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(開設2015年1月1日)

イタレリ1/35 ドイツ38(t)戦車製作記 その4

2019年03月31日 19時51分05秒 | イタレリ1/35ドイツ38(t)戦車製作記
3月も今日で終わり。明日には新元号が発表されることになっていて、いよいよ平成も残り1ヶ月になってしまいましたが、今日は、桜の写真を撮りに行って来ました。近日公開しますので、お楽しみに!

38(t)戦車の製作は、平成の内に完成させようと思い、時間を見ながら製作を進めています。

前回、フェンダ―を取り付けた後に気付いたのですが、押し出しピン跡がこんな所にも…、で、修正したのですが、実はこれ、押し出しピン跡ではなかったのです。(^^;) パーツ取付け位置のケガキ線だと言う事があとで判明しました。でも、結果オーライと言った感じで、もし、消していないままだとこのモールドが残ってしまう事になります。

本体の方が一応形になったので、砲塔の組立てに入りました。まず砲身をセットしましたが、砲塔内部にあるストッパーに当たるピン(赤丸部分)がストッパーの役目をしてくれません。

仮組みした時に分かっていたので、わざとパーティングラインを残して、ストッパーのピンとの接触圧を稼ごうとしたのですが、それでも砲身の上下可動がガタガタで、自重で下がってしまいます。

どうしたものかと考えて、ポリキャップを差し込んだのですが、逆にテンションが掛かり過ぎてしまうので、ポリキャップをキャンセルして、ピンに瞬間接着剤を塗布しました。これでピンを太くして圧を上げる事にしたのですが、取り付け時になんとピンが根本から折れてしまいました。😓 それで、ピンその物を瞬間接着剤で固定して、何とか事なきを得ました。😌

砲塔が完成し、本体にセットしてみました。アンテナは差し込んだだけで接着していませんが、何だかエラク太く感じますね。(こんなに太いんかい?)マフラーはクラフトボンドで仮固定しています。

塗装に備えてマスキングしました。完成すると見えなくなるので、必要ないと言えば必要ないのですが、折角内部を白く塗装したので、ここは残しておく事にしました。無駄かもしれない作業です(笑) 製作開始時に、このキットにはフィギュアが1体付属していると書きましたが、なぜか不要パーツ扱いになっています。フィギュア自体が戦車兵ではなく、将校となっている関係だと思いますが、と言う事で、フィギュアの製作はスルーする事にして、砲塔ハッチも閉止状態で仕上げます。最初の画像で消してしまったケガキ線部分にパーツを取り付けているのがお分かり頂けると思います。

クレオスのオキサイドレッドサフ(缶スプレー)を吹きました。タミヤに比べるとやや艶があり、赤味も強いように感じます。ここでもアンテナの太さが目立ちますね。サフを吹いた事で、今まで白部分が汚く感じていたのが解消され、綺麗に見えるようになりました。

サフ吹きが終わり、本体の塗装開始です。以前、ドラゴン1/35Ⅲ突B&C/Dを作った時に、当分ジャーマングレーで塗装するキットの製作予定はないと書きましたが、その時点では今回の38(t)戦車の製作は予定していませんでした。

まずクレオスの新色、Mr.カラー513番ジャーマングレー/ドゥンケルグラウを全体に吹きました。以前は、ガイアのジャーマングレーを愛用していましたが、それに比べるとかなり明度が高いですね。

次に、本当ならMr.カラー514番ジャーマングレー/グラウを吹きたかったのですが、タミヤのジャーマングレー(缶スプレーから取り出したもの)が残っていたので、そちらを吹きました。前回で使い切りたかったのですが、今回もまた残ってしまいました。使い切るのはいつになるんでしょうか? 使い切るまで514番の出番が来ません。

最後に、Mr.カラー515番ジャーマングレー/グラウ(退色時)を吹いて、全体塗装は一応完了です。

続いて、ホイールのゴム部分の塗装を行なう事にして、マスキングテープを切り出して貼り付けました。マスキングテープなしで、フリーハンドでも行けるかなと思いましたが、ひと手間かける事にしました。

