娘がりんご飴と、つぶれて小さく硬くなった綿飴をお土産に帰宅しました。
娘の職場である、子どもたちが暮らす家にテキ屋というか香具師というか、まぁ普段夜店を仕切るおっちゃんやにぃちゃんたちが、縁日の出前に来てくれたのだそう。
タコ焼き、タコセン、ベビーカステラ、ヨーヨーつり、金魚すくい、輪投げ、綿飴など、たくさん屋台があったという豪華さで、お代は不要なのです。
こういった仕事がこれから職業として、どういったかたちで残るのか、むずかしいところもあるのでしょうが、これまで30年以上も子どもたちのために出かけてきてくれた行為には頭が下がります。
子どもたち以上に娘は夜店を楽しんだようですし、私もりんご飴の中のりんごが、皮の色こそ変わっていても生そのもので、おいしいと分かってうれしかったのでした。
実は私、初めてりんご飴を食べたのです。
小さいころ、親が「衛生的にどうのこうの」と言ってたわけではありません。
お祭りが今よりもっともっとにぎやかだったころ、貧しくて買うお金などなかったし、長じてからは、歯の詰め物が抜けそうに思えて手に取らなかっただけです。
ひょんなことからりんご飴が食べられました。
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