解散から17年。
それでも忘れられないと仰ってくださる皆様の御献身により、
遂に未発表曲が発表に至ります。
中にはライブで一回の演奏しかない曲も・。
たまたま、ハーサルスタジオでの収録テープが発掘されたりもしました。
私もその曲の存在を忘れていましたが、
そのクオリティーの高さに驚かされました。
当時から、「時代の先を行き過ぎてる。」と言う声が多かったり、
解散した後は、「今なら売れてたのに・」とよく言われもしました。
でも・正直な気持ち、
今も昔もmar-paのサウンドは何時聴いてもmar-paのサウンドで、
独特で・突拍子も無く・破天荒で・喧しくて・優しく、
どの時代にも、合わない感じがする。
逆な言い方をすれば・
時代を問わず、どの時代のうわべの変容部分にも適応せず、
その根底にある普遍性に響く音。
本質に響く音。
今、聴いていてもドキドキしてくる、
命の音。
この頃からこんな音楽をしていたんだ・・。
今も忘れないでいてくれる皆様がいる事、
ある意味、これは波動音楽、
音が運ぶ、音のムコウにあるものを連れてこれる音楽を演っていた。
マルパと呼んだりマーパと呼ばれたり、
その存在は常に非常にややこしく、
それでも今もその音楽を愛してくれる方がいる。
結成からは29年目の、奇跡。