自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

愛の南京錠

2005-10-17 | 社会・時事
14日金曜日の神戸新聞夕刊にこんな記事がありました。
神戸の夜景の名所、ヴィーナスブリッジに取り付けられた愛の鍵撤去と。

恋人同士、ずっと離れないでいようと願いを込めた南京錠がここに付けられるようになったのは5年ほど前からとのこと。

全国には愛の南京錠ポイントってけっこうあるんですね。湘南平とか江ノ島とか生駒とか、名古屋のテレビ塔とか。海外にもあるそうですよ。見晴らしのいいところの手すりっていうのがちょっと問題なんですね。景観をじゃまするほど付けられたり、手すりが腐食しても手入れできなかったり。


神戸のすごい(?)ところは、整備して観光資源の価値をもっと高めようとしているところでしょうか?

全国募集のデザインコンペまでして、南京錠を取り付けるモニュメントを作ってしまったのです。それはすでに去年の12月に完成していて、今回は付けられたままだった手すりの南京錠を取り外したのです。4000個もあったそうですよ。

しかもその外した錠を溶かして、ハート型のプレートを作ってモニュメントの土台に埋め込むんですって。4枚揃うと四つ葉のクローバーになるデザインで、先々のことまで考えている。ここまでできたらお見事というしかありません。

私はもったいない病の患者ですが、たとえ税金が使われるとしても、この事業には文句は言いません。
若いカップル(年よりも少しはいるかな?)の想い出づくりに役に立つんだったら大いに結構だと思うのです。


(写真は神戸新聞と神戸市建設局のサイトから借用しました)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする