5月11日(木) 兵庫県立芸術文化センター大ホールでワンコイン・コンサート
~ヴァイオリンとチェロの‶四季”
ヴァイオリン:タイール・キサンベイエフさん
チェロ:エリナ・ファスキさん
曲目は―
ヘンデル(ハルヴォルセン編)◆パッサカリア
チャイコフスキー◆『四季』より 4月・松雪草、6月・舟歌、10月・秋の歌、12月・クリスマス
ピアソラ◆ブエノスアイレスの四季 ブエノスアイレスの春・夏・秋・冬
アンコールで―
ピアソラ◆オブリビオン
ピアノ:阿見真依子さん
ヴァイオリンのタイール・キサンベイエフさん、チェロのエリナ・ファスキさんのお2人はモスクワ音楽院を卒業して昨年10月、兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ)のコアメンバーに加入しました。
コアメンバーというのは、主として35歳以下の若手演奏家で構成するプロフェッショナル。日本、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど全世界から公募しています。
定期演奏会、室内楽公演、オペラ、バレエなどの公演を通じ、オーケストラのレパートリーを最長3年間で実践します。
若い2人は3年間の期間限定を精一杯有効に使おうと考えているのでしょう。
原稿を見ながらとはいえ、自己紹介から始まって、
「〈パッサカリア〉はスペインの祭りの終わりに演奏する曲ですが、今日は最初に演奏しました」
といったMCまで、日本語で進めてくれました。
これからのPAC出演のコンサートで、彼らの姿を探す楽しみが増えました。