狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

挽歌あがる

2016年03月14日 | 狩猟と銃
3月13日は最後の日曜日、フルメンバーで揃いました。
今年一度もやった事の無い大山を攻めました。猪の放牧場状態で何頭出たか分かりません。犬はバラバラになり、勝手に吠えだし、成果はゼロでした。
午後はこれに懲りて、いつもの山を攻めました。マチの場所も定位置です。
約50分後遠くで犬が鳴きました。しかし誰のマチにも掛りません。人手が多いので逃がすはずはありません。
それから10分後、私の前方約50メーターで猪は巨体を現しました。30メーター手前で右へ逸れました。気が付いたかも??
右の山道を横切るようです。銃を右へ振り待つと、出た!
ドンと一発、すると猪は3メーターの高さの崖へ飛びあがったのです。もう一発、ダメでした。
失中しました。

検証すると、血は落ちていません。半矢であれば崖へ行けなかったでしょう。
意識が照星・門ではなく、猪にあったのが原因です。つまり正しく狙っていなかった。
私の残念賞で終猟です。

にほんブログ村ポチを宜しくお願いします、元気の源です。


凱歌あがる

2016年03月03日 | 狩猟と銃
鳥羽市の先輩猟師の元で大物猟に参加しています。
昨年末より私の友人が犬を連れて参加しています。犬は紀州犬で優秀です。
どちらかと言うと、優秀過ぎて銃を撃つ機会がありません。
猪を出すと、咬み留めし、勢子さんの一発で終りです。猟友も運搬掛です。
先日も勢子さんが命中させましたが、逃走、やって来ました。
Oさんが駆けつけると荒田の中で止めていました。Oさんは30年以上のベテランですが、犬の絡んだ猪を撃つのは初めてです。
犬に当ててはダメですから、6m(?)ぐらいまで接近し、撃ちました。すると猪は犬達を振り放しǑさんに向かって来ました。左足を掠めて3mほどで止まった猪をズトン一発、やっと仕留めたそうです。
私は仕留めてから到着しました。
写真はチームで吊り出している所です。



疲れて途中で一服しています。


にほんブログ村ポチを宜しくお願いします、元気の源です。