Forever hill

男は夢に追われる孤独なランナー

ちよ馬券2013日本ダービー

2013-05-26 00:55:13 | ギャンブル

ちよ馬券、今週は待ちに待った競馬ファンのお祭り日本ダービーだ。

東京競馬場3歳芝2400mで行われる。

今年は記念すべき第80回ダービーだが、今までの79頭のダービー馬のうち再会を果たしたのはたったの3頭。

いずれも、北海道で種牡馬生活をしている時にたずねて行ったものだ。

まずは競馬にのめり込むきっかけをつくってくれたサクラチヨノオー(1988)、牧草をあげている時にズボンをビリビリに破られた。

次にトウカイテイオー(1991)、今までで一番好きな馬で種牡馬になってもカッコ良かった。

最後に強烈な印象に残っているのがナリタブライアン(1994)、あの黒光りする馬体を忘れることができない。

なぜなら、会いに行った数ヵ月後に亡くなったからだ。

ちなみに、この3頭のダービーでの馬券はいずれも的中している。

とくに、1988ダービーで名前が気に入ってサクラチヨノオーを買ったところ何んと優勝してしまい馬券も大儲けしてそれから競馬にのめり込んでいる。

今年の日本ダービーは・・・。

皐月賞の1~3着馬ロゴタイプ・エピファネイア・コディーノが揃って出てくる、それに京都新聞杯を制したキズナを加えて4強と言われている。

ロゴタイプは皐月賞馬で現在4連勝中だが、朝日FSは7番人気で超一流とは思えない。

エピファネイアはソエ気味で調教を坂路にしたうえに、折り合いが不安。

コディーノは反対に朝日FSの1番人気でエリートだが、決め手に欠ける。

キズナの末脚は脅威的だが、一流どころの相手に通用するか。

少し横みちにそれるが、キズナの15歳年上のお姉さんがファレノプシスだ。

ファレノプシスは、1998桜花賞・秋華賞の二冠を達成した名牝だ。

その1998桜花賞では東京から阪神競馬場まで日帰りで見に行った、直線ファレノプシスが抜け出してくる姿が今でも目に焼き付いている。

2着なつかしいロンドンブリッジ・3着本命にしたエアデジャブーで、当時は馬連だけでおけらとなり帰えりはものすごく疲れたのを憶えている。

その時ファレノプシスに乗って優勝した騎手は、くしくも今回の弟と同じ武豊だ。

さて、本命は・・・。

皐月賞でも本命にした、9エピファネイアを推す。

ソエや折り合いなど不安はいっぱいだが、最大の魅力は競馬センスだ。

先行しての差し脚の鋭さは、折り合いさえつけばメンバーNO1だ。

福永祐一にもダービー騎手になって、父洋一を越えてほしい。

あなたの夢は決まりましたか、私の夢は・・・9エピファネイアです。

相手は・・・。

皐月賞馬8ロゴタイプは、先行して鋭い脚はすんなり勝ってもしかたあるまい。

2コディーノの先行力もしぶとく、騎手ウィリアムズで変わり身に期待。

1キズナは父ゆずりの豪脚が売りで、鞍上はダービーを知り尽くしている武豊

4強のあとに続くのが青葉賞を勝った7ヒラボクディープだが、「青葉賞馬はダービー馬になれない」というジンクスを破れるか。

あとは、4強のうち1キズナ以外は先行馬なので先に行く馬より後からくる馬を狙う。

皐月賞9着でここ2戦成績悪いが、調教抜群で東京で勝っている5メイケイベガスター

掲示板をはずさない10タマモベストプレイ、皐月賞は5着で安定性を買う。

NHKマイルCを後方からものすごい末脚で優勝した13マイネルホウオウ、距離延長は疑問だが3着はあるかも。

最後も皐月賞組で6着にきた11テイエムイナズマ、上がり35.2秒はロゴタイプより速かった。

結論

三連複軸1頭流し 9-1・2・5・7・8・10・11・13 28点

結果追記する。

結果追記

記念すべき第80回の日本ダービーは直線に入り、まれに見る大接戦となる。

ゴールまで・・・あと200m、ほぼ6頭が横一線となった。

インから。

向う正面で折り合いを欠き藤田もケンカせず行かせて一気に先頭に立った5メイケイベガスター

直線あと400mまで5メイケイベガスターと先頭争いを繰り広げた3アポロソニック

3、4番手をじっとガマンして進んだ16ペプチドアマゾン

その外に、5番手を進み横綱相撲をもくろむ2番人気の8ロゴタイプ

そして、私の夢を乗せた9エピファネイアもきている。

外からウィリアムズ2コディーノも顔をのぞかせる。

さらにその外からは10タマモベストプレイ1キズナも追い上げてくるが、この時点では1キズナの位置はよくわからず。

ゴールまであと少し、横一線から先に抜け出したのは何と9エピファネイアだった。

8ロゴタイプは伸びない、2コディーノは下がっていく。

「夢は現実になる」、大興奮して叫んだ・・・その瞬間。

外から矢のように伸びてきた馬に、ゴール前あっという間にかわされ夢は砕かれた。

武豊1キズナだった、その末脚は思ったとおり脅威で父ディープをほうふつとさせた。

1キズナは、9エピファネイアに1/2馬身の差をつけて優勝。

武豊は5度目のダービー制覇で、もちろん史上最多。

ダービーは独特の雰囲気だが、舞い上がらず馬を信じキッチリ差し切る芸当が出来るのが武豊なのだろう。

9エピファネイアは2着で、福永はこれからも「夢」に挑み続ける。

9エピファネイアは-8kgで細く見え発汗もあり心配したが、しぶとく強いところを見せてくれた。

馬券的にはここまでは想定内、問題は3着馬だった。

3着争いは3頭の写真判定だったが、外の8ロゴタイプは分が悪く5着とすぐわかった。

スローで見るとインの3アポロソニックが3着で、中の16ペプチドアマゾンが4着だった。

この2頭は2200m以上に勝ちがあるスタミナ系で、先行して粘って上位に食い込んだ。

どちらがきても馬券は買ってなく、馬券の夢も木っ端微塵に打ち砕かれた。

3着の予想は後からくる馬を狙ったが、ペースは遅く先行馬向きで前残りの馬を狙っていればあるいは・・・あとの祭だ。

ただ狙った14番人気の11テイエムイナズマが、1キズナに次いでの上がりで6着に健闘してくれた。

4強の一角2コディーノは直線で失速9着に惨敗し、初めて4着以下を経験した。

パドックでの8ロゴタイプはシンザンのように前脚と後脚がぶつかるような深い踏込みを見せていて力強さがずば抜けていると見たが、パドックどおりにいかないのが競馬だ。

始まる前から異様な興奮を覚えた日本ダービーだが、9エピファネイアが先頭に立った時は最高潮に達したが・・・。

レース後は虚脱感がはんぱでなく疲れ果てた、これでダービーは8連敗。

三連複 1-3-9 17,130円 ハズレ

次回は安田記念で、落ち込んでなんていられない。



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