さすがに、S茂さんのネームバリューはすごいですね。この前の記事で訪問者が4割増しになりました。囲碁を通じて、さまざまな人が、こうして、つながっていくのも、楽しいです。
碁ワールドで、S茂さんの中学生の時の対局の記事がのっている号があったはずですが、探してしてみてありませんでした。もう捨ててしまっていました。ちょっと残念でした。
前回の宿題、これが正解というわけではありません。S茂さんが推薦された手です。
下ケイでした。なぜ下ケイがこの場でいいのかをしっかり聞くのをわすれてしまいました。ただ、指摘された時、私は、下手に対しては、下ケイをうつことがありますが、上手には、うすすぎてよう打ちません。といってしまいました。下ケイを選択する場合はどういう時か、はっきり教えてもらえばよかったのに、つい自分のことを考えてしまう、悪いクセがでました。
S茂さんは、今回、副将ででられていたので、私とあたることになったのですが、実力なら大将でしょう。しかし、県本部の大将はT島さんでした。あとで、かしや君から、T島さんは、広島アルミの社長さんだと教わりました。広島アルミの社長さんでしたら、アルミ杯(若鯉戦)で、何回も楽しませてもらっているので、(今年は県北囲碁大会とかさなるのでいけません)。こういう棋戦を開いていただいて、ありがとうございます。プロ同士の対戦をまじかにみられて、とても感動しました。これからもお願いします。とあいさつしたかったです。T島さんは、となりでみていて、とても気分よく、かしや君と打たれていました。本当に碁が大好きなのでしょうね。
私が選んだ、定石はツケオサエ定石でした。地にからいつもりでしたが、白55がぴったりすぎるほどぴったりですね。また黒50の上をあてていないのも、今思えば、県代表クラスのなせる手ですか。後で、下からきかされました。
白55に対して、私が打った手は、?
S茂さんは、ずいぶんと私に気をつかってくれました。私が、時計をおさないと、時計忘れていますよ。と2回も教えてくれました。自分のほうが時間をつかっていたのにもかかわらずです。(わたしは、ずごく早打ちです。今回4局とも終わったのは、私が1番でした。自慢にはなりませんね。早打ちだから、これ以上上達しないのでしょうから)
黒56でした。上からもっていって攻めようとしたのですが、あまり良くなかったです。まわりにもう少し黒の援軍が足りなかったし、周囲の白がしっかりしていましたから。
黒60の手に白は61,63と私の頭には、ない手を打ってこられました。感想でも、ちょっとがんばった手を打ちました。と言われました。県代表クラスで、若い人は、普段から、下手相手でも、もっときびし手はないか、もっといい手はないだろうかということを常に考えられているのが、ひしひしと伝わってきました。それで、局後の感想で、白は本来ならこんなものです。といわれるのです。
本当に強い人は、弱い人との対戦でも、最善手を求めているのですね。
白は、アテテください。と言っているのですが、実戦中は、アテは、なんか品わるそうだし、なにか用意されているのかもしれない気がして、私が打ったのは、・・・・・・・・やはりアテるべきでしたか。
実戦は、黒66から切っていきました。その後の進行で白77と押さえられたのが痛かったです。下辺の死活はヨメマセン。この辺から、手順と石の位置は、覚えていなくて、本当にそうだったかは、不正確です。白85のハネツギにはびっくりしました。ギャクヨセでしょうか。ハサミツケをみて、むちゃくちゃ大きそうですが・・・・。地では負けないよといわれています。
こうなったら、中央の白にネライをさだめて、打つしかないと思い、黒88とツケテまぎれをもとめていきました。
ここからがこの碁の面白い?ところなのですが、周りが、弁当を食べている人が多くなったのと、私が、一番力をいれているのは、序盤の石の方向なので、検討の指導はこのあたりでおしまいにさせていただきました。
黒96から、Q-15のコウになりました。その後、黒のE-9のノゾキに対して、白が反発されたため、黒は大きく、左中央を捨てて、中央の白石をとる作戦にでました。それが成功したと思ったところ、Q-15のコウからの切断で、結果上辺の黒がとられ、黒が1か所の白をとったのに対して、白は2か所の黒をとったので、投了になったしだいです。局後の最初の感想では、S茂さんは、そこのコウは、とられたら、スミの白も死ぬ可能性が高かったので、がんばるべきといわれ、ヨミの甘さを痛感したしだいでした。
ただ、対局中は2子局といえども、県代表の方と対局できたよろこびのほうが、うわまわっていたのでしょう。黒22と大甘の手を打っていたのでは、勝てないとしたものです。そうはいっても、強い上手と対戦する時は、しっかり守っていないと、がたがたにされて、局後、守っていればよかったのに、と後悔するのです。
そう簡単には、今後、私は、S茂さんと対局できるとは思いません。
といいながらも、いつかまた対局できる日があるかもしれません。囲碁をつづけているかぎり。
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