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★夏本番 熱中症にご用心

2007年07月24日 | 健康情報
梅雨が明ければ、いよいよ夏本番。

梅雨が明けて一気に最高気温が上がり、真夏日などを記録すると、体が暑さに慣れ

ていないために、高齢者を中心に患者が増えることが懸念される。

◆死亡者、65歳以上が6割--本格的に暑くなる前に散歩などで汗かく練習を

熱中症は、体温を調整する仕組みが破綻(はたん)し、体温が著しく上昇した状態の

こと。人は暑くなると、末梢(まっしょう)血管を拡張させ多くの血液を外気に触れる

皮膚に集めたり、かいた汗を蒸発させることで体温を保とうとする。

この時に水分補給を怠ると、体内は脱水状態になる。

体を流れる血液量が減り、脳への血流が不十分になってめまい(熱失神)を起こした

り、汗で流れ出た分の塩分が不足して筋肉が硬直(熱けいれん)したりする。

症状が進むと頭痛や嘔吐(おうと)、虚脱感など(熱疲労)に襲われ、さらには体温が

40度以上になって、意識障害や運動障害を起こす(熱射病)。

普通は日陰などで横になり、失った水分や塩分を補給すれば回復する。

しかし、熱射病だと死に至ることもあるので、首や脇の下などを氷で冷やし救急車

を呼ぶ。

環境省の「熱中症保健指導マニュアル」は、予防のポイントに

◆屋外では帽子◆水分をこまめに摂取◆日陰を利用する--の三つを挙げる。

中でも、のどが渇く前に、汗をかいて失った水分を補給することが大切。

少し冷えた水は吸収を促進する働きがあり効果的だ。

運動などで大量に汗をかいた場合は、1リットルの水に2グラムの塩を入れた

0.2%程度の食塩水を飲み、汗とともに失った塩分も補給する。

梅干しであれば、麦茶1リットルに半個ぐらい。

スポーツドリンクをやや薄めて飲んでもいい。

ビールなどのお酒は尿の量が増え、吸収した水分以上に失われるため適さない。

塩分は食事でも補給できるため、通常の運動量であれば、まず外出前や就寝前後、

入浴後などにコップ半分の水を飲むことを心がけるといい。

◆熱中症を防ぐには、のど渇く前に水分補給、28度以上は「厳重警戒」

(2007年7月20日 毎日新聞)

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