『リンガー! 替え玉★選手権』
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000W04IKG&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
なんかもっとブラック!!なコメディかと思いきや、超フツーのスポ根ラブコメでした。おもしろかった。
ストーリーはごくありきたり。健常者でありながらひょんなことから高機能障害を装ってスぺシャル・オリンピックスに出場することになった主人公スティーブ(ジョニー「ジャッカス」ノックスヴィル)だが、訓練所で出会った仲間たちに意外な側面が多々あることに驚かされる。彼らには早々に嘘を見破られてしまうが、優しくて美人のボランティアのリン(キャサリン・ハイグル)まで欺いている罪悪感に苛まれながらも優勝を目指す。
知的障碍者が登場する映画といえばどうしても説教くさい感動モノになりがちだけど、たぶんこの映画の意義はそういう既成概念をあえて否定してるところが重要なんだと思う。
障碍者=気の毒、不運、保護されるべき人々、みたいな偽善的な偏見はまったく意味がない。彼らには確かに「できないこと」「わからないこと」はある。でも、“健常者”にだって「できないこと」や「わからないこと」はそれぞれにある。程度問題、個性の問題といってしまえばそれまでである。要は人間は障碍があるとかないとかいう尺度では測れないし、障碍があるだけで人をひとくくりにしてしまうのは乱暴だし、ものの見方としても貧しすぎる。
だからこそ、この映画では完全に障碍=個性、おもしろいもの、笑えるもの、キュートなもの、魅力的なもの、ヘンなものとして表現している。
ストーリーが陳腐なことや涙や感動がないことにもちゃんと理由がある。障碍は商品じゃない。商品にできるけど、この作品では商品化することを否定することで、障碍をもっとポジティブに受けとめるべきだと訴えようとしているのだろう。
出演してる知的障碍者の人たちについて詳しく知りたかったのだが、劇場用パンフレットが売られてなくて残念でした(ホントに障碍をもってる人たちが出演している)。
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なんかもっとブラック!!なコメディかと思いきや、超フツーのスポ根ラブコメでした。おもしろかった。
ストーリーはごくありきたり。健常者でありながらひょんなことから高機能障害を装ってスぺシャル・オリンピックスに出場することになった主人公スティーブ(ジョニー「ジャッカス」ノックスヴィル)だが、訓練所で出会った仲間たちに意外な側面が多々あることに驚かされる。彼らには早々に嘘を見破られてしまうが、優しくて美人のボランティアのリン(キャサリン・ハイグル)まで欺いている罪悪感に苛まれながらも優勝を目指す。
知的障碍者が登場する映画といえばどうしても説教くさい感動モノになりがちだけど、たぶんこの映画の意義はそういう既成概念をあえて否定してるところが重要なんだと思う。
障碍者=気の毒、不運、保護されるべき人々、みたいな偽善的な偏見はまったく意味がない。彼らには確かに「できないこと」「わからないこと」はある。でも、“健常者”にだって「できないこと」や「わからないこと」はそれぞれにある。程度問題、個性の問題といってしまえばそれまでである。要は人間は障碍があるとかないとかいう尺度では測れないし、障碍があるだけで人をひとくくりにしてしまうのは乱暴だし、ものの見方としても貧しすぎる。
だからこそ、この映画では完全に障碍=個性、おもしろいもの、笑えるもの、キュートなもの、魅力的なもの、ヘンなものとして表現している。
ストーリーが陳腐なことや涙や感動がないことにもちゃんと理由がある。障碍は商品じゃない。商品にできるけど、この作品では商品化することを否定することで、障碍をもっとポジティブに受けとめるべきだと訴えようとしているのだろう。
出演してる知的障碍者の人たちについて詳しく知りたかったのだが、劇場用パンフレットが売られてなくて残念でした(ホントに障碍をもってる人たちが出演している)。