きょう、行われた第10回広島アルミ若鯉杯に行って来ました。
解説をきいたり、実戦の対局をまじかで見たり、指導碁をうっていただいたり、楽しい一日をおくりました。まずは、指導碁のほうから、午前9時半に会場について、指導碁受付が3番目にかかわらず、順番が来たのは、午後2時からのでした。それは、前日予約の人や、優待者や、小学生などが多数いたからです。それでも、今までは、午前中に打っていただく機会があったので、なんとなく、運営に問題があるのではないかと、ちょっと気分悪かったのですが、2時から打っていただいた時は、2面打ちで、その後、時間が十分に残っていたので、初手から手直ししていただいたので、(これは、初めてのことです)ものすごく満足した指導碁となりました。指導していただいたのは、大橋拓文六段でした。碁ワールドの特集でおなじみの先生ですね。最初時間があったので、コンピュータ囲碁ソフトについて、私が質問したので、丁寧に答えていただきました。そういうことで、和やかに対局がはじまり、3子でお願いすることで、初手は、モクハズシやタカモクでなく、コモクにお願いしました。こういうのも異例ですよね。
そうは、いっても、すぐに定石がわからなくなるのが、わたしの実力です。
画像は、手直しでの画像です。右辺の黒○はありません。ここは、うっておくべきだと言われた石が残っています。
今白が左辺中央白○にノゾキを打ったところ、私は、ここは、ツナイでもうれしいことはないし、地合いで負けそうななので、中央にハネマシタ。ここから、さすがにプロの手がでて、負けになりました。上辺の黒が完全な生きでは、なかったのです。白○からオオゲイマの一路上にのぞかれたのちに、上辺は1眼になり、そのあと、ハサミつけで、2眼はできなくなり、どこかへつながらないといけないことになりました。結局、つながるために、白に先手でいろいろなところをぼこぼこされ、地合いで、足りなくなって投了しました。大橋先生がいわれるには、この局面、何もしないと。白が10目くらい負けそうなので、上辺の黒によりついて、先手で得をすればいいと考えられたとのことです。それで、白○のノゾキですが、それは、次の上辺のノゾキに対しての援軍になっているのだそうです。そうだったんですね。上辺黒4子からまがっておくのが、よかったといわれました。次にあてが黒気持ちのいい手にもなります。
白○の手、さすがにプロの一手ですね。見合いになっていたのです。感動し、脱帽しました。大橋先生ありがとうございました。
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