明恵上人修行の地、西白上遺跡上のいわくらよりの夕日。
2日連チャンで再びここに迷い込む。
ここにも熊野古道が通っていました。
海
磯
ひとで
案内看板に「いわくら」の文字が・
引き寄せられる様に山を登り始めると、
空海の石像を祀る小さな祠
さらに上へ、
施無畏寺
どうもここは・明恵(みょうえ)上人と言う方のゆかりの地らしい。
さらに上へ、
桜越しの湯浅湾。
桜満開の山道を登る。
ちょっとした山登りの末辿り着いたいわくらは、一枚葉のしだが生い茂る遥か海を見渡す絶景の高台でした。
後で調べて判った事ですが、
明恵上人とは和歌山生まれで、日本の長い仏教の歴史の中でもかなりピュアな思想の持ち主で、呪術的な能力も備え持ち、日本で唯一の「夢日記」を残している。
そしてある時期ここで修業をし、いつもここより遥か遠く天竺(インド)に想いを馳せていたと言う。
やはりここもインドか・
今回の高原熊野神社では、伎楽の舞い手が踊って「青海波」が演奏されたり、那智勝浦にはチベットの裸上上人渡来の話が今も残り、
やはり紀伊半島/熊野とインド・チベットは太古より繋がっていたんだなと・
つくづく思わせられる旅でした。
そして・黄金の夕日が沈む。