◆ 池袋暴走事故 「私は鬼になる」 そう語る松永さんの真意とは:(柿崎 誠) 抜粋転載
・ 最初に申したい。此の記事はネットであれ、スマフォからであれ、自由に誰もが読んで欲しい素晴らしい内容だ。それが「有料記事」扱いゆえ、毎日新聞購読者でない限り途中までしか読めない。
新聞社の経営戦略上、大事な記事の有料差別化が長期的に見て、本当に読者を獲得し、望ましいメディアの存在価値を増すことに繋がるのだろうか? どうしても私は疑問でならない。
▼ <4月27日の公判では初めての被告人質問が行われた。車の記録装置にアクセルペダルを踏み込んだデータが残っていたことが明らかになっている中、被告は「アクセルを踏んでいないのに、
エンジンが高速で回転して加速した」「アクセルペダルが(運転席の)床に張り付いているのが見えた」などと無罪を主張した。
松永さんは公判後の記者会見で「荒唐無稽(むけい)な主張をされ続け、事故後、一番絶望した」と話した>
1) 東京・池袋で2019年4月に起きた乗用車の暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(34)へのインタヴュー:『僕は三つのことを言い聞かせて裁判に参加しています。』
<一つは、この先も生きていかなければならない僕たち親族が将来、やれることはやったと思えるようにしたいということ。>
<二つ目はこれだけ大きな交通事故が、軽い罪で終わる前例を作ってはいけないということ。>
<三つ目は、法律や免許制度、車の技術、地方の高齢者の足をどう解決するのかなど事故を防ぐためにどうすればいいのか、国全体の議論につながってほしいということです。>
2) <松永さんは事故後、「関東交通犯罪遺族の会(あいの会)」に加わり、高齢ドライバーの事故対策を国に要望するなどの活動を続けている。20年に道路交通法が改正され、22年には75歳以上を
対象に、一定の違反歴がある場合は免許更新時の「実車試験」(運転技能検査)が義務化される。また、自動ブレーキなどを搭載した車だけを運転できる限定条件付き免許も導入される>
<免許更新時の実車試験の義務化は大きな一歩だと思います。ただ、不合格になって免許を更新できない人に対するサポートが追いついていないような気もします。特に地方で免許を更新できない
高齢ドライバーへの支援は十分でしょうか。地方の高齢者の足をどう確保するかという本質を突き詰めないと根本的な解決にはなりません。
口で言うのは簡単なことだとは分かっていますが、遺族だからこそ、理想論を語っていかなければいけないと思います。>
<例えば高齢者向けのタクシーチケットの利用拡大やバスの増便など解決に向けたさまざまなアプローチがあるはずです。生きがいとしてハンドルを握りたい人には、コンパクトカーという選択肢も
あります。車メーカーによる自動ブレーキなどの安全対策技術の向上はもちろん大事ですが、それだけで事故はなくせません。
高齢者の運転免許の返納は家族の「説得」に委ねられているのが現状ですが、免許を手放しても幸せを追求できるようにサポートするのが国の義務ではないでしょうか>
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1)では、遺族として裁判にどう臨み・何をすべきか、を的確に見据えているのが解る。2)は、ドライヴァーの事故防止策と周辺措置の整備課題を具体的に指摘・提言しており、何人も否定できまい。
松永さんは34歳というから、その若さで苦悩と向き合い、楽しかるべき人生をず~っと憎悪で生きねばならない。 何と罪深い仕打ちを飯塚被告はしたのか? それも分かっていないんだろうな・・・
本コラムで何度も私は飯塚被告の卑怯で下劣な言動を非難してきた。愛する妻子を奪われた松永さんの胸が張り裂けんばかりの怒り/悲しみを想像も出来ず、或は意図的に無視し続けられる神経はいったい
どう理解できるのだろう? 何が老い先短い被告をここまで支えているのか? 罪の意識が本当にあれば、物証無きメカニカルトラブルなどと言い逃れを続ける根気は失せる筈ではないのか?
もう、私には狂人としか見えない。 だが被告は心神喪失を訴えるのでもなく、過失の否定に勤しみ続ける。配偶者も健在なら、同じ心境で自己保身に回っているのか? 恥を知れ!!!
