前回とは違う店舗での写真をいただきました。
そこで働いているOSMの卒業生からの送リ物。
最近のレコード屋さんを取り巻く環境変化はめまぐるしく、
私のCDアルバムは最近ネット販売とコンサート会場での販売を主にしているのでレコード屋さんにはずっと足が遠のいていたのですが、
たまたま昨日大阪のレコード屋さんに迷い込む事があり、あまりの店頭展示アルバム数の少なさに愕然としました!
と言ってもこれはたぶん・ダウンロード環境だけの問題ではなく、音楽自体の市場に提供されている絶対数が激減しているのではないかを実感してしまいました。
たぶんこのままだと数年後には、レコード屋さんの商売自体が成立しなくなりこの世からなくなってしまう不安が現実に起こってしまうのではないかと・・・。
今回「五色の虹」リリースに際し、
「ずっとこれからもCDアルバムを出してください。」
という声を沢山いただきました。
アルバムを手にした実感が嬉しいという感覚、それは今や古いと言われるかもしれませんが、
若い世代の方達の中からからもそれはいただいた言葉でした。
手間暇かけられ物質化されたものが、何千年の時を経てこの時代に伝えられているのがこの世の現実です。
もしこれまでの多くの文明で、形のない電脳的なものが存在していたとして、私達は現在その存在の片鱗をひとつたりとも発掘出来ていません。
形のあるもの、物質化・現象化されたもののみが後世に伝え継がれています。
そしてそれらも長い長い時を経た後には、遂に形が失なわれる事になりそれと同時に忘れ去られていきます。
この一年で、私の音楽環境に関する事でもう一つのショッキングな出来事がありました。
それは、私のヒーリングシンセの活動では欠かす事の出来ないシンセサイザーの音源の事です。
楽器屋さんの店頭から音源モジュールが姿を消していました。
シンセサイザーを製造しているメーカーの店舗からもそれが消えていました。
それはただ・売れないからという理由でした。確かに売れないものは店頭に置く必要はありません。
CDと同じです。
さらに!!!
ギターやベースに比べ、
シンセサイザーなどの鍵盤楽器を置いている店舗が激減しています!
店頭からシンセサイザーも姿を消そうとしているのでしょうか・・・。
音楽的末期的症状。
これもパソコン等のソフトシンセの影響もあるのでしょうが、多くが「売れないから。」が理由なのでしょう。
ライブの環境でもシンセサイザーを持ち込むグループが少なくなって来ています。
大衆音楽の世界ではどんどんキーボーディストが減って来ています。
そんな中、私の様にマスターキーボードを構えMIDIの音源モジュールを操作するスタイルは希少となって来ている様です。
絶滅危惧種。
化石。
標本。
言ってる間に、ピンで標本箱に貼り付けにされてしまうかもしれません。
でもこのスタイルは、私の音楽活動が続く限りもう変化する事はないでしょう。
しこしことCDアルバムを制作リリースし、
LIVEでは、重たいシンセサイザーを持ち込んでMIDI音源を大量の汗をかきながら鳴らす事でしょう!
「私の意人生とは、
大体こんなところ・・・」
それを、感じれる境地に、
その時期にようやく到達したみたいです。
ヒーリングシンセ3rd.NEWアルバムリリース記念コンサートツアー、是非ともこの音を全国に!日本中の皆様からのお誘いをお待ちしております!
第一弾!4・23「大阪堺/ティージュ」 第二弾!5・3「大阪岸和田/ラベンダー」 第三弾!6・25「大阪和泉/そよ風」