といっても大阪はあいにくの雨。
せっかくの月食も観れずあきらめていたところ・
夜中に満月が起こしに来ました。
私の部屋からは寝ながら満月が観えます。
丁度満月が通るルートの所に窓があり、
いつも夜中に月の光に起こされます。
その窓を満月が通る時には必ず目が覚めます。
ぐっすり眠り込んでいても目が覚めるのは、
月の強烈なエネルギーでしょうか。
動物占いで月見好きの狸だから仕方が無いとは思いますが。（笑）
おかげで今回も素晴らしい寝月見が出来ました。
とにかく、寝ながら充電満タンになった気分になり、
そしてまたいつの間にか眠り込んでしまいました。
気が付くと朝。
再び空は曇り、
さっきの満月は・・・
夢の中。
２００８（C）Masanori Hirachi
昨年の夏、１０日間熊野の和の聖地「大斎はら（おおゆのはら）」での合宿。
【高野・熊野世界遺産登録プレ５周年記念協賛フェスタ】での体験。
そして今年５周年！
再び和歌山白浜会館（阪田会館）で甦る。
２００８（C）Masanori Hirachi
その頃は、
一遍さんも大好きだったサクラの花が、
きっと満開に咲いている事でしょう。
その和歌山の朗読詩人の方は、
２４年も前に、私のピアノソロコンサートを企画してくれていました。
その当時から、どうしても私にピアノを弾かそうと、
お力を注いでくれていました。
ある意味、その方は私にとっては預言者。
その後はしばらくはピアノトリオなどでＪＡＺＺみたいなのを演っていた時期がありましたが、興味は徐々にシンセサイザーに。
遂には、殆どピアノを弾く事はなくなってしまい、
その３年後には「mar-pa」でデヴュー。
シンセサイザーでの演奏活動が主に。
その和歌山の朗読詩人の方に【ＫＵＭＡＮＯ】のＣＤを送ってからしばらくして、連絡が入りました。
「あの【ＫＵＭＡＮＯ】の一曲目の『天上の華』やけど・丁度今、家の３階の天上の壁紙を張り替えてて、その柄が花なんよ。それで今書いている詩が『天井の花』で、ほんまに送ってもらったＣＤ観てびっくりしたわぁ～。それでその壁紙、色が頼んだのとは違うのが来て、それがまた【ＫＵＭＡＮＯ】のジャケットに似てるんよぉ。」
たまたま私はその時、長野の戸隠にいました。
龍の里です。
「帰ったらすぐに行きます！」
前回のピアノソロアルバム「赤いルン」の時も、
ＣＤを送らせてもらうと返事が来て、
今、龍の詩を書いていて、その詩集の表紙に「赤いルン」のジャケの龍のデザインを使わせてもらえないかと言う事がありました。
戸隠は、上越・新潟の中秋の名月のピアノソロコンサートに向かう途中で、善光寺に立ち寄ったすぐ後でした。
大阪にかえり、
（また何か始まった・）と思いながら、
和歌山にあるその方の自宅に向かったのでした。
去年の暮れに録音した、
「変えなアカン！」のＣＤリリースが決定しました！
２００９・２・２１発売。
世直しの唄です。
和歌山から日本を！
熊野から世界を！
「変えなアカン！」
唄：たまき公良
バックコーラス：たまき公良とその仲間たち
作詞：玉置岩之助
作曲：金蔵安久
【TAMAKI RECORDS】 TAMAKI-001
￥５００（税込）
解散から1７年。
それでも忘れられないと仰ってくださる皆様の御献身により、
遂に未発表曲が発表に至ります。
中にはライブで一回の演奏しかない曲も・。
たまたま、ハーサルスタジオでの収録テープが発掘されたりもしました。
私もその曲の存在を忘れていましたが、
そのクオリティーの高さに驚かされました。
当時から、「時代の先を行き過ぎてる。」と言う声が多かったり、
解散した後は、「今なら売れてたのに・」とよく言われもしました。
でも・正直な気持ち、
今も昔もmar-paのサウンドは何時聴いてもmar-paのサウンドで、
独特で・突拍子も無く・破天荒で・喧しくて・優しく、
どの時代にも、合わない感じがする。
逆な言い方をすれば・
時代を問わず、どの時代のうわべの変容部分にも適応せず、
その根底にある普遍性に響く音。
本質に響く音。
今、聴いていてもドキドキしてくる、
命の音。
この頃からこんな音楽をしていたんだ・・。
今も忘れないでいてくれる皆様がいる事、
ある意味、これは波動音楽、
音が運ぶ、音のムコウにあるものを連れてこれる音楽を演っていた。
マルパと呼んだりマーパと呼ばれたり、
その存在は常に非常にややこしく、
