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脂肪の分解を助けるケルセチン

2013年12月16日 | 健康情報

体脂肪の分解を促進するとして注目されるケルセチンは5千種以上ある

ポリフェノールの一つ。

タマネギやリンゴ、ブロッコリーなどに多く含まれている身近な成分だ。

元来、ポリフェノールは植物の樹皮や表皮、種子などに含まれる色素や苦み・

渋みの基となるもの。植物が光合成の過程や紫外線により生じる活性酸素の害

から、自らの身を守る“生体防御物質”としての働きも持つ。植物天然の成分で、

動物は体内で作り出すことはできない。ポリフェノールの研究は欧米を中心に

世界中で広く行われており、食品として摂取すると人体にも好影響を与えることが

各種の研究で報告されている。

ポリフェノールの代表的な効能として知られるのは抗酸化作用だ。

活性酸素は本来、体内に入ってきた病原菌などを攻撃するプラスの作用も持って

いるが、活性酸素が必要以上に発生すると、逆に細胞をも酸化させてしまう。

いわゆる体が“さびた”状態だ。

ポリフェノールには、抗酸化作用によって活性酸素を消去し、細胞や組織が損傷

するのを防ぐ働きがある。この性質を利用し、さまざまな食品で品質保持成分と

しても使われている。

ケルセチンも他のポリフェノール同様、優れた抗酸化作用を持つ。

その他、抗炎症・血圧低下作用があることも各種研究で報告されている。

 

2013年12月16日 サンケイ新聞) 

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