いつものMr.カラー137番タイヤブラックを筆塗りしてからマスキングを剥がした状態です。一部はみ出した箇所もありますが、ウェザリングで修正しようと思っています。

デカール貼りを行ないました。3種類のマーキングが用意されていますが、最初から箱にあるマーキングで行こうと決めていました。23年前のデカールなので、ちょっと心配でしたが、無事貼り終わりました。この状態で1週間放置になる筈でしたが、気になる点があり、そちらの追加工作を行ないました。それが下の写真です。

砲身先端部のリングです。あるのかないのかさえはっきりしないのですが、B型の写真を見るとあるようにも見えたので、2㎜φの真鍮パイプをカットして先端に挿し込みました。どんなもんでしょうか? ちょっと厚味不足かもしれませんが、塗装すればそれらしく見えると思います。(見えて欲しい!) 箱の中身だけで作ると言うのがモットーですが、砲身破損と言う思いがけないアクシデントで、砲身の自作を余儀なくされましたので、このリングもその内の一つと考えています。

この状態で、1週間放置となりそうです。明日から仕事が過密になり、帰宅後の製作時間が取れなくなりそうです。早く帰宅出来て、時間があればウェザリングや小物の塗装などを進めようと思っていますが、集中して製作出来るのは次の休みになりそうです。それでは…。

完成目指して、その5に続く。

DR6290 1/35 WW.II ドイツ軍 38(t)戦車 G型 w/インテリア
プラッツ
プラッツ


10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (日の丸航空隊)
2019-03-31 21:46:00
こんばんは。
塗装も出来ましたね。
砲身押さえのピンが折れたのは想定外でした。(T_T)
以前に作った、75式自走155mm砲の砲身もこんなような止め方でした。
(モノクローム社製)
キツキツで「折れてしまうのでは?」と心配になるくらいでした。

