狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

ナイフクラブ旅行その2

2011年07月27日 | 内地の紹介
今回の宿泊地は別所温泉・和泉家さんでした。玄関を入るとウェルカムスイートがありました。冷トマト、胡瓜、ゆで卵、さつま芋と、全て無料です。
さて、旅館の前には外湯の大湯(葵の湯)がありました。最近改装したのか木目も美しく立派な温泉で150円とは泣かせます。もちろんかけ流しで、湯の効能は書ききれません。飲用にも適し、湯口にはコップが置いてありました。北向観音の前にも素敵な外湯があります。これは地元の方用で風情のある温泉です。石鹸は20円です。ペットボトルへ土産(湯)を汲みました。
さて、この温泉はフーテンの寅さん、第18作・寅次郎純情詩集の舞台になりました。知り合いの旅芸人を招待しドンチャン騒ぎをやったのは良いが、お金が無くてさくらに迎えに来てもらう、毎度おなじみのストーリーです。映画に有った交番へも行こうかと思いましたが、写真の風体なのでやめました。ポーズを取るのはフーテンのブータローです。恥ずかしいので黒眼鏡をかけました。

ナイフクラブ旅行

2011年07月25日 | 内地の紹介
7月23日24日とナイフクラブで旅行に行きました。松代町の遺跡の見学です。大東亜戦争末期に作られた地下壕です。本土決戦最後の拠点として大本営政府各省などを此処へ移す計画でした。300万人の国民が動員され1日3交代の突貫作業だったそうです。現在500メーターほどが見学できます。削岩用ロッドがそのまま残されていたりして当時を偲ぶことが出来ます。
敗戦のため工事は75%の完成で終了しました。始めたからには勝たねばなりませんね。
近所の山寺常山邸も見学しました。皆さんもぜひ此処のガラス戸に注目してください。現在の板ガラスが無かったので、吹きガラスで窓ガラスとなっています。斜めから見ると屈折が有り表面も少し曲がっています。

江戸時代のカステラ

2011年07月18日 | 美味紹介
台風接近で雨の休日でした。毎日新聞にある天職一芸で紹介されたカステラ店を訪ねました。
津市大門の三華堂です。
藤堂藩家老・中川蔵人の日記に「カスデヒラ法」が記載されていました。つまりカステラの製法です。これを復元したのが写真のカステラです。1箱700円ほんのりと甘く奇異な感じはしません。
明日はこのカスデヒラでお抹茶を頂こうと思っています。

五峯庵

2011年07月17日 | 美味紹介
今日は友人と二見町の五峯庵を訪ねました。来年の秋には閉店すると噂を聞いたためです。
閑静な住宅街にありました。元は禅寺でその庫裡を利用しお客様を迎えています。店名は寺の山号から命名されています。1日1組の完全予約制です。
一室に案内されました。約3時間のコースで13品が出てきました。
写真の一品は奉書に巻かれて出てきます。鮑の肝の煮物、右下は「ばちこ」です。ご承知のように「ばちこ」は海鼠の卵巣に塩をして干しあげた高級珍味です。恥ずかしながら初めて口にしました。少し炙ってあり香りもよく、最高でした。生鮑を切り、塩水に放した水貝、瓜は中にタラコを詰めて西瓜に見立ててありました。3時間はあっという間に過ぎました。
ここのご主人は南極越冬隊のコックを勤められた多彩な経歴の方です。器はほとんどご主人の作品だそうです。皆さんも是非一度行ってください。ネットで予約ができます。

二見浦の饅頭etc

2011年07月14日 | 美味紹介
海水浴と夫婦岩で有名な二見町です。少し前までは度会郡でしたが合併で伊勢市に編入されました。JR二見駅があります。ホームは地下道で改札口へ繋がっています。子供の頃地下道を通るのは楽しみでした。駅前には魚屋兼土産物屋があり廃船を生簀にして客を楽しませていました。少し行くと左側に「酒素饅頭」を売る名店があります。ほんのりと酒の香りがして、大人の饅頭を食べたような気になりました。その先には「お福餅」があり、店頭で売られている「お福マック」は絶品です。お福餅の餡が混入されたアイスキャンディーです。
おいしい店が並んでいますが、全て海水浴が終わってからです。良い子は元気に泳ぎましょう。