自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

こんなもみじ、あんな紅葉

2006-12-04 | 花・木・実・いきもの・自然
はらはらと目の前に落ちてきた、ナンキンハゼの葉っぱです。

2週間前、あたたかい午後でした。
(11/21撮影)


幹と枝にからまった、ツタだけ真っ赤です。
(11/17撮影)


これは別の場所で。
木が燃えているみたいです。
(11/22撮影)


カンツバキの垣の上のサクラの葉っぱです。
(11/22撮影)


こんなもみじも舞い降りてきました。


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世良美術館~女性がほっと深呼吸できる空間

2006-12-04 | 展覧会
世良美術館は阪急神戸線・御影駅の南側の住宅街にある、おしゃれな私設美術館です。

1911年生まれの世良臣絵さんの絵画と、師である小磯良平さんのデッサンなどが展示されています。


世良さんは東京・麻布生まれ。
父親の「女が一人でも生きて行けるよう、手に職をつけるように」
という方針のもと、3歳からピアノを習い、語学と自立心を養うため、東洋英和女学院の寄宿舎に入るのです。

「女に学問はいらん」、「金のかかるお稽古ごとなど不要」という、私の父の方針とはえらい違いです。もっとも、明治生まれの男親の考えはだいたいこんなものでしたっけ。

世良さんは結婚して神戸に移り住んでもピアノ教師を続け、この地で知り合った小磯良平さんについて、絵の勉強も始めます。
フランスに遊学したり、毎年のように海外に写生旅行に出かけたりと、なんと恵まれた人生を送られた方なんでしょう。

80歳を過ぎた1992年に、この世良美術館を開館します。
「女性がほっと深呼吸できる空間」をつくることが念願だったようです。

スタンウェイのピアノが置かれたサロンでは時々コンサートが開かれています。
まさに、幸せが形になったような空間でした。




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