狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

北海シマエビ

2012年10月21日 | 美味紹介
野付半島では北海シマエビ漁が最盛期です。春と秋に採れますが、秋のシマエビは卵を抱いていて最高の味と言われています。漁法は「うたせ網漁」で、帆船が網を引き丁寧に捕獲します。春秋の風物詩です。
さて野付漁港前の商店で買ったのが写真のシマエビです。

1300円(200g)ほどし、超高価。味ですか、塩味が強く、まあまあです。価格ほどではありません。
それよりも別海漁協の売店「鱗」で買った「あめせん」こいつは文句なしにうまい。子供の頃、紙芝居やが売ったウエハウスに包まれた水飴の味がしました。2個入りで121円とは涙が出ますし、賞味期限は来年の3月29日です。非常用備蓄食料としてもよいお菓子です。

白鳥の飛来

2012年10月21日 | 道東紹介
ふるさと講座終了後、尾岱沼を通ると白鳥がいました。もうそんな季節なのですね。
   白鳥といふ一巨花を水に置く 中村草田男
しかし私の見た白鳥は忙しく餌をついばみ、カメラの接近に沖へと去りました。すると鴨が一斉に飛び立ちました。

ふるさと講座に参加

2012年10月21日 | 道東紹介
別海町郷土資料館が開催した「擦文・アイヌ時代 オンネニクルの森を歩こう・野付1・2遺跡」に参加しました。
トドワラと並び野付半島の観光名所の一つにミズナラやダテカンバが立ち枯れた景観「ナラワラ」があります。その奥には深い森が広がり「オンネニクル」と呼ばれています。アイヌ語で「年老いた林、大きい林」と言う意味で、その奥には「ポンニクル」若い林があります。そしてこの森には太古より生活があり、1200年前の住居跡などが発見されています。なんら保護がされてないので笹原の中に埋もれています。竪穴住居跡は狭い野付半島に100か所以上あるそうです。晩秋の一日、別海の自然に浸りました。上の写真はナラワラを散策する参加者です。ご婦人方が多いのは向学心が強いと見ました。暇人が多いとは思っていません。

途中、サンゴのように美しかったのは厚岸草です。

小生はここで多数の足跡(エゾ鹿)を発見しました。しかし、ご婦人方は持参したゴミ袋を一杯にして清掃していました。