時事的にたいへん興味があり、一読しましたが、気持ち悪い内容かと思いましたが、
想定以上に読み応えがある内容でした。
当時の事件前夜は、確かにオウムも幸福の科学も同じようにメディアで扱われ、
どちらかというと、メディアもオウム押しだったようでしたが、
オウムが事件を起こしたときに、裏では幸福の科学が、事件解決に尽力していたエピソードが明かされていて、
玉石混交にされてたいへんだったのかなと思いました。
まえがきに、「誤解されないように言うとすれば迷って往く処がわからず、旧敵に救いを求めに来たのである。」
とも書いてあり、霊言で、迷った霊が助けを求めにきて、やむおえず霊の言葉を聞いたということのようなので、
大川総裁の書籍を愛読していると、こういうことがよくあるようなので、
そういう能力があるというのもたいへんなものだなあと思いました。
数十年と言う時間が、実績と努力で信頼を培った教祖と、
欲に翻弄されて社会悪にまでいたってしまった教祖の違いが証明したように感じました。
この一冊を読めば、オウムと幸福の科学の違いは一目瞭然だと思います。
オウムは宗教団体ではない。
宗教の名を借りた強盗、殺人、テロ団体であった。
本書には、救いがたい麻原の本性が描かれている。
もはや人間として生まれるは、これが最後かもしれない。
私見であるが、日本がGHQのWGIPに洗脳され、宗教教育を止めた結果、
正しい宗教か、詐称なのかを見分ける力がなくなった。
そのため、外見に騙されて宗教団体として認可されてしまい、
また、ありもしない超能力に高学歴者までが騙されたのである。
つまり、宗教的な常識が学校教育からも、家庭からも醸成される機会がなくなった因果が巡ってきたのだ。
尚、宗教としてオウムを継承する団体は、破壊活動防止法の適用団体として、解散するべし。
未来ニュース vol.8 オウム事件に「宗教的けじめ」をつける。『麻原彰晃の霊言』
http://happy-library.com/2018/499/