胎蔵界への参加は昨年に続き2回目です。
今日の根本大塔も真っ赤っかでした!
檀上伽藍で受付を済ませ、
まずは金剛峰寺。
流石高野山です、
金剛峰寺にもまだ桜が咲いていました。
バジェラの幡。
参道には清めの桶が並べられています。
金剛峰寺入口の枝垂れ桜。
こうやくんを観付けました!
ご苦労様です。
生こうやくんは初めてです。
「霊木の家」では「密教の音色展」。
ここにもお大師さんがいらっしゃいます。
妙鉢(シンバル)。
何故か・私の一番好きな楽器です。
錫杖(しゃくじょう)。
修業の道中、虫とか獣の毒牙から音で身を護ると言われています。
五鈷杵などなど・・・。
その他にも、
密教の色んなものが展示されていました。
「中門作業館」では、今日も私の音楽が鳴り響いていました。
高野山金剛峰寺の真ん前で、何年にも渡り毎日音を出させて戴いている事に本当に心より感謝です。
きっとお大師様の耳元にも、毎日届けさせて戴けて居る事でしょう。
高野の宇宙!
数ある高野山のDVDの中でも、「中門作業館」で流して戴いてるのは、唯一高野山のお墨付きの「virtual trip 高野山(ポニーキャニオン)」です。
新緑が芽吹き始めていました。
二年後の記念すべき、平成27年「高野山開創1200年記念大法会」に向けての金堂前の伽藍中門が再建中です。
今日は若いお坊さん達も沢山いました、
いよいよ金堂入場。
ここからは仏の世界です。
まるでチベットの僧院、
暗黒の世界に、「オン・サンマヤ・サトバン」の真言が延々鳴り響き渡ります。
知らず知らずのうちに溜まった埃(ほこり)や垢を(あか)を取り除き、
心の再生をはかり、
本来の清らかさが取り戻されていきます。
曼荼羅の世界に入り、大日如来様(大宇宙)との御縁を結ばせていただき、
クライマックスでは大阿闍梨様により仏様の智慧の法水を頭頂にそそいでいただく。
2時間程かけて再び観る下界の光は、
生まれ変わり、
再生の光です。
左回りの金剛界に対して、金堂の正面よりの右回りとなります。
胎蔵界とは、
インドで発祥し日本に伝わった「真言密教」の世界では、
システマチックに整理されて削ぎ落とされる前の、全てのものが含まれる世界です。
全てが終了しました。
また明日からもガンバレそうです!
山内で一番古い不動堂には強烈な光が降りていました!
大会堂、ここにもです。
帰りの紀ノ川のパノラマ。
GWの高野山も、他の場所とはもれなく凄い人と車で詰まっていました。
今日は、高野山の「胎蔵界結縁灌頂」に参加させて戴き、
大いなる大宇宙からの尊い勝縁に触れさせてもらいました。
帰宅すると・・・
なんと・鮮やかな幻日が!
(幻日とは、太陽と同じ高さの両サイドに離れて出る光の虹の事です。)
何か凄く良いものを戴いた気持ちになりました。
明日からも頑張れそうです!
やっぱり何度来ても、
高野山は神秘的な場所ですね。