狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

ニック、ニック、ニック

2012年06月30日 | バイク関係
バイクでの旅は初めてである。25日朝、洗濯物を干そうと空を見上げたら、良く晴れ渡っていた。よし、旅に出よう。
1回分の下着だけタンクバックに入れると家を出た。9:15であった。
網走市へ出て、それからはオホーツク海沿いに北へ向かった。興部町~浜頓別町~オホーツク国道238号線だ。猿払村、少し記憶にあるなあ、なにか訴訟、自衛隊との事だった、やがて国道は宗谷国道に名を変えた。宗谷岬、なにか散漫とした印象の為、トイレのみ。稚内市内に入った。当然宿の予約は無い。稚内駅の案内所で紹介を受け、民宿に入った。夕食が無いため、食事に出たが宿代と同じぐらい飲んじゃった。
翌日は礼文島へ、フェリーに乗った。バイクが4000円で人間が2400円だ。利尻島を経由して2時間40分で礼文島の香深港に着いた。バイクで島内を走るが狭い島である、40キロがせいぜいだ。給油すると165円/リッターであった。スコトン岬に行ったが、まずまずである。高山植物園が良かった。民宿に泊まるが親切であった。下着の替えが無く困っていると、洗濯機で洗えと言う、入浴後はノーパンで翌朝まで過した。全ての下着はボイラー室で乾燥してくれた。
翌日は稚内港へ10:40に戻り、ひたすら走った。さあここで「ニック、ニック、ニック」と肩を動かし気分を高揚させた。デニス・ウイッパーだよ。イージーライダーだよ。国道39号に入りこの夜は層雲峡のホテル大雪に宿泊した。夕食中、椅子の足が折れ、尾てい骨付近を嫌と言うほど打ちつけ、救急車手配。参りました。
29日、少し痛むがバイクにうち跨り北見市へ。冬用の服装なので暑い。痛い、暑い、ニック、ニック。つらいね、バイクの旅は。アパートに帰ったのは10:15だった。
全走行距離は1,182キロとなった。時速何キロで走行したかは内緒です。
写真は最終日、石北峠で自分で撮った。疲れているように見えますか、それともニックニックですか。
投稿をお願いします。次の旅の源となります。

利尻富士

2012年06月30日 | バイク関係
宗谷岬から稚内へ、やはり日本百名山に選ばれた利尻富士ですね。
利尻山1,721mで利尻礼文サロベツ国立公園にある山です。海から直接山と言う感じで、まことに美しい山です。
利尻島へ行くよりも海を隔ててみたい、この思いから礼文島へ上陸しました。
  残雪を首に飾りて利尻富士
やっと帰りの船中で出来た一句です。島内にいるときは圧倒され何も出来ませんでした。
写真は礼文島桃岩付近からの眺望です。

エーデルワイス

2012年06月29日 | バイク関係
エーデルワイスの思い出その1.
白黒テレビ時代のスーパーマンで、ロイスさんが病気になりエーデルワイスの花が見たいと言った。するとスーパーマンはアルプスまで飛びロイスのベッドにエーデルワイスの花を届けた。50年以上前の話である。
その2、はサウンドオブミュージックだ。家族揃って歌う「エーデルワイスの歌」で、エーデルワイスに自国の独立と自由を託し、咲けよ咲けよ歌っていた。
しかし私は主人公マリアが少佐と踊るホークダンスで愛を感じ逃げ出してしまう場面が好きだ。
礼文島でも非常に清らかで気品に満ちた花であった。場所は高山植物園である。他にはレブンアツモリソウが最後の3輪の花を残して待っていてくれた。
健脚の向きは、それぞれの群生地が整備されているので見学するとよいだろう。この島は花の島である。

初夏は草の香

2012年06月29日 | 道東紹介
別海町を走っていると、草の香りが感じられる。干草の香りでもある。
牧草は刈り取られ、牧場に撒かれるか専用のダンプカーに積み込まれます。
全て機械化です。昔は長い鎌で刈、馬が曳く荷車にホークの様な物で投げ入れたそうです。現在では牧場でロールにされるか、持ち帰り醗酵させ保存されます。
しかし、若草の香りは今も変わりません。