狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

こんにちは大先輩

2010年02月27日 | 狩猟と銃
昨年の事ですが、信楽町にある滋賀サファリを訪ねました。此処の伊藤氏は生涯をハンティングに、それも海外のハンティングに捧げた大先輩です。TVで拝見し一度はと機会を窺っていましたが、やっとお会いする事が出来ました。
館内には斃した猛獣の剥製で一杯でした。ライオン、象、サイなどありとあらゆる動物が剥製となっていました。伊藤氏がハンティングより戻ると剥製のキリンなどが送られてきたそうです。全て買った物はなく自分で撃った物ばかりです。私もハンターの端くれなので尋ねました。
小生「伊藤様、沢山撃っていますが、命中のコツは何ですか。銃ですか、射撃練習ですか」
伊藤様「・・・・・・・ウーン。まあ、近くへ行く事や」
恐れ入りました。

サンダーバード GO 狸穴

2010年02月15日 | 狩猟と銃
午前中に大鹿を3発目で斃し、気分は最高の2月14日です。午後は猪をやろうと放犬しました。暫くすると犬が鳴きだしました。イイイイ最高です。しかし鳴声は段々遠くなり消えました。そのままで待ちました。
すると勢子さんが1匹犬がいない、ひょっとしたら反対側へ行ったかも知れない、との事です。事故でもあったら大変です。猟は中止して捜索を始めました。行方不明の犬は今年デビューの犬で期待されていただけに無線機などでも捜索しました。するとある谷で弱い反応が有りました。そう犬は狸穴に入って出られなくなっていたのです。家から鶴嘴など持込掘りました。この写真はやっと出した犬です。
午後はこれでオシマイ。

納猟会にて感謝状

2010年02月14日 | 狩猟と銃
全国の猟友諸君、今年の猟はいかがでした。小生まったくの貧果でした。
蝦夷鹿はまずまずでしたが、内地の猟はダメでした。
猪とは2回の出会いがありました。20メーターほどで、まったくOKの出会いです。それを失中したのです。お話にもなりません。6貫ほどの猪でしたが、勢子さんの労苦、猟友の辛抱を思うと、穴があったら入りたい。
そこで、納猟会では「キツーイ感謝状」を頂きました。このユーモアが会の美点です。全員大笑い、小生、竹のバッチで頂きました。
勢子長いわく「安全第一、無事故無違反です」

猟犬

2010年02月03日 | 狩猟と銃
何が自慢といっても、犬が一番です。昔から「1犬、2足、3鉄砲」と言います。
高価な鉄砲なんて笑われます。
もしお金があるのならば、犬に投資すべきです。いい猟犬がいれば鳥猟でも、大物猟でも愉しいものです。犬が獲らせてくれます。
グループの猟犬を写真で紹介します。血統書はありません。しかし胴の付近を見てください。アバラ骨が何本も見えています。解禁時には丸々していた猟犬もこのようになります。精悍な姿に優しい眼、従順な犬も猪等に絡むと狼の姿となります。
おとなしく軽トラの荷台で出番を待っています。
「アンパンをやったでしょう、オレのほうへ追ってきてね」

ここで倒れていたとは

2010年02月03日 | 狩猟と銃
一週間前に私の上の矢場にいた猟友が一発撃ちました。獲物は鹿です、角も有りよく狙って撃ったそうです。下にいた私も一発しか鳴らなかったので「やった」と思いました。しかし無線で、倒れていません、血糊も無いのですが、手応えは有りました。探します。と連絡してきました。ガサガサやるので事故の無いように注意していました。
「血糊を発見できません。逃げられたようです」こう言って当日は諦めました。
一週間後、撮影した日です。前回の反省で少し矢場を変更しようと道を歩いていくと写真の鹿が道路脇で倒れていました。内臓は食べられ哀れな様子でした。この鹿は気を利かせて道路に出て死んでいたのです。
こんな事もあります。