nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

貝母・自宅

2018年04月08日 | nokoの花図鑑
貝母は昔、お寺に沢山、咲いているところが、近くにあり、見に行きました。肥料も何もない通路の縁に沢山咲いていました。
家ではもう何年も、持っているのに、昨年は2本、今年は1本、と全く増えません。花の咲かない苗も何本かあります。
場所が、悪ければ、植え替えをします。花も、皆さんのように綱笠状ではなく、とても、質素です。
学名:Fritilaria thunbergii(フリチラリア・ツンベルギー)
別名:アミガサユリ(綱笠百合)、フリチラリア・ツンベルギー(Fritilaria thunbergii)
科属名:ユリ科バイモ属  原産地:中国  草丈:40~60cm  花期:3~5月  花色:薄緑 花径:3~4cm
バイモ(貝母) は、まっすぐに伸びた茎や花、葉は薄緑色で、細い葉の先端が巻いているユリ科バイモ属の耐寒性球根植物です。
花は下向きに咲く釣鐘型で色ともに地味ですが、背丈があって存在感がありますので日本庭園に似合いそうです。
バイモという名前は球根が二枚貝に似ていることから付けられ、別名のアミガサユリという名前は花びら(花被片)の内側が
綱目模様になっていることから付けられました。球根からは鎮咳・解熱・止血に効用があるといわれる漢方薬が作られます
育て方と栽培のポイント。  http://flower365.jp/17/885.htmlを参考にしました
植え付け
植え付けの時期は、9月下旬~10月中旬ごろが適期です。花壇に植えても、鉢植えにしても楽しむことができます。
植え付けの深さ
花壇に植える場合は5cm、鉢植えの場合は3cmほど球根の上に土がかかる程度に植えつけます。
株間
花壇に植える場合は10~15㎝ほど、6号鉢で5球程度が目安です。
植え場所
花壇に植えるときは、夏は日陰になる落葉樹の下などが最適です。午前中に2~3時間日の当たる場所に地植えしたことも
ありますが、問題なく育ちました。鉢植えの場合は、風通しがよく、西日の当たらない半日陰になる場所に置きます。
植え替え
花壇に植えた場合は、毎年掘り上げて植え替えます。鉢植えの場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。
時期は、他方が新芽が動き出す前の9月中旬ごろが適当です。
日常の管理
過湿にすると球根が腐る原因になりますので、鉢土の表面が乾いてから水やりをします。
花後は早く花を取って、葉が黄色くなってきたら掘り上げます。
冬の管理
花壇に植えた場合、暖地ではそのままで冬を越しますが、寒さの厳しいところは、軽く霜除けをすます。
鉢植えの場合は、日当たりのよい軒下などに置いて育てます。
休眠期の管理
7月になると休眠期に入ります。花壇に植えた場合は植えっぱなしにせず、毎年掘り上げます。
鉢植えの場合は、鉢に植えたまま、涼しい場所に置いて夏越しさせることができます。
掘り上げた球根は、水洗いして日陰で乾燥させます。乾いたらネットの袋などに入れて、秋の植え付け時まで冷涼な場所で
保管しておきます。
増やし方
分球して増やすことができます。
肥料
多肥は避けた方が無難です。花壇に植えた場合は、花後に化成肥料を少し株元に与えます。
鉢植えの場合は、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、地上部がある間は薄めの液肥を月に2~3回与えます。



 

 

 
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ツバキ(燕返し)・自宅

2018年04月08日 | nokoの花図鑑
学名:Camellia japonica 'Tsubame-gaeshi
久留米で「燕返し」を購入したのですが、この椿の特有の斑が入りませんでした。薄いピンク1色です。
それを知り、知人が「偶に、そういうことがある。これは、大丈夫」と言って下さいました。
今は大きくなり地に根を張ったようです。これも福鼓と同じように、根を張る、植物が入り込み中々元気になりませんでした。
4月2日、暗くなり、一気に、花が開いているのに、気が付き、4月度3日に撮影したものです。
燕返しは白地の淡桃地に紅の大小縦絞り、一重、ラッパ咲き、筒しべ、葉はギザギザ、開花3~4月 です。
優しい雰囲気で花弁がやや反ったように開くのが特徴のようです。花びらが中折れした長い樋状(といじょう)で、
内弁は斜めに立ち上がり、弁間が透いて不規則に向き合う形を、ツバメが飛び交う姿に見立てたもので名前が付けられた
みたいです。大輪で、かっこいい名前で、好きな椿です。



 

 

 

 

 
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シダレモモ・自宅

2018年04月08日 | nokoの花図鑑
学名:Prunus persica   和名:モモ(桃)、ハナモモ(花桃)  科名:バラ科  属名:スモモ属、サクラ属
このシダレモモは20年位前に実生の苗を従姉妹から貰いました。大きくなっていましたので、引っ越しした
10年余り前に、植え替えは出来ないと思っていましたが、案の定、枯れてしまいました。
今度は、家の実生の苗を持ってきました。従姉妹の家では色が色々あるので花が咲くのが楽しみでしたが
やはり、赤が、強いのでしょう。このような色の花です。次々、色々な花が咲くので、忘れていて、少ししか
撮っていませんでした。冬に投稿するものがないのがうそのように、忙しいです。
主人が剪定してくれました。枝垂れとは思わなかったのでしょう。来年は、そのままで、いきます。
ハナモモは、花を観賞するために改良されたモモです。サクラの花の咲く時期に前後して開花の最盛期を迎え
あでやかなピンクや赤、白の花が春の庭を彩ります。モモは古来より中国では災いを除き、福を招くとされてきました。
日本への渡来は古く、弥生時代といわれています。『古事記』にもイザナギが黄泉の国から逃げ帰るときに悪鬼にモモを
投げつけて退散させたとあることから、古い時代から栽培されていたことがうかがえます。
その後、平安時代には3月3日の桃の節句が祝われ、モモの花が観賞されるようになりました。
このようにモモは太古から日本人に親しまれてきましたが、観賞用のハナモモとして改良が行われるようになったのは
江戸時代に入ってからです。現在もハナモモの品種改良はあまり進んでおらず、栽培されている園芸品種には江戸時代に
作出されたものが多くあります。樹形には立ち性、枝垂れ性、ほうき立ち性があり、狭いスペースにはほうき立ち性
広い場所には立ち性や枝垂れ性など、場所に適した樹形を選ぶことができます。












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