今年の夏、優香さんとスリランカ出身のオミラ・シャクティさんを主演に、年上のシングルマザーと外国人青年の恋と日本の出入国管理制度の問題点を問うドラマがNHKで放映されました。
原作の『やさしい猫』は2021年の発行。もともとは2020年5月から翌年4月まで読売新聞夕刊に連載された新聞小説です。
英会話教室のクラスメートが、ある日のトピックで教室のメンバーにこの本とドラマを紹介し、薦めてくれました。
400ページを超える厚さで、読む前にくじけそう^^になりましたが、新聞小説特有の読みやすさで、思いのほか楽に読了できました。
入管と不法滞在者のトラブルはつい最近も大きな問題となっていますが、この小説も事実を基に書かれているそうです。
結婚はビザを得るためのウソ、病気は収容を逃れるためのウソ、難民申請は強制送還から逃れるためのウソ、という発想が、なぜか入管行政の底にあると、著者の中島京子さんは言います。
近い将来、人手不足が予想されるので、外国人労働者を積極的に受け入れるという政策を打ち出しているわりには、慎重というより、しっかりした制度を作っていない我が国です。
この作品では紆余曲折を経て、ハッピーエンドに納まりますが、日本は難民や外国人労働者を受け入れにくいお国柄ですね。とは言っても、地域によっては外国人のコミュニティが目立つようになってきています。
もう、意地悪レベルの対応では外国人の日本嫌いを増やすだけです。
立冬の今日も青空が広がり、やっと山が赤くなってきました。
>意地悪レベルの対応では外国人の日本嫌いを増やすだけです・・・
日本嫌いを増やすくらいなら良いですが
今後は、労働力不足を補って貰わなくていけません
日本の戦力だと思います
要は、モラールの問題だと思います
外国人の事件・事故が結構多いです。
たしかに、日本人のお人好しさで「軒先を貸して、母屋を取られる」
ようなことが起こりかねません。
私も怖いです。
ただ、有為の外国人まで認めない事例があるようで、それは改善しな
ければいけませんね。