自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

夜明けの街で(角川書店)~東野圭吾さん

2007-11-09 | 
不倫とミステリーが組み合わさったら、どんなにドロドロの世界が出現するでしょう。

取り立てて不満のないのが不満のような家庭を持つ男が、そう若くはない派遣で職場にきた女性と・・・。

「・・・行きますか。それとも逃げますか」なんていうメールから、どんどん深みにはまっていく。夫が妻につき続けなければいけない、ウソウソウソ。
15年前に「人殺しのあった家」でデートまでする。

それが・・・、
新たに誰も死なないし、苦しみながらも、それぞれがあきらめかつホッとした思いを抱えて納まるところに納まっていきます。

不実であっても主人公の2人に最終的には不快感はわきません。
おもしろく読めた本でした。

とは言っても過ぎてしまったら、いい経験じゃんなんて思ってはいけないよね。


阪急甲陽園線、苦楽園口と甲陽園の中間にあるケーキ工房Powderで、おやつをいただきながらの読書です。

隣りは園芸店、向かいは夙川学院の緑に囲まれたCAFE。ケーキをいただきたかったところですが、この日はスコーンを。おいしいスコーンでした。

お店の前に咲いていた、
アスクレピアス(和名トウワタ)、ガガイモ科です。

丈夫だそうで、1.5mぐらいに育っていました。


コメント
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