砲身先端のリングは綺麗に収まりましたね。
まるで誂えたかのようです。
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Unknown (0-sen)
2019-04-01 00:28:20
日の丸航空隊殿、コメント有難うございます。仕事が忙しくなる前に更新出来て良かったです。
砲口部分のリングについてはかなり迷いました。あるかないかさえ分からなかったのですが、どうも気になり、結局取り付ける事にしました。貴殿にお褒め頂き恐縮です。
塗装も終わり、デカール貼りまで進みましたが、仕事の関係で、製作時間がなくなりそうです。4月中には完成出来ると思いますが、これが平成最後の完成キットになります。こう考えると、昭和最後の完成キットって何だったか気になりますね。ちょっと調べて見ましょうか…。
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Unknown (クラキン)
2019-04-01 04:22:34
製作順調に進んでいますね。
自作の砲身も全く違和感なく、ジャーマングレーのグラデ塗装も良い感じです。
デカールもリベットに綺麗になじんで問題なしで、この後ウェザリングで更に落ち着いた感じになることが想像できます。
平成最後の完成に相応しい出来栄えになりそうですね。
さて、新元号は何になりますやら・・・。
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Unknown (0-sen)
2019-04-01 21:26:53
クラキン殿、コメント有難うございます。
今日から新年度が始まり、同時に仕事もちょっと忙しくなります。その為、模型作りの時間も減少しますが、休みが全くない訳ではないので、何とか平成の内に完成させたいと思っています。一応、デカール貼りまで完了しました。古いデカールでしたが、無事に貼れて良かったです。(一枚破れましたが、何とかうまく貼り合わせる事が出来ました。)
新年号が「令和」となりましたね。令和元年が始まるまでに、次のキットに着手したいと思っています。
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Unknown (あきみず)
2019-04-01 22:07:17
デカール綺麗に貼られています 余白部は
カットされていますか。古いデカールは
割れたり馴染まず浮いてきます
塗料の蓋にマジックで番号を書かれてます
私も同じようにしています。国名を入れないとどこのか分からないんです。
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Unknown (0-sen)
2019-04-01 22:24:51
あきみず殿、コメント有難うございます。
クラキン殿のリコメにも書きましたが、新年度が始まり、今日から仕事が忙しくなりました。模型作りにも少し影響が出そうですが、今月中には完成させて、次のキットに移りたいと思っています。
デカールの余白ですが、最近あまりカットしなくなりました。デカールの品質にもよりますが、今回も余白はカットしていません。最終的に艶消しクリアでコートしますので、目立たなくなるからです。(あまり気にしないというのもありますが…w)
塗料は一応箱に入れて、番号順に保管していますが、上からだと番号を書いておかないと、いちいち探す事になるし、時間の無駄になりますので、番号記入は欠かせませんね。
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Unknown (hajime)
2019-04-02 11:01:51
イタレリは可動部分の設計が甘いというかぞんざいな事が多いですよね。
こちらも今作っているSd.Kfz.231はドライブシャフトとデファレンシャルケースの接着部分がきちんとされてなく一部の車輪が接地しなくなってしまいました(汗)。
ともあれ0-sen様の38(t)は車体塗装まで進められて何よりです。数種のジャーマングレーの重ね塗りが色の奥行きを深めさせ良い感じだと思います。
この車両はダークイエローベースの迷彩塗装もありますが、個人的にはジャーマングレー単色が好みです。
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Unknown (ヒロシ)
2019-04-02 14:00:35
無事塗装が終わりましたね。
ジャーマングレーもいい感じです。
このあとウェザリングでどう変わるか楽しみです。
それにしても砲身の破損といい留めピンの破損といい大変でしたね。
デカールは使えて良かったです。
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Unknown (0-sen)
2019-04-02 19:38:46
hajime殿、コメント有難うございます。やはりブロ友諸氏からコメント頂くと嬉しいですね。
途中で砲身が折れてしまった時は、作るのやめようとかと思った程ですが、何とか気持ちを持ち直し、基本塗装&デカール貼りまで終わりました。元々、Mr.カラー40番のジャーマングレーの色合いが嫌いで、タミヤのジャーマングレーばかり使っていましたが、ガイアからジャーマングレーが出たので、そちらに一時浮気していました。ただ、このガイアのジャーマングレーも私のイメージには合わず、飛行機キットのシャドウ吹き用に使う事の方が多くなりました。これら3種の塗料の在庫が殆どなくなったこともあり、今回Mr.カラーの新番を使用してみました。(ただし、2回目はタミヤのジャーマングレーです)まずまず自分のイメージに近付いたかなと思っています。38(t)戦車と言えばジャーマングレーと言うイメージが出来上がっているので、なんの迷いもなくジャーマングレーにしました。形が出来上がると、何だか戦車と言うより装甲車みたいに思えてしましますね。
イタレリのキットは、最新キットは所有していないし、製作経験もありませんが、この時代のキットはやはりアナログ的で、作り辛さもあるし、詰めの甘い部分も垣間見られますね。現在、タミレリ版として発売されているキットは、このキットとは異なる内容だと思います。
4月はちょっと忙しい(5月は更に忙しい!)ので、いつ完成とは言えませんが、平成の間に完成させたいですね。
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Unknown (0-sen)
2019-04-02 19:49:07
ヒロシ殿、少々ご無沙汰しており、すみません。
38(t)戦車は、紆余曲折を経て塗装まで進みました。(笑) この後、ウェザリングに入りますが、平日帰宅後の製作が難しい状況です。ウェザリングは、自分なりのいつもの方法で、特別な事はしませんが、今月中には何とか完成させられたらと思っています。
留めピンの破損はピンを太くし過ぎたのが原因ですが、補強するのが難しく、イモ付け状態のまま瞬着で固定しています。
デカールは、ややフィルムが厚く感じましたが、軟化剤使用で馴染んでくれて良かったです。ちょっとオーバースケールに思いますが…。
早く次の製作キットを公開したいのですが、ここはまず38(t)戦車の完成を目指します。コメント有難うございました。
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