神戸市立博物館に真珠の耳飾りの少女に会いに行ってきました。
2回目です。
これから何か起こるのではないかという不安や、訴えかけ、すがるような瞳がこちらを見つめています。
相前後してDVDで観た映画(日本公開は2004年)の影響を受けてしまったかもしれません。
映像の影響は大きいです。
でも、映画を観ていなくても、何の屈託もない少女とは見えません。
映画の中で少女はフェルメールのアトリエの掃除を言いつけられます。
画家が座るほうから見て、左側から射す光、その光が通ってくる飾り格子のある窓、壁にかかった絵、テーブルなど、フェルメールの絵によく登場してくる部屋そのままのアトリエです。
水仕事の多い少女の荒れた手と、常にイラついているフェルメールが少女と一緒のときは穏やかな表情になるコリン・ファースの現在より少ししまった顔が印象に残りました。
(スチル写真はYahoo映画のサイトより借用しました)