静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

≪ 習氏「信頼され、愛される中国に」 国際的イメージアップ指示 ☺≫    『信頼される~愛される』仁徳とは、自然に滲み出るもの   化けの皮は 被る前から剥がれてるぞ

2021-06-03 07:43:03 | 時評
★ 有料記事だが、短いので、ほぼ全文を転載する 【毎日・朝刊】
1.<中国の習近平国家主席は5月31日、中国共産党の会議で中国の国際的なイメージアップを図るために国際世論への働きかけを強めるよう指示した。国営新華社通信が6月1日に伝えた。
   これまでの中国の強気の外交宣伝戦略が、国際社会でマイナスの影響を生んでいる現状を事実上、認めた形だ。>

2.<習氏は中国の国際的な影響力は着実に拡大してきたと指摘したうえで、「同時に新しい情勢と任務に直面している」と強調。「自分たちの自信を示すと同時に、腰を低くし謙虚さを忘れず、
  信頼され、愛され、敬われる中国のイメージを作るよう努力しなければならない」と述べた。> ← 自信を示しながら同時にだって??? 笑わせるなよ。

3.<「国際会議や海外の主流メディアなどのプラットフォームを利用して声を上げ、立体的で生き生きとした中国の姿を届けよう」とも語った。中国は、新疆ウイグル自治区や香港などの人権問題に
  関する批判などに対し、攻撃的な態度で反論する「戦狼(せんろう)外交」を展開>
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◆ 貴方も苦笑した一人だろう。戦狼(せんろう)外交そのものが【傲慢さ/不遜さ/慎みの無さ】であるのに、それを僅か30年余りで忘れた人たち。海外に住む中国系の人々はどういう思いだろう?
  日本へ留学後、帰国せず暮らし続ける中国籍の人と話すと解るが、彼らは戦狼(せんろう)外交を恥じ入り、敬意を払われない母国を嘆いている。日本人、特に年齢が高いほど、大唐帝国に
  象徴される国際性豊かで「タイジン(大人)の風格」に満ちた嘗ての漢族の偉大さを、遣隋・遣唐使の記憶と共に恩の念が残っているので、今の中華人民共和国の姿には失望・落胆しかない。


「国際会議や海外の主流メディアなどのプラットフォームを利用して声を上げ、立体的で生き生きとした中国の姿を届けよう」 ← 失笑を通り越し、其のアザトサに私は言葉を失った
  謙虚な内省からではなく、イメージアップを国益得失の面からしか捉えず、外交戦略と憚らず喧伝する。・・・其の姿勢こそが不遜なのだ、習近平よ。でも・・解りつつ言ってるんだろうな。
コメント
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