それでも今もその音楽を愛してくれる方がいる。
結成からは２９年目の、奇跡。
上越は今、「天地人」で盛り上がっています。
確かにＮＨＫの大河としては、いつになく新鮮なタッチで描かれ、何かが変わった感じを受けます。
直江兼続「愛」、上杉謙信「義」「龍」「毘」の旗がはためき、
最初に「愛」が降りてきました。
ピアノの楽曲で、今までの私のスタイルにはまったくないやつです。
よしき・みたいな（笑）
でも、最近そんな曲が多いですね・・。
全く想定外の曲風。
今や何も考えないので、何が降りてくるかまったく予想がつきません。
でも降りてきた曲にはしっかりと役割があったりするので、
それには驚ろかされたりもします。
１１日の米原に続いて、
さくらと共に北上します。
昼は野外、シンセサイザーでのさくらのコンサート
夜は一昨年もお世話になった浄興寺でのピアノソロコンサートです。
その次の日に何故か登った春日山城。
ほぼ半日歩き回りました。
謙信＝龍と酒呑み。
その時から今回の事は決まっていたのでしょうか。
上越の皆様！
またまた宜しくお願いいたします。
今年は高野・熊野が世界遺産に登録されて５周年。
写真は登録年。
本宮大社世界遺産報告祭での奉納演奏後のワンショット。
このときより私の中の何かが変わりました。
そして、今年またあの時と同じ様な大きな動きが始まっています。
一遍聖絵物語 再演。
南方熊楠。
さくらのコンサート。
南無大慈大悲熊野大権現！
そして１１日は中辺路・高原。
始まり。
九州のコンサートも、一遍上人ゆかりの地で驚いています。
ここに到る経緯は、ある方との不思議な出会いでした。
その方とはまだ今までに一回しかお会いした事は無く、
昨年９月新潟でのピアノコンサートでした。
本来なら私のコンサート前日に九州に帰られているところでしたが、
私のコンサートがあると言う事を聞き、
帰りを伸ばして待っていてくれました。
もちろん・私もその方も、全く面識はありませんでしたが、
私が新潟に着いて直行した場所にその方はいました。
一時間ほどお話をさせていただいたでしょうか・
その夜のコンサートも盛況でした。
満月のピアノコンサートでした。
「次は是非九州でも！」
と話してお別れし、その方は九州に帰られました。
しばらくすると、
その方が凄い勢いで私の存在を九州に広めてくれている事が判りました。
それは、私のサイトに届くＣＤ「赤いルン」の九州方面からの注文の量からも感じられました。
年が明けて２月に入り、本格的に動き始めました。
候補地は九州の数少ない一遍上人の縁のある地です。
その方は、最初からその場所しかないと思ったと聞きました。
一遍上人のゆかりの地を調べた時には、
流石に私も鳥肌が立ちました。
新潟から九州へ！
５年間、九州に招いていただいていたその意味がようやく判った気がします。
熊野から発信して、
新潟から拡散するシステム。
これが、
古代から伝わる日本の進化の法則。
吸い込まれそうな青。
夕陽が沈んだ後の静寂です。
不思議な素晴らしい星です。
ここはアフリカの大地でもなんでもなく、
そんな大そうな場所へ行かなくても、
こんな景色が普通に日常に顕れます。
そして、目に観得る様々な光の他にも、
目を閉じても感じれる色々な光があります。
人間の頭はどうなっているのでしょう。
さらに存在する普遍の光。
私たち自身も光。
磨けば光輝き始めます。
（本人には観得ない龍の持つ宝珠のように・）
一体これはなんて言う雲でしょう。
何の形なんでしょうね。
観せられたかぎりは、私にとっても何かの表象なのでしょうが・
何かわかりません。
解りにくい奴です。
今日は旧暦の七草粥です。
個人差はあると思いますが・
一年半位前からの方や、短い方で去年の後半くらいから、
色々ひっくりかえる様な出来事が起こっていた皆様にとっては、
いよいよ待ちに待った２月が始まりました！
もう今や、
全てが、
変わり切った感じを受けられている事でしょう。
これは個人レベルでもあり、
世界レベル・地球レベルの事です。
このタイミングに取り残される事の無い様に。
まずは、この流れに乗りましょう！
先走りしたと思うことは事は決してありません。
走っても走っても、まだまだ遅いくらいで、
これからの３年、
走り、
走り、
とにかく走り続けましょう！
その頃には、この形の謎も解けている事でしょう。
