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(登場するストーリーは、全てリアルフォトとノンフィクションのみで綴られています)

泰範物語 あとがき。

2011-12-30 21:28:11 | 不思議

松田 栄範 著

「あかね色の雲」 最澄と泰範

読み終えました。

 

最終章では予期せぬ涙が溢れていました。

あえてどんな話かも一切先読みする事なく、行き当たりばったりの読書でした。

 

「私は、いきなり泰範を書こうと思い、ワープロの前に座りました。
 すると、映像が目の前に浮かんで来ましたので、それを文字に換えたに過ぎません。不思議な事でした。その場に自分がいるような錯覚を覚えました。」

松田 栄範 氏が仰っていた様に、

どれだけ文献を調査し頭で考えてまとめたとしても表現には描写しきれない限界があり、

まるで観て来たかの様な事細かな「書き降ろし」の文章には、

本当に泰範からのビジョンを観せられ再現して書かされているものである事が解りました。

私も最近の演奏では殆どが「弾き降ろし」となってしまいましたが、たぶん同じ感覚での事でしょう。

 

私は宗教家でも何でもないので詳しい事は何も判っていませんでしたが、

日本の密教といえば最澄より空海の方が少し上という漠然とした位置づけがありました。

 

でも今回初めて識りました。

最澄が一番最初に日本に密教を伝えた僧であるにもかかわらず、

後続の空海を心より純粋に慕い尊敬し、その時成立していた天台組織全てを捧げてまで高雄山寺で空海より灌頂を受けた事。

本当に純粋で生真面目な心の持ち主であった事。

その大きくなりすぎた組織にその純粋な気持ちを貫けなかった苦悩も。

 

そして泰範は、

究極の自然の在り難さを悟り、

 その大きな日本の仏教界の巨人二本柱に一番必要とされそれなりに幸せな人生であった事。

今は魂レベルで最澄も泰範も空海もひとつになり現象世界で成せなかった事を果たせている事も。

 

そしてここでも顕れる龍神様。

何故か読んでいて今回全てが腑に落ちる感じがしました。

 

私は「前世」には、

信じるも信じないもその魂の転生の仕組みが全く判からないので今までは軽んじていましたが、

この書籍に出会い、

それを読み終えた後・・

「それもあり」という感覚に包まれています。

 

この世に泰範の魂は多くの者を動かしました。

私も含め。

師がこの世に顕れた事にも大きな意味があるのでしょう。

 

これが泰範が観た高野山の夕陽、

そして私の写した高野山の夕陽だったんだと・。

 

最近は止む終えず左手で始めていました。

 

今日は久々に利き手の右手でパソコンが打てています。

 

ありがとうございました。

「あかね色の雲」 最澄と泰範

朝日クリエ

 

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