自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

安曇野・松本の旅・・・12 碌山美術館

2007-10-22 | 花・木・実・いきもの・自然
碌山美術館の庭の植物です。


カリン(バラ科)の実です。

大きな洋梨ほどに育っていました。


ウメモドキ、モチノキ科です。

ちょうどきれいな状態で実がついていました。


コンギク、キク科です。

ノコンギクの栽培種と思われるのですが・・・。
この手のキク科の花はノギクでくくってしまいたい^^です。


シュウメイギク、キンポウゲ科です。

今回の旅行中、一番よく見かけた花です。


左上の黒い実はシロヤマブキ(バラ科)の実です。

右下はニシキギ(ニシキギ科)の実です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安曇野・松本の旅・・・11 碌山美術館

2007-10-22 | 旅・おでかけ
碌山美術館は1958年の開館。安曇野の象徴のような美術館です。

日本の近代彫刻の先覚者、荻原守衛(号・碌山)の全作品と資料、親友の高村光太郎をはじめ、関係の深い、戸張狐雁、中原悌二郎などの作品を展示しています。


碌山がキリスト教の影響を受けたせいか、教会風の建物です。

尖塔の先にはフェニックスを戴いています。


庭に置かれている、労働者です。

ロダンの影響をうかがわせる作品です。

ニューヨーク、パリで勉強してきた碌山は帰国後わずか2年、30歳で亡くなりました。


別の角度から撮った碌山館です。

碌山は新宿中村屋の創始者、同郷の相馬愛蔵・黒光夫妻と親交があり、夫人黒光(こっこう)には最後まで思慕の念を抱いていたと言われています。

といったことを、『碌山 愛と美に生きる』という本で知りました。
アルムハウスのマダムが、お子さんが学校から持って帰ったというこの本を、夕食のあと貸してくださったのです。


絵はがきの「女」は碌山の遺作であり、黒光がモデルです。また、「ジョージ」というタイトルの絵は愛蔵・黒光の次男、襄二がモデルで、この子も幼くして亡くなっています。

忙しく働いていた黒光は9人の子どもを得ながら、幼いうちに何人か亡くしています。。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする