朝五時起き!
いざ熊野へ。
日の出前に赤く染まる空が気になり表に出てみると、
なんと西の空に架かる赤い虹。
これまで、これでもかって程虹には出くわしましたが、
初めて観た赤い虹、
一瞬の出来事でした。
しばらくして、東の空が日の出直前に黄金色に輝き始める。
するとまたしても西の空に、
な・なんと・・・立派なダブルレインボー!
吉兆なのか何なのか・
今回の熊野の旅が気になります。
赤い虹だけに出発と同時に悪天候に、結構な雨が降り始めました。
紀ノ川SAでのモーニング。
道中は雨に煙る靄に包まれた水墨画の世界、
雨の熊野もまた良し。
夏休みも終わった、雨の湯の峰温泉。
今年の暑い夏はさぞかし賑わった事でしょうが、
流石にこの日は誰一人いなくてそんな面影もありません。
こんなにがらがらな湯の峰を観るのも私が最初に訪れた20年振りの事でしょうか。
10月には、この東光寺前の石碑に刻まれている玄峰老師の紙芝居の生演奏で再び来させてもらいます!
ちちさま!
これまで何度この地を訪れたか判りませんが、
ようやく初めて来ました。
看板にはあいにく、「崖崩れで通行不能」と書かれていましたが、仮設の橋がラッキーにも崖っぷちに架かっていて足元を滑らせながらも行く事が出来ました。
石積みに滝も流れています。
そしてこの仏像の上にその磐が・。
これです!
熊野にはこの様な完全球の丸石が多く存在します。
もちろん人工物ではなく、それは岩盤の中で気の遠くなるような長い年月を経て形が整えられ、
なんと!山肌からポロリと生まれて来るのです。
山も磐も命の一つの形です。
長くても100年・そこそこの寿命しか持たない人が、
自分達の都合のよい物差しでその事に気付く事もなかなか難しく、
だからこんな事を観てしまうと、
奇跡と想ってしまうのです。
この巨乳!
折角なのでたっぷりと触らせてもらってパワーを戴きました。
靄に煙る大斎原(おおゆのはら)。
二本の靄の柱が立ちました!!!
旧参道に現れる神の使い。
本宮はどんな時も私にウエルカムです。
感謝!
赤青黄緑五紫 まだ未体験の皆様にはコチからどうぞ。↓