狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

ナイフに魅せられて

2017年03月29日 | 狩猟と銃
猟期も終わり、関心はナイフに移って来た。
まずはカスタムナイフである。有名な作家により作られ一点ごとにデザインが異なる場合もある。
有名なラブレスはドロップポイントのナイフを考案し、世界の主流となった。ナイフの神様とも呼ばれている。日本でも合田、二村、吉川など多士多才である。写真は吉川英治作ですが、長年の使用で疲れている。



ファクトリーナイフがある。工場製のナイフでランドールが有名である。日本でもG・サカイ、ハットリなど美濃関に存在している。品質管理もシッカリなされていて、手ごろな価格と相まって支持されている。ランドールのM1です。



和製ナイフもある。日本独特で野鍛冶から発展したメーカーもある。福井県武生市や高知県には優秀な作家や工場が散見できる。
私も土佐の黒鳥製ナイフ(写真)を愛用している。



そしてナイフは簡単に出来るため、素人の趣味としても存在する。道具や材料は「阿佐ヶ谷しんかい」等に依頼すれば取り寄せられ、地方の愛好家に貢献している。
私もその一人で、狩猟用に適したナイフのない時代だったので自分で始めた。道具はハンドグラインダーと電気ドリルそしてヤスリと万力で拵えた。第一作は記念に残してある。



現在はファクトリーナイフと和製ナイフを使用している。このブログにも書かせて頂いたように、趣味のナイフ造りも再開した。出来上がる前から注文が来て、プレッシャーになっている。


この黄色ハンドルのナイフは一番使用回数の多いナイフです。黄色のテープはテニスのラケット用です。シーズン終了時には汚れているので取り替えます。
2000余円とは素晴らしいナイフです。
このナイフは通販でも売られている。
SKKカトラリー(0575-22-8378)から3000円程度で売られています。


ナイフ造り 3

2017年03月20日 | 狩猟と銃
今日も時間があったので、ナイフ造りに出かけました。
ハンドル部分と、バークリバー風のナイフ造りです。



上のナイフはバークリバーナイフをモデルにしています。刃はハマグリ刃で初めて作ります。
ラブレスのようなフォローグライドで無いため戸惑いましたが、バーキングで作ると簡単です。
4月末までには仕上げたいと思っています。

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思文閣大入札会で落札

2017年03月15日 | その他
3月の入札会に3点参加した所、2点落札しました。
余り気乗りがしなかったので、2割程度上乗せして応募しました。



すると写真の山岡鉄舟の書と宮永東山(初代)の華瓶が落ちました。
23日が送金締め切り日なので、泥縄式に金策します。

華瓶はそのまま価格で売りますよ。


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糊こぼし

2017年03月13日 | 内地の紹介
猫の額のような庭に「糊こぼし」が咲きました。



糊こぼしは東大寺・開山堂の南側にあり、お水取りの造花を作っていた糊をこぼし、それ以来白い色が混じった花が咲くそうです。
奈良の三椿に選ばれています。他の椿は「五色椿と武士椿」です。
この糊こぼしは「良弁椿」とも呼ばれています。

庭に咲きだすのはお水取りの頃で、謂れを思い出します。植えてから2年目で、木の成長のため花は全て取り去っています。
大好きな椿をたくさん植えたいのですが、狭い庭では無理です。現在は糊こぼしと緋唐子、夏椿が植えられています。

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ナイフ造り再開

2017年03月11日 | 狩猟と銃
3月15日で狩猟(猪・鹿)も終了します。
その後の楽しみにナイフ造りを再開しました。材料を買い込み、好きなモデルから今回はラブレスのMagnumハンターを選びました。



写真は外周を削り、穴を開けたところです。その外周の中心にケガキで印のラインが入れてあります。
次はハンドル部と刃を削ります。そしてある程度磨き、焼き入れに出します。
夏ぐらいには出来上がるでしょう。

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