・ 最初に申したい。此の記事はネットであれ、スマフォからであれ、自由に誰もが読んで欲しい素晴らしい内容だ。それが「有料記事」扱いゆえ、毎日新聞購読者でない限り途中までしか読めない。
新聞社の経営戦略上、大事な記事の有料差別化が長期的に見て、本当に読者を獲得し、望ましいメディアの存在価値を増すことに繋がるのだろうか? どうしても私は疑問でならない。
▼ <4月27日の公判では初めての被告人質問が行われた。車の記録装置にアクセルペダルを踏み込んだデータが残っていたことが明らかになっている中、被告は「アクセルを踏んでいないのに、
エンジンが高速で回転して加速した」「アクセルペダルが(運転席の)床に張り付いているのが見えた」などと無罪を主張した。
松永さんは公判後の記者会見で「荒唐無稽(むけい)な主張をされ続け、事故後、一番絶望した」と話した>
1) 東京・池袋で2019年4月に起きた乗用車の暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(34)へのインタヴュー:『僕は三つのことを言い聞かせて裁判に参加しています。』
<一つは、この先も生きていかなければならない僕たち親族が将来、やれることはやったと思えるようにしたいということ。>
<二つ目はこれだけ大きな交通事故が、軽い罪で終わる前例を作ってはいけないということ。>
<三つ目は、法律や免許制度、車の技術、地方の高齢者の足をどう解決するのかなど事故を防ぐためにどうすればいいのか、国全体の議論につながってほしいということです。>
2) <松永さんは事故後、「関東交通犯罪遺族の会(あいの会)」に加わり、高齢ドライバーの事故対策を国に要望するなどの活動を続けている。20年に道路交通法が改正され、22年には75歳以上を
対象に、一定の違反歴がある場合は免許更新時の「実車試験」(運転技能検査)が義務化される。また、自動ブレーキなどを搭載した車だけを運転できる限定条件付き免許も導入される>
<免許更新時の実車試験の義務化は大きな一歩だと思います。ただ、不合格になって免許を更新できない人に対するサポートが追いついていないような気もします。特に地方で免許を更新できない
高齢ドライバーへの支援は十分でしょうか。地方の高齢者の足をどう確保するかという本質を突き詰めないと根本的な解決にはなりません。
口で言うのは簡単なことだとは分かっていますが、遺族だからこそ、理想論を語っていかなければいけないと思います。>
<例えば高齢者向けのタクシーチケットの利用拡大やバスの増便など解決に向けたさまざまなアプローチがあるはずです。生きがいとしてハンドルを握りたい人には、コンパクトカーという選択肢も
あります。車メーカーによる自動ブレーキなどの安全対策技術の向上はもちろん大事ですが、それだけで事故はなくせません。
高齢者の運転免許の返納は家族の「説得」に委ねられているのが現状ですが、免許を手放しても幸せを追求できるようにサポートするのが国の義務ではないでしょうか>
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1)では、遺族として裁判にどう臨み・何をすべきか、を的確に見据えているのが解る。2)は、ドライヴァーの事故防止策と周辺措置の整備課題を具体的に指摘・提言しており、何人も否定できまい。
松永さんは34歳というから、その若さで苦悩と向き合い、楽しかるべき人生をず~っと憎悪で生きねばならない。 何と罪深い仕打ちを飯塚被告はしたのか? それも分かっていないんだろうな・・・
本コラムで何度も私は飯塚被告の卑怯で下劣な言動を非難してきた。愛する妻子を奪われた松永さんの胸が張り裂けんばかりの怒り/悲しみを想像も出来ず、或は意図的に無視し続けられる神経はいったい
どう理解できるのだろう? 何が老い先短い被告をここまで支えているのか? 罪の意識が本当にあれば、物証無きメカニカルトラブルなどと言い逃れを続ける根気は失せる筈ではないのか?
もう、私には狂人としか見えない。 だが被告は心神喪失を訴えるのでもなく、過失の否定に勤しみ続ける。配偶者も健在なら、同じ心境で自己保身に回っているのか? 恥を知れ!!!