彼らは夜に帰る家がないので、寺院などで夜露をしのぎます。彼らの家はそこしかないのです。寺院の祭司が祈りを唱えたりバジャンを歌っているとき、彼らは大概じっと聞いています。そういった寺院に話をしに来る大勢の聖者たちが、この乞食たちにテクニックの1つや2つを伝授していきます。
つまり、こういった乞食たちも多くがスピリチュアルな力を多少持っている、という事なのです。ここで私自身の体験を話さなければなりません。私がエネルギーを受け、教訓を学べされた時の話です。
それは私が車でスリーセーラムからハイダラーバードへ向かう途中の出来事でした。大きなダムを横切る道があります。しばらく車を止め、素晴らしい泳ぎを楽しんだ後、私は服を着て、足早に車に戻りました。
アンソニーとそのほかの人々が濡れた服を抱えて後ろからついて来ていました。その時ひとりのチャーミングな聖者が近づいてきました。それほどパワフルな聖者には見えませんでした。