アサギマダラの迷足譜

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どうもヨメなくていけません。

2015年09月05日 | 囲碁


昨晩打った幽玄の間から。白がわたしです。
中盤のあらしとシノギが成功し、白が負けない碁と思って打っていました。
トコロガ、ヨセがオオ甘で、大きなところを相手に2か所も、そしてそれが、先手で打たれてしまい、碁は勝っているか負けているかわからなくなりました。最後のハンコウもコウダテが足りないためゆずりざるをえませんでした。
そして、問題は、下辺の白の手入れがいるかどうかです。画像の場面です。
どうやらダメがつまったらセキになりそうな雰囲気なのですが、なさけないほど10手先ぐらいがヨメマセン。
手入れして、ハンモク負けになったらくやしすぎます。
なさけなく、上達のさまたげになりますが、ここで、私が、使った手が、形勢判断ボタンです。ボタンをおすと、このままでは、黒が5目多いようです。それなら、1目白が手入れしても、半目のこりそうでした。
それで、白は、下辺にかけつぎました。
結果は形勢判断ボタン通り、半目勝ちで、大事な1戦をかつことができたしだいです。
この碁は観戦者がまずまずいたので、ひやあせでした。

あとで、検討してみると、手入れは絶対必要で、ダメが詰まると、セキではなく白が逆にとられます。
また、黒は、ハンコウを争っていたときに、ココをコウダテにしていたら、どうだったでしょうか。
黒、下辺のキリに対して、下からうけてしまうと、ソレダケで、もう黒が勝ってしまうことになっていたのでしょう。白、黒の精神状態に依って、勝負が揺れたのでした。