あな忙し……天丼はもういいな。
ご機嫌よう読者諸賢。
毎週火曜のコラム『今週のハウリンメガネ』でも触れている通り、人様のバックというやり慣れないイベントを日曜に控えている為、大急ぎで曲を体に叩き込んでいる真っ最中のハウリンメガネである。
久々のバンド編成ということもあり、お伝え続けている通り音作りも含めて色々と調整真っ只中なのだが、ふと思うところがあった。
普段の私はジョン・リー御大やフリップ先生にあやかり、着席スタイルでプレイしているのだけれど、今回はバンド編成なのでスタンディングでプレイするつもりである(別に座ったっていいのだけど、スペースの都合もあるのである)。
で、立奏の時、いつもいつも思うことなのだけど……
私、ギターの位置が高い!
冒頭の写真を見ていただければ分かるが、ストラップを最短に縮めた状態が私のデフォルトである。
思い起こせばレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロに憧れてこの短さにしたのがきっかけだったのだが、やはりだいぶ高いのは確かである(ギターを始めた中学生の頃、この高さでギターを構えた私を見た父に「お前はバタヤンか」と突っ込まれたのは懐かしい思い出である)。
ま、今となってはこれが一番しっくりくるのだから仕方がない。
問題はこの高さで構えたときにどう格好をつけてみせるかである。
ギターというのは基本的に低い位置で構えたほうが格好がつくものであり、高い位置で構えて格好をつけるにはコツがいるのである(といっても大したことではないが、できていない人が多いのもまた事実)。
高い位置でギターを構えて格好がつく方法。
それは『背筋を伸ばして立つ』ということである。
簡単だと思うでしょ?これが意外とできていないんですな。
ギターを前に構えるというのは3kg〜4kg程度の重量を前に抱えるということであり、意識しないと自然と猫背になってしまうものである。
低く構えている場合は多少猫背になってもそれなりに見えるのだが、高く構えて猫背はもう格好悪いことこの上なし!
ジョン・レノンやジョージ・ハリスン、トム・モレロにバタヤンと、高い位置でギターを構える人は皆姿勢がいい!
私も先達に習い、ピシっとした立ち姿でステージに望まねばと背筋を正す今日この頃であります。
じゃ練習に戻らればならないので今回はここまで!
また次回!
<ハウリンメガネ筆>
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