昨年、阪神・淡路大震災の年から25回目の節目を迎えた神戸ルミナリエ。
10日間の開催で、350万人の来場者があったイベントです。
今年は、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
イタリアからの職人さんたちが来日できる状況ではないし、なにより冬の人混みはコロナウイルスの感染が危惧されます。
それでも、12月3日から13日まで代替イベントが東遊園地で開催されています。
光の聖堂「カッサ・アルモニカ」は10回目の神戸ルミナリエ開催時にイタリアから寄贈されたものです。
この聖堂と、「1・17希望の灯り」を覆った「希望のアーチ」が今年の灯りです。
希望のアーチは神戸ルミナリエのディレクターを何回も務めたイタリア人照明デザイナー、ダニエル・モンテベルデさんが新しく作って贈ってくれました。
例年とは比べようもない規模ですが、来年、再来年につなげる静かな灯りです。
(12/5撮影)