自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

ヤツデ~冬に咲く花

2006-12-27 | 花・木・実・いきもの・自然
ヤツデ、ウコギ科です。

高村光太郎さんの詩「冬がきた」の出だしはこうです。
きっぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹の木も箒(ほうき)になった
 
きりきりともみ込むような冬が来た
・・・・・・・・・・・

昔はよく民家の玄関横などに植えられていましたが、私の住む比較的新しい街にはあまり見かけない花でした。(11/18撮影)


今年はよく通りかかるところに大きく育った株を見かけて、時々写真を撮っていました。

ヤツデの花は両性花なのですが、一つの花で雄花(雄性期)の時期と雌花(雌性期)の時期があるそうなのです。

この写真はツボミと雄花です。(12/10撮影)


冬に咲くので図鑑では紅葉がバックだったりします。
この写真ではサザンカがバックです。

名前の由来になっている、手のひらのような大きな葉っぱが特徴です。
(12/10撮影)


左手前隅に雌花になりかかっている花が見えます。
(12/16撮影)


雌花から実になろうという状態です。
翌年の4~5月に黒紫色の実になるようです。
また宿題ができました。(12/25撮影)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする