教会はとても古く、誰も入って来ませんでした。村に暮らすキリスト教徒はほんの数人で、ほとんどはヒンドゥ教徒でした。特別な金曜日や祝祭の日にだけその教会を飾り、ペンキを塗り、祈りを捧げ、またいなくなってしまうのです。
小さな子供だけが遊びに来ましたが、すぐに行ってしまいました。私は午前11時半ころに目覚めました。「今何時だろう?ああ、しまった!」道にふらふらと酔っ払いのように出て行きました。
そして、友人たちに「あなたたちの結婚式に出席できなくて、本当に申し訳ございません。実は、こんな経験をして・・・・」と説明しました。友人たちは皆、私が精神病なのだと思いましたが、何人かの信者は信じてくれました。
「分かりました。とにかく、もう3~4時間遅れていますから、今から祝いましょう」それから私は新郎新婦に祝福を送りました。