Il film del sogno

現実逃避の夢日記

アマニタ・パンセリナ

2021-09-06 19:50:18 | 書籍
9/6(月)曇り時々雨一時にわか天気
曇天の週明け。時折降雨。涼しいのは助かる。散歩、朝食、真面目に仕事。10:00リフォーム会社の営業あらわる。懸案の外装・屋根・防蟻など総額高級外車1台分の見積もりを持参。1時間半にわたって積算根拠の仔細を聞く。まぁつまりは大手だから安心料ですよ、と口では云わずとも顔に書いてある。相見積りは最低2社から取る、と牽制すると少し勢いが静まった。さてさてどうする。午後は遅い昼食を摂って我が仔と2度目の散歩。夕方、カフェで一服。中島らものエッセイ集を再読。 睡眠薬、シャブ、アヘン、合法幻覚サボテン、咳止めシロップ、毒キノコ、ハシシュ、大麻、LSDなど体験したドラッグについての蘊蓄と警句の数々。名著≪今夜、すべてのバーで≫は自身のアル中体験談であるが、これはラリ中でもあった作者の露悪的なドラッグエッセイである。その情報量(国内外の専門文献や体験本)が半端でない。人間が依存するのはドラッグばかりではない。そして何かに依存しない人間はいないだろう。破滅・退嬰的な内容にもかかわらず独特のユーモアに救われる。真面目な生活者としての一面も窺い知れて興味は尽きない。秋の夜長に備えて≪ガダラの豚≫と≪永遠(とわ)も半ばを過ぎて≫を再読するために書庫から取り出す。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする