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★旬の食材を食べる

2009年06月12日 | 健康情報
「食物を医者とも医薬ともせよ。
           食物で治せない病気は医者にも治せない」

 これはヒポクラテスの言葉です。

 健康の源は食にあり。適切な食べ物を適量摂る事が大事なことです。

 その季節や土地で「旬」と呼ばれる食べ物があります。

 人間と同じ環境で育ち採れる食物は、私たちに必要な栄養素を与えてくれます。

◆春 アクやエグ味が強いもの
 冬の寒さから開放され、眠っていた体を覚ますために香りや苦味が強めの食物が
 春の特徴です。
 新陳代謝を促し、冬の間に溜まったエネルギーや毒を排出させる働きがあります。
 ただし、過食は毒になってしまうことも。
 
◆夏 水分を多く含むもの
 夏の暑さから身を守るため、水分を多く含んだものが夏野菜です。
 水分を含むものには体を冷やす働きがあり、また、発汗することで体温を下げようと
 します。
 過剰に摂ると“冷え”による免疫低下が起こり、様々な症状が現れます。
 口に体調を崩すのは、夏の冷害によるものです。
 
◆秋 エネルギーを多く含むもの
 これからの寒い季節に備え、でんぷんや脂質、糖質を含むものが多く採れます。
 果物が多いのもこの季節。
  「天高く 馬肥ゆる秋」 
 摂りすぎは肥満の元です。
 
◆冬 エネルギーを含み、体を温めるもの
 秋や冬に採れる根菜類は、水分が少なく硬めが特徴で、体を芯から温め寒さから
 身を守るための食物です。
 秋や冬の体は蓄え型になっていますので、きちんと排泄するように繊維質も豊富に
 含まれています。

日本と外国では時期も食べ方も違いますし、国内においても海と山では同じではありません。

植物も生きていますから、夏は葉を広げ成長し、冬は幹を生かすため実りません。

気候にあわせた育みをしています。

スーパーやデパートにはハウス栽培や養殖のものも少なくなく、並ぶ食材をみても「旬」が

わかりにくい環境です。

自然の摂理に従うものを取り入れる(食する)ことは、私たちが生きていく上で調和のとれた

大事なことなのです。


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