「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

【夢を追う君へ】 夢を追いかけていた、あの頃・・・『セックスと酒とオリジナル・ソングス』(前編 Side-A)

2021-07-17 19:35:07 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

少々刺激的なタイトルだっただろうか?
ただ「夢を追いかけていた・・・」
そんな「あの時間」を「一言で語る」と
ソーなるんだよね。

まさに
『セックスと酒とオリジナル・ソングス』
そんな日々だったんだ。
ちなみにコレ「感の良い人」はお気付きのトーリ
古い映画
「セックスと嘘とビデオテープ」
から拝借した次第。

先ず最初に書いておきたいのだが、
「夢は見るモノではなく、叶えるモノだ!」
そして、「夢は必ずかなう!」。
だからこそ、若い人には
「自分の夢を持つことの大切さ」
を口酸っぱく言って来たわけ。

俺自身、後悔ではないが
高校時代に「夢」を絞り込めなかった・・・
そんな時間が有って、
ホント「雑多に色々やっていた」ことが
「敗因のひとつ」
(別に負けてはいないが・・・)
だったんだ。

俺の人生での
「現実的な将来の夢」
それは
「レコード店経営」でねぇ(笑)
中学時代によくお邪魔していた
「中古レコード店での音楽ざんまい経験」
が、それこそ
「ハートに火をつけた」
わけ(笑)。

折りしも成長期に
「サッカーで足の脛を骨折」
したセイで、身長は全く伸びず、
スポーツマンは断念・・・。

「3ヶ月間ギプスと松葉杖」
だったから当然、野球部の練習にも出れず
「ギターをちゃんと練習し始めた」
のもこの頃なんだ。指は元気だったからね。

また、学校の試験も保健室で受けてね!
ここで早速「同級生の女の子」を呼び寄せて
「保険の先生がいないスキ」を見計らって
内側からカギを掛けてさ!
「ベットで、イチャイチャしたもんさ」
ロックな時間だったねぇ(笑)。

で、この骨折の影響で
高校1年時はスポーツの道へは行かず
ただただ「ギターを弾いて歌っていた・・・」
その頃には中学時代から書き始めた曲が
「もう10曲以上あった」から、
何となくアコギで歌っていたんだけれど、
実際はこの時期の俺って「文学少年」でさぁ。
こっそり小説や詩を書いていたんだ。

ココでの「将来の夢」って言うと
「文筆活動」の方が断然現実的だったね。
ただ、俺の場合
「ある程度出来ると飽きる・・・」
そんな
「悪い癖」があって・・・。

小説を書いて先生や友人に褒められると
「変に満足してしまって」ね。
色々書くには書くんだが、
それ以後、身が入らなかったのも事実・・・。

そんな時に「エレキ・ギターを手にした」お陰で、
「そっちに夢中になっていく」ワケ(笑)
間違いなく「人生の分岐点」だったね!
それこそ、毎日、ずっと弾いていたよ。

ただ、それでも「将来の夢」は
「音楽評論家」
と弱気なチョイスだったんだ。
得意な「音楽」と「文筆作業」を合わせれば
「まあ、それなりに食える・・・」
そんな感じに思った結果だね。

実際「いくつかの雑誌」で
「小さい記事」を書き、
これも自信になっていたのだと思う。
その流れで、高校卒業後は
本格的に「音楽編集者」を目指し
都内の専門学校に通うんだ。

ただ、入学して直ぐに
「連載」も書き出した俺に
いよいよ学校側は
「教えることは無いので、ドンドン書いて!」
と放免主義でさぁ(笑)。

そこでまた、悪い癖が出た。
そう!「飽きて来た」んだよ(笑)。
何せ
「書いて掲載、書いて掲載」
この繰り返しでしょ?

おまけに原稿料も安く、自由度は少ない・・・。
「こりゃぁ続けてても食えそうも無いぞ・・・」
な~んて
「下積みの身分なのに偉そうに考えちゃって」
ね(苦笑)。

そんな時、運悪く
「学校のプロミュージシャン科の連中」と
「ジャムる機会」があったんだ。
そこで、言われるんだよ。
「何で雑誌編集コースにいるの?」
ってさ(笑)。

講師のプロミュージシャンからも
「その歳でブルースを弾けるのは凄い!」
とかオダテられて、終いにゃ
「こっちに編入しないか?」
とか移籍の申し入れまで受けてね。
実際は「ブルースの真似ゴト」に過ぎないし
講師は「得点稼ぎの引き抜き」だったんだがね(笑)

まあ、その時は
周りが「メタル」とか「パンク」ばかりで
彼ら「アドリブ」とか「ブルース進行」とか
全く出来ないから、そりゃあ
「俺が一番ギター弾けた」
ってコトになっただけでさ(笑)。

でもね、その時、思ったんだ。
「そりゃ弾けるよ!」ってね。
こっちは高校時代にシコタマ聴いて
色々なスタイルのギターを弾いてきたんだ。
でも、俺にとってのプロって
「クラプトンみたいに弾ける人」
だったから、彼と自分を比較して
「俺なんてギター弾けるうちに入らない・・・」
って思っていたんだよ。

ただ、この「18歳時の経験」が
本格的に「バンド活動へと雪崩れ込む」
そんなキッカケになったワケ。
それからは、ソレこそタイトル通り!
「セックスと酒とオリジナル・ソングス」
の繰り返し・・・そんな3年間だったよ!

この「タイトル話」は「次回の後編」で書くとして
俺がこの「前編」で伝えたいことは
「夢は早いうちに1つに絞れ!」
ってコト。

俺で言うと
「18歳まで回り道をした」
様に思うんだ。
コレを読んでいるKidsたちは
「集中できる夢」
を早く見つけるべきなんだ。

そして「親」は
子供が夢を見つけられる
「環境整備」と
その「夢を受け入れる強さ」
そして「柔軟さ」を持って欲しい!

まあ、俺の場合
「雑誌掲載」が有ったから
親を説得でき
「専門学校への入学」が叶い
その先に待っていたものが
「ミュージシャンへの扉」
だったわけだけれど、
コレは偶然の積み重ね

「ラッキーだった」だけです。
だから俺を真似てはダメ!
「着実に夢を目指して欲しい」んだよ!
だって「それが一番の近道」だからなんだ!

長くなったが、今日はココまで。
「後編」も是非お楽しみに。

《 編集長「MASH」筆 》
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