄は仕事で不在。兄嫁相手に小1時間雑談。土産に白米とぬか漬けを頂戴する。エビで鯛を釣った心地。帰路、高円寺の食堂で早めの夕食。カウンターしかない大衆洋食屋だがマスターがビールを飲みながら常連と競馬の予想をするような店である。ミックス定食680円也。帰宅して我が仔と2度目の散歩。夜はアマゾンプライムにて見逃していた邦画を視聴。2018年公開。全国ラジオ体操連盟協賛。大河ドラマをきっかけに再ブレイクした草刈正雄主演のホームドラマ。往年の二枚目(モデル)俳優も古希近く定年後を演じるとは。更にはマドンナの和久井映見も五十路超えだと。わが身と置き換えてその作中の心情が他人事でなし。お話は類似多い父娘・人情モノ。特段新味があるわけではないが、房総・館山のロケーション良し。今後、こうしたシルバー映画は手を変え品を変えて制作されるだろう。

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暴君になる方法(独裁者のプレイブック)

2022-03-20 20:57:30 | 日記
3/20(日)晴れ
連休中日。明け方にふたつの夢をみた。性と食に関する不思議で生々しい夢だった。枕元の時計を見ると9:00を過ぎている。我が仔と散歩、ファミレスで朝食、ドリンクバーの薄いコーヒーを飲みながら朝日と読売を読み比べて得る事多し。社説や執筆者の論調で同じ事象がこうも違うものか。12:00~14:00ジムでエクセサイズ(遠泳)とサウナ。体重増減なし。目標まであと2キロ。もしやこれが理想体重なのではないかと思わぬでもなし。血圧上108下88。帰宅して我が仔と2度目の長い散歩に出る。夕方、近所の甥っ子に東京桜開花宣言記念に作った桜餅を届ける。今年は亡き姉の十三回忌に当たる。明日の墓参りに持って行ってくれるとのこと。夜はネットフリックス独占配信のドキュメンタリーを視聴。近代史における独裁者列伝。全6話。対象はヒトラー、フセイン、アミン、スターリン、カダフィー、金王朝。その特徴、時代背景などからカリスマ指導者や英雄が、いかに強権的・独善的な「独裁者」となったかがアイロニカルに描かれる。共通していることは国民が災難(貧困や紛争)にあっているときほど出現しやすいと云うことだろう。彼らにとって無辜たる草民の大量虐殺や餓死など統計的な意味しか持たない。プーチンは沈着冷静で正気である。ただ我々と違っているのは自分を神だと思っていることだ。≪暴君に最も都合のよい観念は神の観念である≫スタンダールも『赤と黒』で云っている。
  



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SING/シング:ネクストステージ

2022-03-19 19:57:53 | 映画
3/19(土)晴れ後曇り後雨
8:30起床。3連休初日。休日のルーティン通り、散歩、ファミレスでの朝食、シネコンで映画鑑賞。演目はユニバーサル系列イルミネーション制作の大ヒットアニメの続編。周囲はカップル・子連れのファミリー中心に3割弱の入り。パート・ワンは5年ほど前にガラガラの日比谷(スカラ座)で観た記憶あり。お馴染みの擬人キャラによるミュージカル・ショーがクライマックス。著名な使用楽曲と煌びやかな舞台(スペクタクル)は、さすがに大画面・高音質の劇場向き。但しショーアップされたミュージカル部分に文句はないが、つなぎのドラマがお粗末過ぎやしないか。その辺はディズニーを見習ってほしい。更には吹き替え版だったが、大物ロック・シンガーの初アフレコ(オリジナルはU2のボノ)が及第点とは言い難し。話題つくり(集客)の為とは云え艶消しである。それでも≪Let’s Go Crazy≫≪ Goodbye Yellow Brick Road≫≪I Say A Little Prayer≫など60~80年代の名曲を流されると、オールド・ポップス・ファンとしては心は弾む。我には懐メロでも若い衆には新鮮に響いていることだろう。帰宅して暖かな陽春を浴びて我が仔と長い散歩。夜はひたすら読書。
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猫は逃げた

2022-03-18 21:28:24 | 映画
3/18(金)曇り後雨
8:00起床。9:00明け方の雨で路面が濡れているも曇りの小休止に我が仔と散歩を済ませる。午前中はネットミーティングに参加して真面目に仕事。午後から雨脚強まる。夕刻、愛車に乗って近所のショッピングモールのカフェで一服。そのまま隣接しているシネコンで本日初日の邦画を鑑賞。18:15上映回には観客15名。コンスタントに佳作を連発している今泉力哉監督。飼い猫の親権?で揉める離婚寸前の夫婦とそれぞれの浮気相手、四角関係の男女によって繰り広げられる恋愛狂騒劇。先に公開された≪愛なのに≫と対をなす作品。優柔不断の男性陣に対して勝気な女性陣。L/R15ゆえに濡れ場もあるがアクセントなレベル。地味なキャスティングではあるが、山本奈衣瑠毎と手島実優の好演は特筆しておきたい。このふたりはオファーが増えると思ふ。終盤の全員横並びの長回しシーンには笑わせてもらった。エンディングも申し分なし。更にはクレジットタイトルにかぶる主題歌≪don’t cry≫(LIGHTERSという女性デュオ)が素晴らしい。真の主人公である猫の心情を切々と歌ってその余韻や良し。本降りになった雨のなか鼻歌混じりで帰宅。
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ポゼッサー

2022-03-17 21:37:09 | 映画
3/17(木)晴れ後曇り
長く不快な横揺れ地震から一夜明けて7:30起床。東北新幹線は脱輪して東京の一部地域では停電もあったとTVニュースは伝える。9:00までに仕事を済ませて我が仔と散歩。午前中は桜の便りに刺激されて東西の桜餅(長命寺と道明寺)を作ってみる。ちょうどお向かいに住む同郷の主婦・佐藤さんを見かけたのでおすそ分けして大いに喜ばれる。一日一善。散歩がてら徒歩で池袋まで。シネマロサにて14:45上映開始のカナダ・英国の合作を鑑賞。場内若年層中心に12名と閑散。敬愛するブロガー激賞の一作。監督は鬼才デヴィット・クローネンバーグの息子だそうで、映像センスも遺伝するのだと感嘆した次第。父親譲り(?)のグロさゆえR18のレーティング。観る者にヒリヒリとした生理的痛痒を感じさせる描写に息が詰まる心地。一度溶けた体が再構築されるような幻想的描写は映像ならではの迫力。遠隔殺人システムと云う近未来・SF的なストーリーらしきものはあるが、あまり筋立てを追っても意味はなかろう。題名通り≪所有者≫とは憑依をする者であり、人間の深層心理(潜在的悪意)を描いた不気味な夢のお話だと理解した。刺激的なシーンの連続にがっつり疲れた。その後、メトロポリタンビルにあるリフォーム会社のショールームを訪ねる。昨夜のこともあり耐震補強の商談は熱を帯びる。詳細割愛。カフェで一服して帰路に就く。
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