狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

甘夏蜜柑の収穫

2019年01月29日 | 美味紹介

庭の甘夏蜜柑を収穫しました。

樹の3/4の枝を選定した為に、結実も1/4でした。しかし肥料の油粕は同じだけ与えました。写真は収穫前です。

これを収穫しましたら

2箱の蜜柑が採れました。

10日間ほど追熟させると、酸っぱさが薄れ甘みが増します。少しづつ配布しています。来年はこの倍は収穫できるでしょう。

 

 


お見舞いor香典

2019年01月13日 | 狩猟と銃

先日の犬の香典と見舞いとして1万円/一人を集め、5万円とした。

とても治療費にもならない金額であるが、気持ちの問題だ。

そこで「袋はどうするの」と尋ねた。見舞いならば「祝」の袋、香典ならば「不祝儀」の袋になるからだ。すると、封筒で良いとの返事もあったが、親方(86歳)はこう言った。

「そんなもの、新聞紙で包めばよい」

これには驚いた。長老とはいえ猟師の常識とはその程度かと驚いた。結婚式に革ジャンで来る者もいるが、礼を尽くす考えは過去のモノのようである。


1月10日 猟犬の戦死

2019年01月11日 | 狩猟と銃

1月10日にチームは、友好チームの要請により、隣町の山で狩りをした。

私のマチの反対側で発生した事案なので、以下は伝聞である。

9:30放犬すると、直ぐに鳴きだした。近くに猪がいる。

直ぐに3匹の鳴声が戦いの声に変わった。飼い主の勢子さんは駆けつけたが、一面は真っ赤な鮮血であった。其の中に一番若い猟犬(A)が死んでいた。

猪が逃げた方向に鮮血が続いているので、後を追う。すると1匹(B)が蹲っていたが体は真っ赤である。腹からは腸が出ていた。そして5メーターほど先にはもう1匹(C)が横になっていた。見ると数か所が牙で切られて皮が剥げている。

救援を呼び、取りあえず(B)を着ていたジャンパーで包み下山した。(C)はほどなく駆けつけた猟友が抱きかかえて下山した。(A)は目印を置くと、仕方なく放置した。

車で20分ほどの動物病院へ運び込み、緊急手術が始まった。無線機で事情を知った私も、ここで合流した。軽トラの助手席で抱きかかえた猟友がいた。軽トラの暖房はフルにして、犬(B)の体温を保っていた。撫でてやると、こちらを向いたので少し安心した。

約1時間で猟犬(C)の手術が終わり、(B)が手術台に乗ったが、頭が下に垂れている。30分後に絶命した。

猟犬(C)を家に返し、山に向かった。あの猟犬(A)を回収するためだ。回収すると飼い主の家で、体を綺麗に洗ってやった。泥と血で汚れていた猟犬は元の姿となった。切られている場所は包帯で巻き、彼らが寝る時に使用していた毛布で包んだ。

今日は2匹が火葬された。


杞憂なれば良いが

2019年01月09日 | その他

杞憂なればよいが、10年以内に遭遇する事態である。

私たちの団地(33世帯)は出来てから40年ほど経過している。隣町のN産業が造成した。N産業は現在も営業している。

当時この地区には珍しく集中浄化槽とガス供給があった。ガスは暫くしてプロパンに転換してしまった。40年を経て集中浄化槽は運転している。ポンプの故障等は積立金でその都度修理した。浄化槽の土地はN産業の土地で、浄化槽は届け出の無い建物である。浄化槽などはその公共性から無税となっている。N産業は自治会に譲渡したがっているが、自治会は法人でない為に受け取れない。他の理由もあり、受け取る意思もない。

この団地一帯に下水道が計画されている。予定では5~10年後に開通するらしい。正確な予定でははない。

団地は既に限界部落で、老人家庭が9割以上ある。子たちは独立して、同居していない。既に空き家も5軒ある。

この団地へ下水道が来ても資力のある家は少なく、浄化槽の積立金約500万円が頼りである。しかし、分配すると15万円で工事費は出ない。

問題点は2つである。

1、突然に浄化槽が崩壊して、下流を汚染しても漁協等へ数億円の賠償ができない。

2、下水道に変換した時に、浄化槽をどのように処理するかである。撤去となると自治会の積立金では賄えず、公共下水道への接続工事費も無くなる。利用はしてきたが、所有しない物件の撤去費用は出さねばならないだろうか?更地にしても60坪ほどでは200万円にもならず、工事費が捻出できない。

●「金が無い」と居直るしか、方法は考えられない。


有鄰庵開店

2019年01月06日 | その他

とうとう骨董店「有鄰庵」を開店しました。

商品は10点ほどですから、零細店です。

これから仕入れてきますが、高価な品はありません。数の揃ってないオールドノリタケやガラス絵、古式銃です。花活けもあります。