今日朝一で、今年私を二回富士山でのコンサートに導いてくれた方より連絡がありました。
「富士山が今回史跡に認定されて、世界遺産登録実現に向けて大きく前進するみたいです!」
上の写真は、2006年に初めて富士山に奉納演奏をさせていただいた時の、朝のおぼろ富士です。
音を捧げる活動で、富士山に足を運ばせていただいてから4年が経ちます。
「高野・熊野」は既にその2年前に世界遺産に登録され、
私にも熊野の大自然の中での演奏機会が引っ切り無しに届いていたその頃、「mar-pa」時代の熱狂的なファンの方から富士山へのお誘いがありました。
平成より始まった、「自然世界遺産として富士山世界遺産に!」
の活動がごみや何だので暗礁に乗り上げ、「文化世界遺産」として今一度再チャレンジしている最中でした。
私は静岡放送ラジオSBSに何度か出演させていただく事になります。
当時その局のビルには、静岡の「世界遺産実行委員会」の事務所もあり、早朝から生演奏で富士山に捧げる曲を弾かせてもらい、
その時のテイクが、今回のヒーリングシンセ・ニューアルバム、
『五色の虹』
にも収録される
「ROOTS」
です!
人間レベルでの私利私欲で、それは静岡空港開港に合わせても準備されていたみたいですが、自然の流れはそうはうまく操れません。
それから数年が要しました。
そして今日のそれは、
8合目以上の山頂部と、
私が依然連れて行ってもらった山梨側の北口本宮冨士浅間神社、
それを含め6寺社が史跡になる事が決まったという報告でした。
本当に神聖で素晴らしい、「このはなさくやひめ」の場所でした。
富士山が「信仰の山」として、
世界遺産になる可能性がでてきました!
信仰という面を表に出すことで、再び自然景観を重視した世界遺産登録への資産候補選考の見直しは、
かなり熊野のケースに似てきています。
富士五湖と、山梨の旧外川家住宅の史跡指定がネックになっているみたいですが、今回の流れでは、浅はかな人間の私利私欲は通じないでしょう。
もしかしたら2012までに・
どうにか間に合うかも・・・・・・。
今回は何となく・速い実現が想定されます。